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エピソード0 第5話

シオンが身構えてから数秒後にキマイラは亀裂をこじ開けてシオンがいる未踏地帯に突入してきたのであった。

これにシオンは、


「…本当にしつこいね…!何がなんでも私を食べる気でいるみたいだな…!」


と、言ってショートソードを構えていったのである。

そんなシオンにキマイラはすぐに飛び掛かってきたのであった。

そうして襲ってきたキマイラを構えたショートソードでなんとか受け止めたシオンは、


「…くぅぅ…。どうしたらいいんだ…。武器らしい武器は…この空間には見えないし…」


と、言ってどうやったら目の前のキマイラをなんとか出来るのかを必死に考えていったのである。

そんなシオンのショートソードをキマイラは弾き飛ばすとシオン本人も、まずは軽く宙に浮かせると、続けて尻尾の一撃を直撃させてまたもシオンを吹き飛ばしたのであった。

こうしてまたしても吹き飛ばされたシオンは先程見つけた

磔にされているヒトのところまで吹き飛ばされたのである。

そこでシオンは磔にされているヒトと唇同士でのキスをする事になってしまったのであった。

これにシオンは、


(…え?なんか…マジ?私のファーストキスが…なんかよくわからんヒトとになっちゃったんだけど……?)


と、言って生きるか死ぬかの瀬戸際にあってわりと呑気な事を思ったのである。

しかしその瞬間、磔にされていたヒトから、


「封印解除コード承認。これより封印を解除します」


という音声が発せられたのであった。

これにシオンは、


「…は?…封印?…解除?…待って、封印の解除って…まさかさっきのキス!?あれが封印の解除って…このヒト何かの方法で封印されてたの!?」


と、言って混乱状態になりながら目の前のヒトを見つめたのである。

そうして音声が発せられて数秒後、封印されていたヒトが動き出したのであった。

動き出したヒトは周囲を軽く見回してシオンを見つけると、


「あなた。あなたが封印を解除したのか?」


と、言ってシオンに尋ねてきたのである。

この問い掛けにシオンは、


「…まあそうなんでしょうけど…でもこれは不可抗力であって、何がなんでもあなたの封印を解除しようとしたわけでは…」


と、言って説明していったのである。

するとその途中で封印されていたヒトがシオンの唇を奪ってきたのであった。

これにシオンは、


(…え?キス!?何で!?…しかもファーストキスに続いて二回目もこのヒト?)


と、考えて混乱したのである。

一方シオンにキスをした封印されていたヒトは、


「…DNA配列の確認完了。あなたが俺の封印を解除した人物で間違いないと確認出来た。よろしく頼むぞ、マイハニー」


と、言ってシオンに話したのであった。

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