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5魔石とカネ

「でさぁ、俺はこの世界の事を、なんもしらねぇわけだ」


 ところ変わって森である、スラムの屈強な男達が、かなり人数で狩りに行ったから、狩りは任せて、俺の勉強会なのだ。


「流石にこの森は知ってるって」


 大体ここで狩りしてたじゃねぇか。


「えぇ、この北の森の中心に、昔攻略されたダンジョンがあるんすよ」


 ダンジョンか流石だな


「ダンジョンか〜ロマンだな」


「勿論、オーサカの中心にあるのほど、でかい奴じゃなくてちっちゃい奴っすけどね」


「ほぉ、いっぱいあるのか、ダンジョン」


「でかいのは三つあるっすよ、オーサカと、東のトーキョーと、一番危険な邪龍の森のダンジョンっすね」


 邪龍て……


「何その怖い森、絶対行かない……こともないかもな」


「ははっ、なんすかそれ?」 


「おまじないだよ、気にすんな」


「はぁ、で、そのダンジョンがオーサカとトーキョーの間にあるんすよ、ちなみに森に邪龍はいないっすよ」

「……モリ、フツウ」


「だんじょん、リルルもはじめて、今からいくの?」


「あぁ、アニキがカネ嫌いなのは知ってる、だけどさ便利なんだぜ、魔石」


「はぁ? カネは嫌いだが、なんで魔石? っか魔石って何よ?」


「その為に、ダンジョンって訳っすよ、魔石は資源をためとける石です、ダンジョンの魔物の核っすよ」


「凄いな魔石!」


「あぁ、でもアニキは嫌いだろ?」「うん? ちょっとまった! この世界のカネって魔石なのか?」


「あぁ、なるほど! アニキの居た世界は違うんだな」


「俺の居た世界に魔石なんかねぇよ! たぶんな」


「じゃあ、アニキの世界のカネってどんなだったんだ?」


「……紙だな、後コインだ」


「コインは、何となく分かるけど、紙?」


「あ、ああ、ちょっとまってくれ、混乱してるんだ、考えさせてくれ」



 あれ? どうしよう、この世界では、カネが魔石なのか。


「べ、便利なんだよな? 魔石」


「あ、ああ、凄いっすよ、簡単に使えるし、水を使いたかったら水ん中に入れるだけだし、一つの属性だけっすけど、色によっては容量が様々っすね」


 なるほどな、あの世界ではカネが、かみっきれだったが、この世界では、必要な資源か……なんだろうな、もやっとする。


 いや、この世界のカネの方が、在り方として正しいのは分かるよ、物々交換だな、俺の理想的には無償でありたいのだけど、なら何が問題なのか、そう敵だ、敵がちょっといい奴だった、感じのせいで、もやもやしてるんだな。


「なんでアニキの世界では紙で物が買えたんだ?」


「しるか! きっと偉いさんが決めたんだろうよ」


「訳わかんねぇな」


 あぁ、本当にな。


 だが困ったな、下手をすれば俺達の冒険はここで終わってしまいかねない、敵がいなければはじまらない、どっかで聞いたがそんな感じかな?

 むぅー、いやいや、違う違うよ、俺はカネの概念を無くしたい、そんな家族をつくり、広げて行きたいんだ、よし、問題は無い!


 でも、なんだかな〜、敵の象徴はこう、もっとこう、なんだな。

――悪い奴が、カネで俺達を従わせようと思ってる奴に「こんな紙屑なんかで俺達を操れるとおもうなよ!」

 そして、カネを燃やす俺達、悪者「ぐぬぅ」。


 そう、これ、こんな感じだ、これが欲しいんだが、ふむ、魔石か……ちょっとやってみるか……


――「こんな魔石なんかで俺達を操れるとおもうなよ!」

そして、魔石を燃やす俺達、悪者「わぁ、火の属性になった」。


 駄目だ!


「なぁ、魔石って燃えるかな?」


「えっ? どうっすかね燃えねぇと思いますが」


 だよね、考え方だ魔石をどうしたいんだ俺は、

資源が、燃える資源で行くか、よしなんでもいい魔石をパンにチェンジだ。

 パン=カネ、よし訳が分からんがやって見よう。

――「こんなパン屑なんかで俺達を操れるとおもうなよ!」

そして、パンを燃やす俺達、悪者「あっ、いい匂い」。


 美味そうじゃねぇかよ、それにパン屑ってどうなんだよ。


「頭痛くなってきた」


「大丈夫っすかアニキ」

「……ヤスム」


「うん、ゆーま、ちょっと休もう」




《装備:》

《持ち物:》

《ゆーま大丈夫?:リルル》 

《アニキラブ:アドン》

《……:ドゴン》


少し悩んでます、変更するかもです。

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