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24.昇格

 ししゃも達一行は都に点在するポータルで第三冒険者ギルドに向かった。


 第三冒険者ギルドに辿り着くと受付嬢がバツの悪い顔をしている。


「大変申し訳ありません。シーサーペントの討伐を確認しました。こちらが報酬の三十万ピクスです」受付嬢が報酬をししゃもに渡した。


「報酬を貰えれば文句は無いさ」ししゃもがピクスを数えている。


「それから今回の件で理事長が皆さんを呼んでいます」受付嬢が話した。


「お爺ちゃんの件か」ししゃもが尋ねた。


「内容は分かりかねますが、部屋までご案内致します」受付嬢が部屋まで案内をしてくれた。


 装飾が施された扉を開けると中に初老の男が立って居た。


「君たちがバトル・オブ・ザ・フロッグスかね」理事長が尋ねた。


「そうです」ししゃもが答えた。


「古い友人から話を聞かせて貰ったよ。異形種いけいしゅのシーサーペントを倒したとか」理事長が話した。


「海での戦闘には慣れませんでしたが、まぁ、倒しましたね」毒蛇さんが話した。


「今回の討伐は長引くと思っていたんだ」「漁師が漁に出れないと損害額がとても大きくなるから助かったよ」理事長が話した。


「君たちの功績を称えて全員をクォーツに昇格する」理事長がプレートを取り出した。


「隊長、やりましたね」燕ちゃんが話した。


「あぁ、思ったより早く願いが叶ったな」ししゃもが話した。


「極めて稀なケースだ。だが、君たち程の実力があればクォーツも余裕だろう」理事長がプレートをみんなに配った。


「話は以上だ。本当にありがとう」理事長がお礼を述べた。


 ししゃも達一行は第三冒険者ギルドから宿屋に戻った。


「今回の報酬を分配する。一人、一万七千五百ピクスだ」ししゃもはピクスをみんなに分配した。


「しかし、やりましたね。一気にクォーツですよ」燕ちゃんが話した。


「これで少しはまともな依頼が受けられるな」岳ちゃんが話した。


「さて、みんな。一旦解散だ。依頼を受けるのも良いし、観光するのも良いだろう」ししゃもが話した。


「宿屋には私たちが待機します」小麦ちゃんが話した。


「そうか、小麦ちゃんと麦茶さん。頼んだよ」ししゃもが話した。


「隊長、バトルカードのお店に行きませんか」燕ちゃんが話した。


「お、それは良いな。早速、出かけよう」ししゃもが話した。


 二人はポータルを使って都の中央に向かった。


「あれはお城か、随分と立派な城だな」ししゃもが話した。


「たしか、ギルタス・グラムという領主が治めているんですよね」燕ちゃんが話した。


「あぁ、その通りだ。彼が水の都オーハンを治めている」ししゃもが話した。


「何だかお金持ちって感じですね」燕ちゃんが話した。


「この都の規模だから相当、金を持っているだろうな」ししゃもが話した。


「お、あれがバトルカード専門店か。厳重な警備だ」ししゃもはお店を指差した。


 入口には大勢の警備員が立っている。二人は店の中に入った。


「商品をお探しですか」店員が話した。


「今日はカードを見に来たんだ」ししゃもが話した。


「では、何かあったら気軽に声を掛けて下さい」店員が話した。


「【必中】が三万ピクスか、結構な値段だ」ししゃもが話した。


「【絶対王者】何でしょうかこれ、二百万ピクスですけど」燕ちゃんが話した。


「そのカードは三分間、ステータスを三倍に上げます。レア中のレアですね」店員が説明をした。


「良いカードだが、手が出る値段じゃ無いな」ししゃもが話した。


「最高ランクのカードですからね」店員が話した。


「こっちの【乞食の咆哮】はどんなカードなんですか」燕ちゃんが尋ねた。


「そのカードは三分間、相手のステータスを半分にしますよ」店員が答えた。


「興味深いが、それも二百万ピクスだな」ししゃもが話した。


「最高ランクですからね。当然この値段ですよ」店員が話した。


「お手軽なカードは無いのか」ししゃもが尋ねた。


「スタミナ回復とスタミナ奪取なんかはどうですか」店員が答えた。


「①から⑩あるカードだな」ししゃもが話した。


「①から③は比較的安いのでおすすめですよ」店員が話した。


「成程、考えてみるよ」ししゃもが話した。


「【浪漫飛行】このカードは一体何ですか」燕ちゃんが尋ねた。


「それは一度訪れた事のある場所に一瞬で到着出来るカードです」店員が答えた。


「移動家の魔法は存在しない筈だが」ししゃもが尋ねた。


「移動系であれば基本はポータル移動ですが、このカードは特別なんですよ」店員が答えた。


「値段は二十万ピクスか」ししゃもが呟いた。


「敵から逃げる効果もあるので万が一の為に持っておくと安心ですよ」店員が話した。


「俺のお小遣いでは買えないよ」ししゃもが笑った。


「①から③の値段を教えて貰えないか」ししゃもが尋ねた。


「①が五千ピクス、②が一万ピクス、③が三万ピクスです」店員が答えた。


「成程、それなら買えるな」ししゃもが話した。


「店員さん、このカードは何ですか」燕ちゃんが尋ねた。


「力の種、力の香ですね。三分間、力のステータスが上がります」「力、魔、体、精、速、運の六つの種類がありますよ」店員が答えた。


「力の種が八千ピクスで、力の香が五十万ピクスなんですね」燕ちゃんが話した。


「力の香は大幅にステータスを上げますからね。結構レアですよ」店員が話した。


「スタミナ回復②を三枚と鑑定のカードを十枚貰おう」ししゃもが話した。


「スタミナ回復②は一枚一万ピクス、鑑定のカードは一枚三千ピクスなので合計で六万ピクスになります」店員が話した。


「色々と参考になったよ。ありがとう」ししゃもはピクスを店員に渡した。


 二人はお店から外に出ると近くにあるレストランに移動した。


「はぁ、使い過ぎた。お小遣いが残り僅かだ」ししゃもが呟いた。

◆登場人物


◆ししゃも 物語の主人公。【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のリーダー。


つばめ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


毒蛇どくへび【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


◆うすしお【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


たけ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


緑川みどりかわ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ああああ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とんかつ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


麦茶むぎちゃ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


小麦こむぎ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とろろ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


森羅万象しんらばんしょう【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


七味しちみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆こてぺそ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


阿修羅あしゅら【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ふみふみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆りこっち【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。

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