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20.ほろ酔い

 ししゃも達一行はソランの町の南東に来ていた。


「俺たちは行くよ」ししゃもが五月雨のメンバーと握手を交わした。


「旦那、お世話になりました」オウドが話した。


「オウド、また一緒に飲もう」ししゃもが話した。


「旦那、これを。町長代理のビンドさんから預かっている物です」マイガがピクスを手渡した。


「おぉ、ありがとう。助かるよ」ししゃもは一万ピクスを受け取った。


「水の都オーハンはどのくらいの距離なんだ」ししゃもが尋ねた。


「ここから歩いて三日程度で辿り着きます」キネスが答えた。


「成程、三日か」ししゃもが頷いた。


「美しい都ですよ。まぁ、行けば分かります」マイガが話した。


「楽しみだ。じゃ、またな」ししゃも達一行が水の都オーハンに向けて歩き出した。


「ソランの町、結構良い所でしたね」燕ちゃんが話した。


「あぁ、色々あったけど楽しい町だったな」ししゃもが話した。


「水の都、何が待ち受けているんだろうな」岳ちゃんが話した。


「俺たちなら大丈夫さ、何が起きても」ししゃもが話した。


「何だか、わくわくしますね」こてぺそちゃんが話した。


「俺は温泉と闘技場が楽しみだ」阿修羅さんが話した。


「温泉、良いですね」りこっちが話した。


「温泉にのんびりと入りたいです」緑川さんが話した。


「俺はバトルカードの専門店が気になる」岳ちゃんが話した。


「それな」ししゃもが話した。


「どんなカードがあるのか、見ているだけでも楽しいでしょうね」森羅万象さんが話した。


「バトルカードは中々、良いのが当たらないからな」ああああさんが話した。


「結構、シビアですよね」うすしお君が話した。


「まぁ、商売だからな」とろろ君が話した。


「こてぺそちゃん、鬼人薬の解析はどうなっている」ししゃもが尋ねた。


「ある程度、解析は終わってますね」「強心薬と作りが似ています。ただ、材料に人間の心臓が入っているので簡単には複製が出来ません」「何を持って作用しているのかは呪術師の毒蛇さんの知識が必要だと思います」こてぺそちゃんが答えた。


「人間の心臓、怨念と関りが有りそうですね」「怨念で作用するなら薬には個体差もあるでしょう」毒蛇さんが話した。


「では、二人で協力して鬼人薬の解析と複製を頼む」ししゃもが話した。


「はい」二人が返事をした。


「怨念か、岳ちゃんはどう思う」ししゃもが尋ねた。


「ネクロマンサーのスキルに死人を強くする怨念増幅ってのがある。それに近いかな」岳ちゃんが答えた。


「成程」ししゃもが頷いた。


 ししゃも達一行は夕方になると早めに野営の準備を始めた。小麦ちゃんと麦茶さんが狩りに出かけた。


 ししゃもは焚火に当たりながら空を眺めていた。


「焚火があったかいな」ししゃもは手をかざしながら呟いた。


「ふふん、ふふ」緑川さんがハミングをしながら玉ねぎを切っている。


「ご機嫌だね、緑川さん」ししゃもが話した。


「久しぶりに料理をするんで浮かれているんです」緑川さんが話した。


「料理が好きなんだね」ししゃもが話した。


「いつか自分のお店を持ちたいんですよ」緑川さんが話した。


「酒場にしよう。みんなが集まるよ」ししゃもが提案をした。


「酒場ですか、それは良い考えですね」燕ちゃんが話した。


「俺、バイトで働きますよ」うすしお君が話した。


「皆さん、ありがとうございます。お金を貯めなきゃ」緑川さんが話した。


「隊長、少し話があります」毒蛇さんが話した。


「ん、何の用だ」ししゃもが尋ねた。


「水の都オーハンでは長期滞在を考えてくれませんか」毒蛇さんが答えた。


「何か理由でもあるのか」ししゃもが尋ねた。


「我々の冒険者ランクを上げたいのです。今後の為にも」「フローライトの依頼では大金を稼げないですから」黒蛇さんが答えた。


「よし、安い宿屋を探さないとな」ししゃもが話した。


「隊長、温泉が付いている宿屋が良いです」ふみふみさんが話した。


「なら、安くて温泉が付いている宿屋にしよう」ししゃもが話した。


「またみんなで雑魚寝したいですね」七味さんが話した。


「そうだな、また大部屋を借りよう」ししゃもが話した。


 小麦ちゃんと麦茶さんが狩りから戻って来た。


「今日はディアを狩りました。もっと別の動物を狙っていたんですが」小麦ちゃんが話した。


「ディアで良いよ。肉が柔らかくて美味いし」阿修羅さんが話した。


「今日の献立は何になるんだ」岳ちゃんが緑川さんに尋ねた。


「今日はシチューを作ります。材料も町で仕入れましたから」緑川さんが答えた。


「楽しみだ」岳ちゃんが笑顔で返した。


「隊長、水の都オーハンにプレイヤーは居るでしょうか」とんかつ君が尋ねた。


「多分、居るだろうな。人口が多いから紛れるのに適している」ししゃもが答えた。


「要注意ですね」毒蛇さんが話した。


「あぁ、二人一組を忘れずにだな。隠れている様な連中は狡猾だぞ」ししゃもが話した。


 それから一時間くらい時間が経過した。緑川さんがシチューをみんなに配っている。


「これは美味いな」ししゃもはシチューを食べながらバックパックからお酒を取り出した。


「俺も飲もうかな」岳ちゃんもお酒を取り出した。


「二人とも晩酌ですか。よし、俺も飲もう」阿修羅さんが飲み始めた。


「皆さん、町でお酒を買っていたんですか」「俺も買っておけば良かった」うすしお君が話した。


「飲むか」ししゃもが酒のビンを手渡した。


「隊長、ありがとうございます。味わって飲みます」うすしお君が酒をグラスに注いだ。


 ししゃもはほろ酔いになりながら夜空の星を眺めていた。

◆登場人物


◆ししゃも 物語の主人公。【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のリーダー。


つばめ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


毒蛇どくへび【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


◆うすしお【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


たけ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


緑川みどりかわ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ああああ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とんかつ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆麦茶【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


小麦こむぎ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とろろ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


森羅万象しんらばんしょう【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


七味しちみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆こてぺそ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


阿修羅あしゅら【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ふみふみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆りこっち【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆マイガ【五月雨】のリーダー。


◆オウド【五月雨】のメンバー。


◆キネス【五月雨】のメンバー。


◆オーダイ【五月雨】のメンバー。


◆クリネ【五月雨】のメンバー。

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