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第一話

あれ…


ここは、どこ?


わたくし…“私”は、だれ?



わたくしは、アイティア…“私”は…名前を思い出せない。



確かに存在して、生きていた筈なのに。


“地球”という星の“日本”という国で、普通の学生として生活していた筈なのに。



そのときから、“私”はこの世界のことを今の“わたくし”よりも鮮明に覚えていた筈なのに。




肝心な事を何一つ思い出せない。




ただ、こことは全く違う世界に生きた知識や朧げだけど量だけは多い記憶、昔から頭に刻み込まれたその世界の住人としての価値観や常識、そして一人分の人生の経験が一気に頭の中に入ってきた。



いや、元々あったというべきか、現世のわたくしは言うならば頭の回線?なるものが繋がっていなかったというべきか。


とにかくぼんやりしていて“無気力皇女”と言われるほどだったのが、急に中身が入ってきた。









…取り敢えず、状況を整理するべきかな。


わたくしはアイティア=ローゼ=アース=ラヴィーリンド。


ラヴィーリンド帝国の第一皇女である。


さらに、前世で云う“転生者”だ。



そして今、前世を思い出したことで二つの自我が混ざり合おうとしているわけだ。






同時にもう一つ分かった事がある。



この世界は、前世で見た何処ぞの乙女ゲームだと。













「え、うそぉ…」


思わず、“私”の声が漏れてしまった。

アイティアはこれから色々頑張ります。

ぜひ応援してやってくれると嬉しい限りです。

よろしくお願いします!

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