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転生できたんですが、ちょっと(特に身体が)思ってたんと違った  作者: 永遠の二番手とは私のことだっ!
第一章 幼年期
3/6

第三話 魔法が使えるようになった。

今回も説明回です

面白かったら感想を投稿してくれると嬉しいです

 さっきのことの説明をする前に今の俺の置かれた状況を整理しよう。さっき今世の母が言った「エイリス」。そして家名が「オルカタ」。エイリス・オルカタ。これが今の俺の名前だ。

 あの家電のなんたらオーヤマではないぞ。さっき話にも出た今世の母。彼女は、とても美人だ。やったね、これで俺も美人決定ルート。いろんなところの話でつなげたんだけど、彼女の名前は「アリス・エイ=オルカタ」。

 そして、驚いたんだけどここの家って貴族らしいね。まあ、メイドさんとかいたから、確かにって感じだけどね。

 このオルカタ家っていうのはこの国の上流貴族らしい。

 だから、あんまり父の姿が見えないのか。


—————————————————————


 転生してから3年経った。

 俺は普通に歩き回れるようになった。そして、最近ハマっているのがこれだ。

 自分の頭の中にイメージを浮かべる。


「強欲なる水の精よ、その姿を表し万物に力を与えよ。」


 別に厨二病ってわけじゃないんだからな。そう、これは魔法の詠唱だ。


水鉄砲(ウォーターガン)


 俺がそういうと同時に生成された水が高速で射出され、遠くにある木を打ち倒す。

 そう、俺は三年間で魔法を使えるようになった。


「さすがお嬢様です。準中級魔法を使えるだなんて。天才ってレベルじゃありませんよ!」


 ふふんっ!さすがナンシーだ。あっ、ナンシーっていうのはこのメイドの名前。俺の褒め方をわかっている。


「いや、ナンシー。あなたがいつも見てくれたおかげよ。」


 別に隠す必要もないのだが、俺は転生者ってことはだまっている。だって、転生者がどんな扱いなのかわからないんだもん!


「ありがとうございます、お嬢様。ですが、やっぱりお嬢様の努力のおかげだと思いますよ。」


「ありがとうナンシー。」


やっぱり、ナンシーは俺の褒め方がうまい。


「あなたたち、昼食ですよ。」

「「はーい」」


—————————————————————


 なんで、俺が魔法を使えるのかというと、あの『天の声』のおかげだ。

 あの『天の声』の正体が判明した翌日気になっていたことを言ってみた。

 なあ、魔法と魔術があるって話だったんだけど、その違いって何か?

《答、魔法は3次元世界にある魔力を介し、対象にエネルギーを与えます。

 魔術は、魔力を介さないで対象に直接エネルギーを与えます。》

 ってことは、魔術は直接って認識で構わないか?

《肯、しかし現在の世界で魔術を支えるものなど勇者と魔王以外いません。

 なぜなら、魔術は原始時代に生まれ、伝承されずに絶えた古代の技術だからです。

 逆に、勇者と魔王が使えるのは、彼らの『勇者システム』、『魔王システム』の特典として組み込まれているからです。》

 ほぉ。てことは、魔術を使いたかったら勇者が魔王になるしかないんだな。

《肯、そのような認識で間違えはありません。》

 そしたら、魔法を使うにはどうしたらいいんだ?

《魔法は、詠唱かアイテムの使用で使えます。

 違いとしては、詠唱は自分の魔力を消費。

 アイテムは、そのアイテムにある魔力を消費して、魔法を発生。

 また、詠唱は使い続けると省略できます。》

 おっ、無詠唱ができるのか。そしたら、早速俺に詠唱を教えてくれよ。

《否、そのサービスは利用できません》

 あっ、そうなのか?さしたらどうやって詠唱を覚えよう?

《いま、あなたの後ろにいる人が無詠唱を使えますよ。》

 えっ、うしろ?

 後ろにはメイドのナンシーがいた。

「どうしましたか?お嬢様?」

ナンシーが俺の視線に気づき問いかけてきた。

「えっと、魔法を使いたくなって、、、。教えてくださるかしら?」

魔法、と聞きナンシーの目の色が変わった。

「ええ、もちろんですともお嬢様。(フーフー)」

前のめりになってきた。少し不安だ。

「そ、さしたらよろしくお願いしますわ。」

そして、ナンシーの魔法レッスンは始まった。


 結論から言おう。ナンシーの教え方は素晴らしかった。しかし、なんていうか、、、。うん、ナンシーって魔法オタクなんだよね。なんか、魔法って言葉がつくものが全部好き、みたいな。

 まぁ、彼女のおかげで三年間で準中級魔法までつかえるようになった。

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