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深夜の訪問と手紙の返事

 

 ようやくホームシックも無くなり、アシュティンは祖国にいくつかの手紙を書いた。

 返事は報告書の返事を貰うときよりも3日も早くきた。友人も親しい侍女も両親も彼女の身を案ずる内容だったことがくすぐったく、嬉しかった。


「あら?クラウスからの手紙がある…?」


 何通も束で受け取った中に、とても短く簡素な手紙が混じっていた。


【元気かぁ?もうすぐ会えると思うから、ちょっとだけ頑張ってくれ。 クラウス】


「この手紙、メモ書きじゃないの。会えるってどういう意味?写真でも送ってくれるのかしら?」


 粗雑な文字で書かれたそれは、あまり現実味のないものだった。彼は父王の近衛騎士になったので、祖国を離れることなどできはしない。ましてや同盟を結んだとはいえ、エイブラムの革命派の不穏な動きやフォールロックの暗殺未遂などが起きている現状で、王家と縁が深い者が早々動くことは無理だろう。そもそも元婚約者が人妻になったアシュティンに会いにくるなど、火だねの元だ。両親が許すはずがない。


「何よ、もうちょっと日常のことでも書いてくれたらいいのに。返事も滅多に無いし、筆おそなんだから!!」


 彼にだけはちょっと我儘な感情を向けて、アシュティンは拗ねた。彼の手紙だけ抜きだして最近読んでいる本の栞代わりにする。雑に扱っているようにも、いつでも読めるようにしたようにも見える。


(クラウスったら変わってないのね…)


 それぞれの手紙を何度も読み返しているうちに、時間は深夜になっていた。新しい空気を吸おうとバルコニーに出て、深呼吸をする。気持ちの良い夜空だった。


「最近ジャンカルロが忙しくて、夜に来てくれないからつまらない…」


 少し前までは「アシュティンに気持ちを知ってほしい!!」と、頻繁に来てはゲームや雑談をしてくれたが、最近何やら忙しいらしく1週間ほど姿をみていない。


(彼の言葉で意識するようになって、会うとドキドキした。でも、恋かどうか答えは出ない。会えない今は会いたくて仕方ないけれど、これって人恋しいだけ?それとも…)


 月を見ながら手すりに肘をついて、ぼんやりと彼女はしていた。しばらくして、ふと、気配を感じて振り向くと、いつの間にかジャンカルロが背後に立っている。


「きゃっ!?いつ来たんですか?」


 彼は目の下にくまを作り、うつろな顔でアシュティンを見ている。背後には、今まで通りのお菓子とお茶、ゲームボードが準備されていた。


「…もうすぐ…もうすぐで、1つ片が付きそうなんだ。そうしたら、アシュティンとゲームを―」


 フラフラとうわごとの様に呟いて、焦点の定まらない顔だった。


「ジャンカルロ?ここは私の部屋ですよ。」

「ギレルモ。いつでも彼女の部屋に行けるように準備をしておいてくれ…この仕事が終わったら…会いに…」


 今にも眠ってしまいそうな顔で、アシュティン?に話しかけている。


「ジャ、ジャンカルロ…。」


 アシュティンは、彼が無意識でも自分の部屋まできてくれたことを察した。疲れもピークで自分がどこにいるのかすら、わからなくなったのだろう。


(すぐに休ませないと…せっかく会いにきてくれたけど、これはまずい…)


「こっちです、こっち…」


 手をひいてベッドに誘導すると、まだ何か仕事の話をしていたが素直に動いてくれた。 

 そのままベッドを見て、ジャンカルロは立ち止まる。


「だめだ、少しでもアシュティンに会わないと…」

「もう大丈夫ですよ。ここは私の部屋です。」


 そのまま何とか寝かせようと攻防するも、上手くいかなかった。意外と鍛えているのか、押してもびくともしない。


「えいっ!!」

「っ…」


 仕方なく体当たりを軽くして、ベッドに夫を押し倒した。一緒に倒れ込んで顔が近くなり、アシュティンの心臓が跳ねる。疲れているジャンカルロは何も言わなかった。

 そのまま彼の上に寝転がって覗き込んでみる。

 しばらく様子を伺っていると、焦点の合わない瞳が揺れて、静かに瞼がおりた。すぐに規則正しい呼吸が聞こえてきて、彼は寝入ったようだ。


「こんなに疲れているのに、私に会いに来てくれるなんて…」


 そっと布団をかけて、まだ早い心臓を押さえる。

 静かに深く眠る王は、やつれていても精巧な人形に見えた。


「どうしよう…私、ジャンカルロのことが好きになってきている…」


 気持ちを確認しようと夫の隣に寝転んで、顔を観察しているうちにアシュティンもいつの間にか眠っていた。


 早朝、かすかな悲鳴に彼女は目を覚ました。

 目開けると、真っ青になったジャンカルロが上半身を起こして見下ろしている。


「…疲れはとれましたか?」

「疲れっ!?俺は貴女に疲れるようなことをしてしまったのか??」


 引きつったような声で質問がくるが、まだ眠い彼女は夫の腕を掴んで布団に引き込んだ。

 昨夜と違いあっさりと彼女の腕に収まった彼から、か細い呻き声が聞こえてくる。


「夫婦なので一緒に寝てもいいではありませんか。まだ起きるには早い時間です。もう少し休んでください。」

「だめだ…いや、いいのか…?」


 もぞもぞとしばらく動いていたが、再び寝息をこぼすアシュティンにつられて彼もすぐに休んでいた。


「しょやー!!しょやー!!」



 謎の鳴き声がどこかで響いている。眩しい朝の光でアシュティンは完全に覚醒した。


「しょやぁ?なんでしょう…」

「うぅん、…もう少ししたら仕事するから、ギレルモうるさい…」


 低い声が耳元で響き、驚いて起き上がろうとした。だが、がっちり抱き込まれて起き上がれない。


「…あっ、ジャンカルロ!!え、え、え…??」


 顔がすぐそばにあり、口が触れてしまいそうな距離だった。夫が彼女をすっぽりと抱き込んでいる。


「しょやー!初夜―!!」


 ようやく鳴き声の謎がとけた。起こしにきた侍女たちが騒いでいるのだ。


「ちょ、待っ…え…?これが、初夜??」


 盛大なる誤解が2つ生まれた。

 アシュティンは初夜を詳しく知らなかった。対して、騒ぐ周囲は初夜を何か把握した上で初夜が過ぎたと騒いでいた。


(そう…男女一緒に寝ることが子供を作る初夜だったのね。てっきり何か寝所で共同ですることがあって、それが初夜と呼ばれるんだと思っていたわ…)


 未成年だからと断られたことで少し不安だった彼女は、何か大変な共同作業があるのだと言うことだけ想像していたのだ。

 そもそもエイブラムの教育で、姫の授業には性教育が勉強にない。祖国の文化で女性に慎ましやかをもとめる故に、性の知識を必要とされていなかった。その為にこの誤解は生まれてしまった。


「なんだ…初夜ってそこまで大変じゃないのね…」



一度できたら、もう安心。

 彼女は今夜も夫を寝所に誘おうと決意した。勿論、ジャンカルロの悩みの種が増えることになった。




 王妃教育を終えて自室に戻るとジャンカルロとライムイエローが訪ねてきた。


「はぁい、王妃様。」


 甘い声でライムイエローに声をかけられ、彼女は反射的に後ずさった。


「すまない、接触を今だけ我慢してほしい。彼女は女性の体に詳しいから力になってくれるはずだ。」

「…今朝のことがあったからですか?」

「すまない。俺が疲れていたのは言い訳にならない。君のためにも現状を理解したいんだ。」


 朝、血色の良くなっていた王の顔は殺される直前の人のように青くなっている。今にも謝りだしそうな王の気配を感じ、アシュティンは覚悟を決めた。


「必要なことなのでしょう、どうぞ部屋に入ってください。」

「ありがと。わたくし理解の早い子って好きよ。あ、勿論陛下はだーめ!部屋の前で良い子で待っていてちょうだいな。」


 ライムイエローはアシュティンの手を握ってするりと部屋に入ってきた。侍従も部屋から出され、侍女のみ残った。

 手を引かれて長椅子に進む。彼女がアシュティンの隣に座ると、部屋の中に花の香りが広がった。


「ちょっと体を調べさせてね。それから昨夜の出来事を聞かせてくれたら嬉しいわ。恥ずかしい部分は濁していいから、お願いよぅ。」

「昨夜の出来事ですか?それなら―」


 簡単にバルコニーにいた時から、一緒に寝た流れを話すと、ライムイエローは頬に手をあて考えるように黙った。


「あらあら、これは…」


 ライムイエローは少し考えた後、アシュティンのドレスに手をかけてきた。


「ひゃっ、何を??」

「ちょっと体を調べさせてちょうだいな。大丈夫よ、わたくしの体液は直前に飲んだ液体と同じ成分になるの。直接触れる相手へ分泌物として皮膚へ浸透させられるから、痛いことはしないわ。」

「かなり危険では!?直前に何を飲んできたのです!?」


 ライムイエローの腕が背中へ回され、ジッパーが下ろされる音を聞いて、アシュティンは必死に逃げようとした。


(もしも毒を飲んできていたら、皮膚に毒を浸透されて殺されてしまうかもしれないのでは…)


「あらだめよ。診察するだけだからいい子にして?」


 立ち上がる間もなくアシュティンのドレスが落ち、中のガードルとペチコートが見えてしまった。ライムイエローは元から露出の多い服を着ているので、抱きつかれでもすれば今なら肌の接触がすさまじいことになる。


「大丈夫よ。ちょっと調べるだけだから、ね?」

「ですから何を直前に飲んできたのですか!?」

「消毒効果のあるアルコールと少量の麻痺薬よ。これで何も感じないし、よく治療中に患者さんが楽になるの。」


 妖艶な笑みを浮かべるライムイエローにアシュティンは涙目になっていた。侍女に助けを求めるも、痛ましげな視線を向けるだけで助けてくれない。


「本当に大丈夫ですか?何かあったら…」

「陛下に部屋の外で待ってもらったでしょう。何かするなら、そんなことしない。初夜の結果をあなたも知りたいでしょ?」

「医師ではだめなのですか?」


 覚悟を決めたつもりだったが、聞き捨てならない発言に恐怖が勝った。じりじりと長椅子の端に逃げていくも、あっさり捕まる。


「こればっかりは国を左右することだから、下手に医師を関わらせるといけないの。大丈夫よぉ、わたくし医師の免許も持っているの。毒も薬もわたくしの知識の前では、丸裸にされるわ。ね、安心して身を任せてちょうだい。」

「ひ、やめ…」


 ライムイエローの診察はアシュティンにとって未体験の診察だった。真っ赤になって逃げ惑い、ジャンカルロにも助けをもとめようともしたが、とんでもない格好にされた彼女は声を上げることをためらった。


「うーん…やっぱり、これは…」

「妊娠の可能性はありますか?」


 羞恥で真っ赤になりながら急いでドレスを着た彼女は、もう恥も何もないと開き直って質問した。


(初夜の結果をみるための診察だもの。もう何を聞いても恥ずかしくない。)


 言葉を選び、濁しながらライムイエローは返答していく。


「え?あー…。そうねぇ…陛下を叱っておくから、王妃様は何も心配しなくていいのよ。もうちょっとお勉強を頑張りましょうか…」

「???」

「陛下が…、陛下が!!別のところで失敗したみたいよぉ。今回は可能性がないの。」


 かなり陛下を強調して妊娠の可能性を否定され、アシュティンはがっかりした。露骨に残念がる彼女の頭を撫でて、ライムイエローは慈愛の笑みを浮かべた。


「貴女が国同士の仲を保つために嫁いでくれたことは、この国の国民全員がしっているの。だから世継ぎのことで焦る必要も貴女が気負う必要もないわ。わたくしたちは貴女にとても感謝していてよ。」

「…はい。」


 顔を上げればウィンクをまたもらい、アシュティンはこそばゆく照れて笑った。


 この後、ジャンカルロはライムイエローから事情を聞き安心したところを、ついでに文化の違いについて怒られていたようだが、アシュティンは詳しく聞かせてもらえなかった。


アシュティンは、ライムイエローから性教育の勉強を時間をかけて受講することになるが、それはまだ少し先のお話しである。


 



初夜事件から2日目

 何やら気まずげな顔をしたジャンカルロと、アシュティンはステンドグラスパズルを行っていた。

 小さなガラスのパーツをどちらが早く組み合わせられるかというゲームで、相手をあまり意識せずにできるゲームだ。


「…2戦目も私の勝ちです。」

「3回勝負にしよう!まだ俺は負けていない…」


 珍しく王の方が勝負ごとに余裕がなく、アシュティンは連続勝ちの手ごたえを感じていた。

 細やかな作業が彼は苦手らしく、まったくステンドグラスが完成していない。今回も勝った方が願いを聞くという賭け事付きだが、彼には負けられない事情があった。


「そんなに私と一緒に寝るのが嫌ですか?」

「好きな女性と一緒に寝るだけなのが嫌なんだ…アシュティンと添い寝自体は嫌ではない。」

「???」

「俺が悪かった。頼むから今夜は見逃してくれ…次で忍耐と平常心を鍛えてくるから…。」


一緒にまた寝てください。


それがアシュティンの勝った時の願いだった。無垢な瞳に気圧されて、恋心と言う名の下心のある彼は今の状況で叶えることができない。


「では、次回に繰り越しということにしましょう。」


(好きな人といると心臓がもたないという現象かしら…寝てしまえばきっとわからないのに…。あら?寝れなくなってしまう、から…?)


 半分当たりで半分外れのよみをして、彼女は納得した。

 ホッとしたジャンカルロは、3回目の勝負もボロ負けして、いつもより早く部屋を退室していった。


 まだ眠くない彼女は、夫を見送って扉にもたれかかり、ずるずると床に座りこむ。


「…我儘だったかしら。この国にきた時に、2年は初夜を待ってほしいと言われていたものね。ちょっとジャンカルロに甘え過ぎ…?私の嫁いだ日の警戒は、どこに行ったの?こんなにも彼と一緒にいたいと思うようになるなんて…」


 にがく苦しい感情に名前を付けていいものか、彼女は心の整理がつかずに戸惑っていた。




ジャンカルロ視点


「どうしてこうなった??」


 執務室に入るなり、ジャンカルロは頭を抱えていた。


 昨日の夜、1週間ぶりにアシュティンに会う時間を作れると喜んでいたが、緊急の情報がエイブラムから舞い込んできた。

 何とか急ぎの書類作りだけ済ませて、事前に頼んでいたティーセットのカートを押したところまでは覚えている。

 しかし、目を覚ましたらアシュティンと一緒に寝ていた。ギョッして記憶を探すも何もでてこない。

 寝乱れた彼女をそのままに、鬼のような顔をした侍女たちに見送られて執務室に戻れば、側近たちから同情の視線をもらった。


『未成年に手を出さないと言っておりませんでしたか?そこまで王妃様に恋焦がれているとは…』

『まだ暴徒や賊の危険もある王城からすぐ逃げられるように、身重にしたくないとかも言ってませんでした?もうなりふり構っていられないとか…?』

『まあまぁ、皆、落ち着いて。この状況だからこそ、世継ぎの心配もされたのでしょう。陛下は19歳、王妃様は14歳。若い二人なら、そこまで焦る必要はないですよ…?』

『うるさい、うるさい。お前ら他人事だと思って!!』


 ジャンカルロはどんなに思い出そうとしても、何も思い出せなかった。そんな彼の肩をギレルモが叩いて励ます。


『陛下がこの1週間、王妃様に会いたいと愚痴をこぼしていたのは皆が聞いております。心配になるのは仕方のない事でしょう。とりあえず、本当に初夜を迎えてしまったのか調べてはいかがです?』

『それだ!医師を…いや、毒や病気の診察と違って下手な輩だと、この国の未来を漏らされる可能性があるな…。高額だが黄色の君に頼むのが確実か。』


 診察を終えたライムイエローによって初夜未遂として報告をされ、彼の心配は取り除かれた。

 しかしライムイエローから、エイブラムの教育なら女性に性教育をしないことを指摘されて叱られた。


『王妃様が無垢なのは国の文化上で仕方のない事。でも、陛下はちがうわ。知識がある大人なのだから、分別を行うべきよ。今回は清らかな体だったけど、このままだと困るのは王妃様でしてよ。』


 その後、アシュティンに性教育のカリキュラムを組む話になったが、くれぐれも自重するように釘も刺された。


『俺だって王妃を追い詰めるようなことはしたくない。肝に銘じよう。』

『賢明な判断ねぇ、頼むわよ。』


 その会話のすぐ後に、幼な妻からの添い寝の誘いを受けたジャンカルロの理性は、気の毒なものだった。


 先ほどのことを思い出してため息をつき、話し相手としてギレルモを呼び出した。まだ仕事をしていた彼は、決裁の書類依頼ついでに部屋にやってきた。


「どうしてこうなったと思う?」

「自業自得ですよ。恋とは駆け引きの必要なゲームみたいなものです。今は引くときだと思ってはいかがですか?」


 書類に目を通しながら相談すれば、彼向きの返答がきた。


「そうか、ゲームか…」

「はい、ゲームのように相手の必要な終わりも始まりもあるものです。」

「なるほど、両思いになる恋愛ゲームと言うものか。それなら対応が思いつきそうだ。待っていろアシュティン!!」


 急に元気を取り戻した王に、心配そうな声がかかる。


「また文化の違い(カルチャーショック)が起きないといいですね?ところで陛下って女性との経験ありました?」

「父上の支配する非道な時代の青春にそんな経験できるわけないだろ。何を言っているんだ。」

「アッ…」


 何かを察したギレルモは、決裁の終わった書類を持って逃げようとした。


「なんの反応だそれは。ちょっとまて!お前の初恋と経験とやらを聞かせて貰おうじゃないか!」

「やめてください。陛下ったらこの間の王妃様の影響うけてるじゃないですか、やだー!」


 脱兎のごとく逃げようとするが、追加の書類を持ってきた他の側近たちも巻き込まれて逃げきれない状況になった。


 青臭くもしょっぱい上層部の談話は、こっそりと行われたのだった。




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