表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『ガランサス』

作者: 天野すす

大きな瓶の中に色とりどりの飴

色々な大きさでいっぱい

一つ摘んで口に入れる


一つなくなっても変わらない

溶けてしまっても廻る

この世界のよう


もとは全部同じ色で同じ大きさの飴

何故それにしたのか?

それには理由はない


人は変わる 色も大きさも

人は繰り返す 強さも弱さも

一日一日が私を彩っていくの

もしこの雪に色がついているなら

それは真っ白だった私に色をつけてくれたから


気持ちのかたち

気持ちの色

応えて 真っ黒な空に雪雲

大きな瓶 優しく降り注ぐ


優しい色を灯した私の『雪の飴』




人は誰しも大きな画用紙を持っている

みんな同じ 真っ白の色をつけるための紙


色をつけたり 混ぜ合わせたり

小さくしたり 形を変えてみたり

それが個性というもの


灰色だったものが鮮やかな絵に変わったり

綺麗な絵が突然黒く塗りつぶされたり

些細なことで変わってしまっても

気持ち一つ 変えればまた真っ白な世界から

始められる


描いてみせて あなたの絵

一つ一つ 同じものはないはず

大きな銀盤にたくさんの夢と色


こうあったらいいなと私も描いて


『希望の雪』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ