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第91話

「スーパー砲撃超人のユリンちゃん! 一点スナイプ! 頭部、貰っちゃいま~す!」

 ユリンさんのエンジェルシードが、L(ライト)トライバレルのレーザーで、スカーレットの頭部を狙う!


 しかし、スカーレットが瞬時にシールドを構え、いなすッ⁉





「その隙を見逃すほど、ボクは甘くないですよ⁉」

 スカーレットがシールドを構えた瞬間に、フェストウンングが大型バズーカを胴体部にはなつ!


 だが、その攻撃を、スカーレットの右手のレーザーブレードが切り払うッ⁉





「それで両手が塞がっただろ⁉ いくぜ、A(アサルト)トライバレル、レーザーソー…」

 ラーゼンレーヴェがA(アサルト)トライバレルのレーザーソードをはなとうとしたところに、スカーレットの背部からのミサイルが、ラーゼンレーヴェに降り注ぐッ⁉



「クッ…近づけねぇッ⁉」

 ケビンさんが攻撃を断念して、ミサイルを切り払い、回避に専念する!





「な…何やアレ⁉ めちゃくちゃ防御が上手いぞ、あのG(ジェネラル)²(ギア)⁉」

 そこまでの攻防を見て、ミケさんが、呆然として口を開く。





「野郎共、今だ、やれ!」

 ジャドが号令ごうれいを掛け、



「了解だ、リーダー!」

 レッドバイソンの部下の皆さんが、一斉にミサイルを発射するッ⁉



「クッ……この!」

 そのミサイルを、さらに切り払うケビンさん!





『マスター、敵ミサイル、接近! 直撃コースです!』

 流れ弾が、オイラのところにッ⁉



「マジでッ⁉」

 や…やべぇよッ⁉


 これはッ⁉ またデッドループしちゃうのかッッ⁉





 と、そこで、

「ユリンちゃん! エンジェルシードで援護えんご防御ぼうぎょき~!」

 ユリンさんのエンジェルシードが、オイラを護るように(たて)になる!



「ゆ…ユリンさはぁ~んッ‼」

 思わず、ユリンさんのエンジェルシードに、すがり付くオイラ。



「サポートに入るって言ったでしょ? まあ、その分、ロクスリー君も、ガンバちゃってよね!」

 モニター越しにウィンクして来るユリンさん、マジ、ゴッド!

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