第75話
「さて! ほな、そろそろ、真打登場って奴や!」
フェストゥングの砲撃で戦列が崩され、その間をタイニーダンサーが、滑空して斬り込む!
「トライバレル! レーザーソードや!」
タイニーダンサーのトライバレルの銃剣が閃く!
「クッ…振り切れねぇッ⁉」
ラフィンスカルのガトナスが、レーザーソードで応戦しようとするも、そのレーザーソードを握った右手を斬られ、無力化される!
「そこの戦闘機! ここはうちらが何とかするから、君は、うちらのGSの中に退避し!」
ミケさんが戦闘機に声を掛ける。
「了解です! ありがとうございます!」
戦闘機から、白のクロースに、黒のパンツを履き、黒のジャンバーを着た、黒髪でクセっ毛のワカメ髪の青年が通信して来る。
「え~い! ボスが居なくてもオレたちゃ泣く子も黙るラフィンスカルなんだ! こんな事でやられてたまるか! オマエら! 戦闘機に集中砲火! アヴァドンたちは、あの戦闘機を庇うつもりだ! なら、一緒に撃墜してやれ!」
うがっ⁉ ラフィンスカルのザヌスに乗った人が、嫌な指示を出してきたッ⁉
「へへっ! その戦闘機が落ちちゃ困るんだろ? なら、一緒に撃墜してやるぜ! ヒャッハー!」
ラフィンスカルの部隊が、重戦闘機に集中砲火を浴びせるッ⁉
「クッ……PBLH展開!」
ミケさんのタイニーダンサーが、咄嗟に、あの掌のレーザーシールドで攻撃を防ぐ!
「ユリン! ラーゼンレーヴェの補給、もう済んだか⁉」
「バッチリOKよ、リーダー!」
「なら、うちは、この戦闘機をソルファージュまでエスコートするから、ケビンは前線に移り! ロクスリー君と、ユリンと、マカロニも、前面に出て、この戦闘機、護ったってや!」
「了解だ、姐さん!」
「おっまかせー!」
「了解です、ミケさん!」
ケビンさんたちが口々に了承の意を示す。
「ちょっ…オイラが前衛とか無理ですって!」
「全体的な戦力を考えて、今はロクスリー君も前面に出なアカンって事と、今ならロクスリー君でも前面で戦えるってうちが判断した! 異論は認めん!」
「そ…そんなぁ…。」
このパターン……またデッドループするんじゃ…ッ⁉
「大丈夫だって兄弟! オレらが居るんだからさ!」
「だいじょぶ、じょぶ! ユリンちゃんのエンジェルシードを頼っちゃってよね!」
「とにかく、ロクスリー君は弾幕を張って下さい。フォローはしますから!」
「皆さん、お願いっスよ! オイラだけじゃお話にならないんスから!」
涙をちょちょ切らしながら懇願するオイラ。




