表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
167/177

第167話

 と、そこで…ッ!

『マスター。シュタイガーンバオアー内に、CAPAZ(カパース)という特殊プログラムが起動しており、現在、CAPAZ(カパース)ドライブという状態になって、マスターの脳波の初期サンプリングの許可を求めて来ています。』

 急に、38(さんぱち)が、何やら聞き慣れない言葉を羅列させる!



「良く分かんないけど、何でも良いから、早くしてくれ!」

 とにかく、何でも良いから、早くさせる!





「フン! アクセラレートレーザーキャノンをPBLH(ピブレハ)ふせぎながら現れるからおどろいたが、ただのマグレか! やはりクズだな!」

 そう唾棄だきしてから、





「クライアント! コイツもトロイメンカッツェのKG(ナイトギア)ですが、コイツだけは譲ってくれるなら、今日の契約の依頼料はナシで良いです! だから! だから、このクズは! クズの分際で、このオレのザ・パーフェクトの称号を汚した、このクズだけは! このオレにッ! クライアントッ‼」

 オイラへの余りの怒りに、目を血走らせながらザインさんに懇願こんがんするシュメル!





「へ……仕方ねぇ! その代わり、ホントに依頼料はナシだぜ?」

 ザインさんがGOサインを出すと同時に、



「OK、クライアント! さぁ! 踊れ! クズが!」

 怒りをつのらせながら、ミサイルを掃射そうしゃし、アサルトレーザーライフルをんでるシュメル!


 その怒りのこもったミサイルとライフルの掃射そうしゃをッ!



「あれ…⁉ 何だ…ッ⁉」

 かすりながらだけど、回避かいひできた…ッ⁉


 な…何だ……ッ⁉

 シュメルの攻撃の……軌道きどうが…頭の中に流れ込んできて…ッ⁉





「な…何だ、一体⁉ あのクズが、オレのミサイルやライフルを回避かいひしただと⁉」

 カスリながらでも自分の攻撃が、オイラに回避かいひされるのが、よっぽどくやしいのか、ミサイルの射出数を増やし、オイラのミサイルの回避位置かいひいちに、すかさずライフルをむシュメル!





「み…見えるぞ…ッ⁉」

 まれたライフルをPBLH(ピブレハ)で、すかさずふせぐッ‼



 な…何なんだ…ッ⁉



 脳裏に……何か…シュメルの攻撃の軌道きどうの情報が……誰かにささやかれるように…ながような…ッ⁉



 まるで…えるような……ッ⁉





PBLH(ピブレハ)で受け切るだと⁉ あのクズのロクスリーが⁉」

 カスリながらだが、オイラが、PBLH(ピブレハ)でレーザーを受け切った事に、驚愕きょうがく面持おももちのシュメル!


 だけど、ミサイルや、他の箇所のレーザーは、相変わらず、機体にカスッているっていう、超プレッシャーのオイラっていう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ