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第149話

 怖い…ッ‼ 逃げたい…ッ‼


 こんな数の……こんな凄い人たち……オイラが相手にできるワケ…ッ⁉


 しかも……いつシュメルが本性を現して……後ろから撃って来るか…ッ⁉





 周りは、シュメルふくみで、皆、敵…ッ!


 味方は、ソルファージュのみ…ッ!




 だけど……だけど……。




 たった一握り……。


 たった一握りで良い…ッ!




 オイラに……こんなオイラにでも…ッ!


 逃げも隠れもするし…嘘だって…いくらでもく……こんなオイラにでも…ッ!




 たった……たった一握りだけで良い……オイラにでも……勇気があるなら…ッ!



 ここで使わなくて……どこで使うって言うんだ…ッ‼





「来い! ザイン! オイラが相手になってやるッス!」

 大型バズーカを右腰から取り! ザインさんのブッサルトに向けて構える!




 ほんの……ちっぽけだけど……りったけの……りったけの勇気を込めて…ッ‼





「テメェは、お呼びじゃねぇんだよ、雑魚野郎ざこやろうッ‼ アヴァドンだ! アヴァドンッ‼ アヴァドンのミケを出せってんだよ…ッ‼」

 イラ付いた声で、ザインさんがミケさんの登場を求み叫ぶッ‼



「ミケさんたちは、オマエたちの相手をしている暇が無いそうッス! オマエたちなんか…ッ! オイラだけで十分ッス…ッ‼」

 叫び、大型バズーカをかまなおすオイラッ‼





「フンッ! あたまいたアホウの相手を、ワザワザ、オレがするのもバカらしいなッ! 野郎共ッ! このアホウの相手をしてやりな…ッ‼」





「了解だッ! ボスッ!」



「へへへッ! さぁ、どういう風に、このアホウを甚振いたぶってやろうか…? へへッ!」

 舌なめずりをしながら、ラフィンスカルのメンバーさんたちが、こちらとの間合いをめてる…ッ‼





「来る! でも! オイラで…! オイラでもッ‼ ここで! 足止めするんだ‼」

 じりじり間合いを詰めて来るラフィンスカルたちに向けてッ!

 短距離誘導垂直たんきょりゆうどうすいちょくミサイルポッド発射ッ‼



「チッ! 抵抗すんな雑魚ざこがッ!」

 先頭のジーナが、こちらの弾丸を回避しつつ、レーザーライフルを掃射そうしゃして来る!





「クゥ…ッ‼ だけど…ッ‼」

 胸部に少し被弾しつつ、何とかかする程度でかわし、次に、大型バズーカ発射ッ‼


 だけどッ‼


 オイラが下手過ぎて、バズーカは明後日の方向に飛ぶ…ッ⁉





「どこ狙ってやがるんだよ…ッ⁉ クズが…ッ‼」



「この程度で……オレたちラフィンスカルに歯向かいやがって…ッ‼」

 歯向かって来たのが余りに下手過ぎる雑魚ざこの中の雑魚ざこのオイラな事に、ラフィンスカルの面々が怒りだし、次々に、レーザーライフルやバズーカ等で応戦して来るッ‼

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