第146話
「へへへ! じゃあ、そろそろ、アヴァドンのとこのKGたちを全機頂いて行くぜ!」
喜び勇みながら、ブッサルトを走らせながら!
「フフフ! まずはラーゼンレーヴェから頂くぜ!」
そう叫び、ミサイルポッドを射出しつつ、ラーゼンレーヴェのコックピットのある胸部をレーザーバズーカで撃ち抜く!
「クッ…! こ…こんな事で…ッ‼」
コックピットを撃ち抜かれ…ケビンさんが……し…死んだ…ッ⁉
「タイニーダンサーは最後のディナーだ! 次! エンジェルシード!」
更にブッサルトを走らせ、エンジェルシードに近づく!
「クッ…でも、エンジェルシードは動けなくたって、スーパー重装甲なんだから!」
例え窮地でも、エンジェルシードの装甲ならと身構えるユリンさん!
「例え重装甲だろうと、コックピット部分のある個所をレーザーソードで串刺しにされりゃ、パイロットは持つはず……ねぇよなぁ…ッ⁉」
そう叫び、ザインさんがエンジェルシードのコックピット部分にレーザーソードを突き刺した⁉
「きゃッ⁉ そんなッ⁉ ああああ…ッ⁉」
突き刺され、ユリンさんが、エンジェルシードのコックピットごと焼かれ蒸発して行く⁉
「次ッ! フェストゥングッ‼ いつもAフィールドバリアに守られているからレーザーには無敵だっただろうが、それが使えない今なら、例え多少装甲が厚くても、どうにもならねぇだろ…ッ⁉」
喜び叫びながら、ロケットランチャーを頭部に放ち、破砕!
次に、胸部をレーザーバズーカで抉る!
更に、追い打ちで、レーザーキャノンで胸部を抉り切る!
「クッ…こ…こんな…ッ⁉ あああ…ミ…ミケさん…ッ⁉」
ミケさんを呼ぶ断末魔を上げ、マカロニさんが融け落ちて行く⁉
「ケビンッ⁉ ユリンッ⁉ マカロニッ⁉」
ミケさんが皆さんを呼ぶが……皆さんはッ……も…もう…ッ⁉
ブッサルトが、こっちに向かって、オイラの前で止まる⁉
「さて、一応、この雑魚も仕留めとくか!」
ゲズC²の方を向いてレーザーバズーカを構える⁉
「あああ…ッ⁉ せ…せめてガトリングで…ッ⁉」
何とかガトリングで少しでも反撃を!
「この雑魚がッ! いちいち歯向かうんじゃねぇよッ‼」
ブッサルトが、ガトリングを盾で防御しつつ、レーザーソードをゲズC²のコックピット部分に、突き立てて来る…ッ⁉




