表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
119/177

第119話

「クッ……。ちょっとタイプだからオープンチャンネルのモニター越しの姿に気を取られたが、もう手加減はせんぞ!」

 自警団の団長さんっぽい人が、ちょっと頬を赤く染めながら言って来る。



「何、ツンデレっぽくなってんのッ⁉ そういうの、マジ辞めてッ‼」

 フェアタイディゲンに迫られた時よりも、恐ろしい気配を感じて叫ぶオイラ。


 この自警団たちからは、ドス黒い畏怖いふを感じるッ‼





「とにかく見た目がゲズだからというところでも油断したが、逆に、今ので、そっちがエースと見た! となれば、外張りから埋めるべきだ! みんな! 他のKG(ナイトギア)からつぶして追い詰めるぞ!」

 と、自警団の団長さんがはなち、



『了解です、団長!』

 と、それに応える団員の方々。





「ええい! 相手はやる気マンマンや! なら! こっちは、相手を完膚かんぷなきまでつぶすだけや! みんな、売られたケンカは買うで‼」

 と、ミケさんがはなつ!





 その言葉が、開戦の合図となった!



「いくぞ、みなのモノ! KG(ナイトギア)たちに向けて一斉いっせい掃射そうしゃ!」

 自警団のFG(ファイターギア)部隊が、バズーカやレーザーライフルや垂直すいちょくミサイルなどを一斉いっせいはなつ!



 さっきの自警団の団長の言葉通り、オイラを無視して、ミケさんたちのKG(ナイトギア)部隊に、その照準を絞ってはなってる!





「クッ…脚部きゃくぶのアリーエルスラスターが死んでいるから……ッ‼」

 いつもなら、アリーエルスラスターの超加速で難なく回避するラーゼンレーヴェだが、脚部きゃくぶのアリーエルスラスターをフェアタイディゲンに損傷させられ使えない為、苦しげにシールドで防御する!





「空を飛べると言っても、オレたちザヌス隊のガトリングの掃射そうしゃの前では!」

 さらに、ザヌス隊のレーザーガトリングガンが、中空のタイニーダンサーに掃射そうしゃされる!



「クッ……さっきの不意の一撃で、左手を損傷したから、PBLH(ピブレハ)が使えへん……ッ⁉」

 PBLH(ピブレハ)を使えない為、わずかだが胴体部の装甲にガトリングが通る!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ