表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
113/177

第113話

 到着したのは、住宅地を抜けて、ぽっかり空いた様な広い敷地の公園。


 その中の、フェアタイディゲンが身を潜めていたっぽいG(ギア)ガレージ…外部から公園に来た客のG(ギア)一時停いちじとめるスペース…っぽい建物が白煙はくえんを上げている。



 フェアタイディゲンの奴、隠れていたところを、ミケさんたちにいぶされたんだ!


 既にフェアタイディゲンと戦っていたミケさんたちのKG(ナイトギア)は、またも、オイラが見てないうちに被弾していた様で、ラーゼンレーヴェがアリーエルスラスターのメイン部とも言える脚部きゃくぶを、エンジェルシードが補給装置を積んだバックパックを損傷しているッ!?



 うがッ⁉ 各機、一番痛いところを叩かれているッ⁉


 フェアタイディゲンの奴、こっちの急所を学習しているんだ!



 被弾してないのは、タイニーダンサーだけの様で、ソルファージュも、甲板が、一部損傷している!


 フェアタイディゲンの方は、ミケさんにやられた胸部コックピット部分の損傷個所が、半田はんだゴテで無理やり溶接したみたいな感じで、ジーナのっぽい装甲に変わっている。



 本当にマカロニさんが予想した通り、自己修復したんだ、アイツ!



 もとから頭部がジーナ頭なせいで、パチモノ臭かった外見が、さらにジーナに近くなって、よりパチモノ臭さが増しているけど、あの見た目に騙されちゃダメだ!



 ラーゼンレーヴェやエンジェルシードにダメージを負わすくらいの超性能!


 油断しているとオイラなんて、この前の様に一瞬でやられる!


 オイラ、今回は、後衛から一歩も前に出ないぞ!





「ミケさん! マカロニ隊です! 到着しました! 今から、ソルファージュと連携を取って後方から支援射撃を行います! こちらからのレーザー射撃に当たらない様に注意しつつ、フェアタイディゲンを引き付けて下さい! バーダック艦長! 連携、お願いします!」

 マカロニさんがテキパキと報告をする。



「おお! 了解や、マカロニ! よし、ユリン! 散開! このG(ジェネラル)²(ギア)相手やと、味方の応急修理で固まるのも危ない! オッサン! マカロニたちと連携頼むで! ケビン! 引き続き、うちと一緒に、この赤いのを追い詰めるで!」

 ミケさんも、テキパキと指示を出す。



『了解!』

 ミケさんの指示に、みんなが応える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ