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第110話
「町のジャミングで通常センサーは使えんけど、熱感知センサーで1機だけ他と離れとる奴が、あのG²やッ‼ 町の自警団のFGは、もう粗方やられたみたいやし、居るとしても、普通は固まって集団で行動するはずやッ‼ そやから、1機だけ他から離れて居る奴を探すでッ‼ みんな散開ッ‼ ……と、言いたいところやけどやッ‼ 正直、1対1で、あのG²の相手は厳しいッ‼ うちのとこにはケビンとユリンが来いッ‼」
「了解だ、姐さん!」
「OKよ、リーダー!」
ケビンさんとユリンさんが、ミケさんの指示に応える。
「ソルファージュも、うちらと同伴やッ!!」
「了解だ、ミケ!」
バーダック艦長もミケさんに応える。
「マカロニは、ロクスリー君とトニー君を連れて別ルートから探索やッ‼」
「了解です、ミケさん!」
「ロクスリー君とトニー君は、マカロニの指示を良う聞きやッ‼」
「分りました、ミケさん!」
「了解っス、ミケさん!」
「ほな、みんな、行くでッ‼」
ミケさんの号令一下、2つのチームに分かれて探索に従事するオイラたち。




