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私の死に場所まで、あと何センチメートルか教えてよ

作者: 朝馬手紙。


歩くときは出来るだけ

強い向かい風がいい

じゃないと生きた心地がしない


掲げた目標があった

叶えたい夢があった

なんか、もう諦めちゃった…

なのに、こんなに苦しいのは

夜は長くて大変のは

自業自得なんだ


まだ

未来に向かって進んでいた

過去の私が見たら怒るよ

今の私の羅針盤は

クルクルと、死に場所を

指してくれやしない

「あと、どれくらいだろう」




家を出てどれくらいかな

何すれば合格だったのかな

ゴールまで何日掛かるのかな

早くしないと

この世界を、愛してしまいそうだよ

西へ、爪先が向いている

あぁ、夕日が綺麗すぎるよ…



余生を楽しむ気持ちでいたい

死ぬ時に隣に誰かがいなくてもいい

「死にたいと思ってもいい」

私たちは自殺できる程、強くない

だから

死に場所がわかったらいいのにね

教えてくれてもいいのにね

いざとなったら逃げれるのにね




しょうがないから

闇雲に生きていこうね…



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