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みつの戯言 回想編

作者: みつ


私のことを少しだけ、回想を交えながらのエッセイです。


私のファンの漫画家の人達が、「まず自分をさらけ出すところから!」みたいなスタンスの方が、おられて、今回は、それに影響されて書いてみます。


私が成人して、間もない頃に、家族が、あるトラブルを抱えておりました。


家族間で、メチャクチャになりながらも、必死で打開策を考えておりました。


しかし、一向に良知があかない状態が続きました。


その頃、その私の家族が、抱える問題は、ちょっとした社会問題でも、取り上げられていて、公の機関で相談会なるものが出始めていたのです。



私は、それを知り、藁をもすがる思いで、その機関に相談に行きました。

身近になく、遠出して、そこの機関に行き、窓口で、全てを話しました。


窓口の人は、最後まで聞いてくれました。


私の話を最後まで、聞いてはくれました。


そして、口にした言葉は、


「その問題は、その人、本人が過ちや間違いに気づくまで良くはないないでしょう。そして、本人がボロボロになって、何もかも失って、やっと更正する意識が芽生えるのです。そうならないと、更正の余地は、ほぼ皆無ですね」



そう、淡々と言いました。


私以外にも、私のような相談を何度も受けていたのでしょう。


そして、その言葉以外に、私に対しては、それ以上、言及できなかったのでしょう。


私は、内心、思いました。


「家族が、そうなる前に、何とか対処できないか、相談しに来ているんだろ!!」


でも、それは、言いませんでした。私は、そのまま家に帰り、そのトラブルと向き合う日々でした。



結論的に、そのトラブルは、やはり、家族を、その後も苦しめ、一番の本人が見事にボロボロに、なりました。



窓口の人の言うとおりでした。


本当に、言うとおりでした。



話が少し変わります。


私は、大学時代に福祉を学んでいて、DVの現場の事を聞きました。


旦那さんの暴力に苦しめられている妻が言ったそうです。


「旦那から暴力を受けても、私は、子どもと一緒にいれることが幸せだから、このままでいい」


そのようなことを言う人が少なくないそうです。

それでも、何とかしてあげたい!という人達の行動で、その旦那と、しっかり別れさせて、時間が経って冷静になった時に、妻が、


「どうして、私は、あの頃、そこまでして、あの元旦那と一緒にいたんだろう・・・」


というケースも、あるそうです。


でも現実、この広い世界には、いつまでも、DVを受け続ける方も、おられるのでしょう。



そういうのが夫婦の在り方だと、無責任に発言する本も、少なくないですね。


つまるところ、本人が意識や気持ちを変えないと、何も変わらないのでしょう。



誰が見たり、聞いたりしても不幸せだと思っても、本人が、


「私は、幸せだから・・」

と言い続ければ、結局、何も変わらない。



それは、DVに限ったことではなく、どんなことでも、そうかもしれませんね。



このエッセイの結びです。良くも悪くも取れる、私の言葉で。



この世の中に、これだけ人がいるのは、きっと誰かが、誰を分かってあげられる為だから・・



そして、私の願望。


私は、もし、誰かの喜び、痛み、悲しみが分かった時に、細やかでもよいので助けになりたい。


どんなに細やかでも.

読んでくださった方で、不快な方もおられるのでは・・?と、自分で読み返して思いましたが、そう言ったことでも感想等を、いただけると有り難いです。読んでくださり、ありがとうございました。

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