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茶番は続くよ、いつまでも

総理の失敗

作者: 明日香狂香

 いままで、何度もの危機を乗り越えてきた安倍首相だが、今回ばかりは四面楚歌状態になった。

 彼は気が付いて無いだろうが、今までとは違う大きなミスを犯した。おそらく政治家としては致命的な。


 彼が今までのらりくらりと生きながらえてこれたのは、『首相は裏切らない』とか『守ったらご褒美がある』といったことがあったからだ。

 だが、今回は最大の見方であった後援会支持者に罪をなすりつけて、逃走をした。これは、政治家としては致命的な裏切りであった。


 この代償は大きい。付け加えるならさらに、ロッキード事件は海外からの情報であったが、今回は外資系企業からの情報で、もはや情報操作ができなくなってしまっていた。そして、ウイルス対策の失敗で各国の国民を危険にさらした政府への、海外からの批判。


 今まで自分を守ってくれた人たちへの裏切り行為が続いた。彼は歴史に学ばない。恩賞がもらえない武士が造反して滅びた幕府のこと。外圧に負けて権力を明け渡すことになった将軍のこと。信長、秀吉、ヒットラー、いづれも最初はもてはやされるが最後は民からの信頼を失っていく。彼等はみな最初は優秀な人材を重用していった。しかし、後半は彼等を恐れ、見限っていく。支持者への裏切りの代償は大きい。もはや追い詰められた総理がこのまま政治家を続けられるのかすら怪しくなってきた。

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