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【超人気異世界小説】聖戦のウサジ ヤンデレ女神の24時間監視付き異世界転生

作者:みちなり
彼女は二百年の間、世界から切り離され、闇の中に閉じ込められていた。誰も居ない、光も無い空間に、自我だけがあるのだ。

もう一度誰かに、何かに触れたい……永遠とも思える孤独の中で、彼女の願いはただそれだけになっていた。
彼女はひたすらに手を伸ばし、虚空を見回し続けた。

そして奇跡はついに起きた。漆黒の闇の中に僅かな輝きと共に浮かび上がったのは、異世界に住む一人の男がたくさんの愛とロマンを詰め込んだ500GBのハードディスクだった。
しかし男はその夢の揺りかごに電動ドリルで穴を開けようとしていた! そんな事をされたらこの奇跡は終わりだ、こんな奇跡は二度と起こらないかもしれないのに!
僅かに残った力を振り絞り、彼女は祈った! 

祈りは通じた。
急に気が変わった男は作業を後回しにして、からあげくんとストゼロを買いに出掛けたのである。ハーレムのようでハーレムじゃない、エロそうでエロくない少しエロい異世界ファンタジーが、今始まる。

   ◇◇◇   

俺は見た。運ちゃんはブレーキをかけたし、ダンプカーは俺の目の前で停まったんだ、なのに俺は次元の狭間へと吸い込まれ、地上から消えた。

俺はウサジ。ガチンコのプロレスとパチンコ店をこよなく愛するチンコの妖精だが、地上では人間のふりをしていた。要するに、どこにでも居るごく普通の一年中エロい事を考えているモテない男だ。

辿りついた異世界で俺はさっそく勇者パーティというやつに遭遇した! パーティは三人とも注文通りの美少女でパーティ内に他に男は居ない、やったぜ。俺もついに薔薇色の転生生活を手に入れた!
……と、普通なら喜ぶ所なんだけど……俺をこの世界に放り込んだ黒髪ロングJKの女神共々、何か悪い予感がする……こいつらと一緒に居てはいけない。俺の全長20cmの本能がそう告げている。

これは出来れば何も考えず楽しくエッチがしたいだけの俺が、召喚された異世界に戸惑いながら、力を失って我を忘れていたヤンデレ女神に寄り添い、失われた教団を愛と煩悩の力で再興し、聖者ウサジと呼ばれるようになって行くまでの物語。
あらかじめ書いておくと言うほどエッチな話じゃないです。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
0019 蟻も集まれば象を倒す
2019/10/15 08:21
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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