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駅のすぐ横にあるコンビニの前で寒そうにしながら手を振っている友達2人を見付けると、前田あきらは乗っていた自転車を降りて駆け寄った。バイト先の友達で同じ年の杉中奈穂と、長井靖子だ。2人はお酒を呑みたいようで、バスに乗って来たと言う。2人ともバイトの時とは全く違う服装だった。いつもはパンツスタイルだが、可愛らしい色のワンピースとコートを着ている。メイクも気合が入っていた。あきらはコンビニのガラスに映った自分の恰好を見る。寒い中風を切って自転車を走らせたために、顔が赤い。ダボッとしたコートに、お気に入りのジーンズが何だかみっともなく見えた。

 大きな駅のシンボル的な時計は丁度20時を指すところだ。

 「じゃ、行こっか」

 店を知っている奈穂が歩き出し、あきらと靖子はそれに付いていく。夜の闇に溶けるような黒やグレーのコートを着た仕事帰りの会社員や学生達が、寒さに身を固くしながら駅からバス停や駐輪場へ向かって歩いて行く。その中を縫うように3人は駅の横に続く商店街へ向かった。その商店街に入ってすぐの所に古めのビルがあり、その二階にあるチェーン店の居酒屋の看板を指してあそこよ、と奈穂が言った。あきらは靖子と「なんか緊張してきたね」などと、はしゃぎあっていたが内心は早く帰りたい、という気持ちが強くなっていた。

店に入る前、白い物が夜空から舞ってきた。

 「わっ雪だー、今日降るって言ってたもんねー」言いながら奈穂がビルへ入って行く。靖子も続いた。あきらは自転車を止めながら、早めに家に帰るいい口実が出来たな、とほくそ笑んだ。店内に入ると個室に案内された。照明を暗く落とした、雰囲気のある個室だ。そこに男の人が2人座っている。

 「お待たせー、雪が降ってたよ」

 と奈穂は奥の席に座る知り合いだろう男の人に声を掛けながら、コートを脱ぐ。奥から奈穂、靖子、あきらの順に座った。奈穂の知り合いだ、という奥の男の人は田村と言った。

 「で、こいつは会社の同僚の今井。もう1人はちょっと遅くなるって、さっきメールが入ってさ、悪いね」

 そう言って田村は手を合わせた。先に始めとこう、という事になり何品か頼み乾杯をした。

 「へーその会社知ってます。3人共そこで働いてるんですか?」

 「あぁ、部署は別なんだけどね」

 靖子が上手に色々な質問をして話を盛り上げ、それにあきらは感心しながら一緒になってへらっと笑っていた。少しして、田村が席を立ち店の入り口で電話をしていた。「何言ってんだ、絶対来いよ」という田村の話し声が喧騒に紛れて聞こえてくる。奈穂も靖子もお酒が入っているせいでだいぶ気が緩んできたらしく、いつもの女子だけではしゃぐ時の笑い声になっていた。それがあきらには羨ましかった。やっぱり私も自転車じゃなくバスにしてお酒を呑めばよかったな、そう思いながらジンジャーエールを酎ハイっぽく飲む。田村が時々あきらに声を掛け、慌ててあきらが答える、その度に田村が気を遣ってくれているのが分かって申し訳ない気持ちになり、居心地の悪さと虚しさを感じ始めていた頃、遅れていたもう1人が来た。

 「すみません、遅くなって」

 その人物を見てあきらはひどく驚いた。小学5年生の時に同じクラスだった赤木風馬。名前は忘れない。彼だった。

 風馬は頭を下げ個室に入ってきた。肩には少し雪が付いている。

 「おせーぞ、こんな可愛い子達を待たせやがって」

 田村が茶化したように言う。だいぶ酔っているようだ。

 「お仕事だったんですか?」

 奈穂が少し高めの声で話し掛けた。

 「いや、ちょっと…。すみません」

 歯切れ悪く答えながら、風馬は空いていたあきらの前の席に座る。

 「あ、いいよ、こいつ敬語じゃなくて。君らと同い年だから。ほら! 自己紹介しろよ」

 「赤木風馬です」

 続いて奈穂、靖子、あきらも自己紹介をした。前田あきらという名前に何の反応もなかったが、あきらは風馬が自分の事を覚えていないくらい何ともなかった。何年も経っているし、赤木風馬はそういう人物だと知っていたから。けれど少しだけ心が痛いのは、風馬が初めて告白した初恋の相手だった、という事だ。あきらは飲みかけのジンジャーエールをぐいっと飲み、言った。

 「覚えてない? 私、小学校赤木君と一緒だったんだよ。5年の時。前田あきら」

 思いの外大きな声になってしまった事に自分が驚く。

 「えっ…」

 少し目を見開いて、風馬があきらを見る。

 (ドキドキするのは気のせいだ)

 あきらはそう自分に言い聞かせていた。少し間があって、

 「本木さんの…」

 呟くように風馬は言った。

 「そう! 思い出した?」

 あきらは嬉しい反面、告白の事まで思い出してしまっただろうか、と少し不安になる。本木早苗の娘だと思い出してくれただけであってほしい。

 本木早苗は母が仕事で使う旧姓だ。だから母を本木の名前で呼ぶ人は勤務する病院に関係のある人だけだ。当時、母からは聞かされていなかったが、ニュースや学校の噂話で知っていた。赤木君があの心中事件の生き残りで、母の働く病院に入院している、という事。ある日母にその事を聞くと悲しい顔をして「そうよ」と答えた。その母の顔を見て、これは聞いてはいけない事だったんだと分かった。だからそれ以上母には何も聞けなかった。その後赤木君が学校に戻る事はなく、他の地区へ転校したと聞いた。こうしてあきらの初恋は終わった。返事も貰えないまま。だからまさかこの席で会う事になるなんて、夢にも思わなかった。

 その後2時間くらいコンパは続いたが、あきらは風馬になかなか話し掛ける事が出来ず、雪が酷くなってきた、という事で早々にコンパはお開きとなった。

 帰り道、奈穂と靖子は赤木君はどんな人なの?とキャアキャアはしゃぎながら聞いてきたが、詳しい事は話さず

 「あの通り、あまり喋らない人だったよ」

 とだけ言った。

 実際、今日何年か振りに会った赤木風馬は以前にも増して喋らず、思い詰めたような暗い顔をしていた。コンパに遅れて来て、ほとんど喋らず、笑わず、暗い顔をした男、というのは通常女子の反省会では叩かれる対象になるのではないだろうか。

 あきらは白い溜息を吐いて奈穂と靖子の会話を聞いていた。当時の赤木風馬が頭に浮かぶ。あの頃も今も、変わらない目だった。胸が痛い。

 雪は静かに、音を立てずに降り続いている。明日は積もっているだろう。





 寒さと尿意で羽山は朝の4時に目が覚めた。冬の羽毛布団でもこれだけ体に冷えが伝わるという事は雪が積もったのかもしれない。部屋に重みのある、しん、とした冷気を感じた。2階の寝室の隣にあるトイレで用を足し、トイレから出てすぐの所にある道路に面した小窓のカーテンを開けた。雪を期待する、子供の頃のワクワク感を感じながら。

 「うおっ、積もってんなー」

 明け方の闇夜のまだ汚されていない綺麗な白の世界を眺める。この程度の積雪なら田舎へ出発する頃にはある程度溶けているだろう。安心してカーテンを閉めようとした時、動くものが見えた。まだまだ暗い、雪の積もった坂道を上がって行く後ろ姿がある。こんな時間に、寒い雪の中を。暗くてよく見えないが、若い男のようだ。

 (ジーンズに、黒のダウンジャケット。グレーのマフラー。身長175センチぐらいか。)

 小さくなっていく後ろ姿が昨日の昼に会った風馬に重なった。あの時風馬が着ていたジャケットによく似ている。

 いる訳がない。

 (犬の散歩か何かだろ)

 実際向かいの家の中型犬のハッピーは、朝の5時に飼い主に散歩をおねだりするらしく、毎朝本当に大変なのよ、と奥さんが愚痴を零していたらしい。

 ブルっと一度身震いをして、足早に寝室へ戻った。足元はすっかり冷えてしまっている。今日は田舎までの長時間の道のりを運転しなければならない。もう一眠りしよう。羽山は自分のぬくもりの残る布団に潜り込んだ。隣の布団で理恵はぐっすり眠っている。

 7時半頃に起きて一階に下りると、理恵は既に朝食の準備をしていた。羽山は淹れたての濃い香りのする珈琲に砂糖を2杯入れて半分まで飲むと、昨晩車のフロントガラスへ置いておいた凍結防止用の段ボールを取りにガレージへ向かった。玄関から外へ出ると、まるでスキー場のような刺すような冷たさを感じた。吐く息が深く濃い白だ。

 ガレージへ行き、車を見てすぐに異変に気付いた。

 冬用のスタッドレスタイヤが4本全部、見事なまでにパンクしている。タイヤの側面にご丁寧に2本ずつ、太い釘が刺さっていた。明らかに人が、意図的にやったものだ。タイヤはペタンコにはなっていないが、とてもじゃないがこの雪道は走れない、それほど変形していた。

 「くそっ…」

 車の前で立ち尽くす。

 その時、ハッと目があるものを追った。白い綺麗な雪の上に足跡が付いている。付いた足跡にまた少しだけ雪が掛かってはいるが、ハッキリと分かった。その足跡はガレージの周りにいくつかあり、道路へ出て、まっすぐ団地の坂道を上がっていた。足跡を追って歩く。けれど途中で足跡は大通りへ出てしまい、たくさんの他の足跡の中に消えてしまっっていた。

 家に戻ると朝食が出来ていた。

 「お味噌汁冷めちゃうわよ。圭太、そろそろ起こしておくわね」

 そう言って理恵は2階へ上がる。

 (さて、どう言ったものか)

 理恵はこういった事に過敏になる所がある。上手く言わないといけない。あの足跡のサイズは26センチから27センチ、といった所だ。朝方4時に見かけた男の後ろ姿がすぐに頭に浮かぶ。おそらくはあの男だろう。

 (何を考えている。くそったれ)

 羽山は自分を罵った。あの後ろ姿がどうしても風馬と重なってしまう。すっかり冷めてしまった残り半分の珈琲を一気に飲んだ。





風馬はタクシーの中から雪が静かに降り積もってゆく街を見ていた。タクシーは赤信号で止まっている。他に車は一台も走っていない。この信号の命令はまるで意味のないものなのだが、タクシーは律儀に信号の前で止まっていた。普段は交通量の多い所だが、こんな時間に、こんな雪の日に、車が一台も走っていないのは当然だろう。ゆっくりと通り過ぎたコンビニにも客は一人もおらず、店員も事務所に入っているのか、見当たらなかった。ただ、自分の乗っているタクシーだけが寝静まった雪の街の中を走っている。ずっとずっと前も後ろも、この黒いタクシーしかいない。雪が街を白にして、この世界までも変えてしまったようだ。自分とタクシーの運転手だけ、変わってしまった世界から取り残されたのだ。雪の降り積もる静かな夜の中に、皆、幸せそうに埋もれていってしまった。取り残された暗い夜道に、タイヤのチェーンの音だけが響く。


あれはいつだったか。確か中学の時。戦時中、一本だけ燃えずに生き残った木を題材にした授業だった。街も人も動物も、あらゆる生き物が戦争で燃えて、消えた。その一本の木だけ、焼け野原の中、燃えずに生き残ったらしい。人々はそれを、素晴らしい、奇跡の木だ、木を見習って我々も頑張ろう、と敬い、讃えた。その町の復興のシンボルとして、けっこうな費用をかけ、大切に保護しているそうだ。写真に写っていたその木は幹が所々欠け、枝は少ししか残っていなかった。思っていたよりもずっと細い木だった。戦争前、周りには同じ種類の木がたくさん植えられていたそうだ。今は広い土地にその木が一本だけ、どうしたものかと立っていた。先生はその写真を指して、戦後の人々はこの木を見て勇気をもらっていたそうよ、と言った。他の木が燃えてゆく中、耐えて生き残ったこの木は本当に強いわね、素晴らしいわね、と。

何が素晴らしいのだろうか。一本だけになってしまった。取り残されてしまったのだ。強いがために。全てが燃えてしまった不毛の土地に、何とも心細そうに、途方に暮れて立っているじゃないか。もしかしたら他の木と共に燃えてしまいたかったのかもしれない。勝手に英雄に祭り上げられたその木が、ひどく哀れに見えた。置いてけぼりにされた木、それが、その木の真実だ。

まだまだ暗い明け方、風馬は大通りでタクシーを降り、近くにあるコンビニに寄って、軽く食べられるものを買った。そこから一本入った所にあるアパートの3階の、一番端にある自分の部屋の玄関ドアを開け、中に入る。ドアが閉まる音を聞き、体の強張りが解けてゆく。電気を点け、服に付いた雪を払った。小さめのソファに座ると、コンビニの袋をテーブルへ置き、大きく息を吐いた。部屋はすっかり冷え切っていて、まるで冷蔵庫の中みたいだった。

昼に羽山に会った時から、田舎へ帰れないようにするにはどうしたらいいのか、そればかりを考えていた。夜のコンパは欠席させてほしい、と言ったのだが、先輩からの度々の呼び出しで行かざるを得なかった。コンパに行ったものの、食事が喉を通らず、ずっと上の空だった。考えた末、羽山の車のタイヤをパンクさせるのが一番確実だろうと思った。犯行がバレないよう、午前3時に決行する事にした。雪が積もってきていたため、バイクは諦め、大通りにタクシーを呼んだ。チェーンを巻いたタクシーに乗り込み、昼に貰った名刺にある住所へと向かった。羽山の家から坂道を上がった、かなり離れた所でタクシーを降り、30分くらいしたら戻ります、と告げた。タクシーの運転手は不審がっていたが、そんな事は今の風馬にはどうでもよかった。

羽山の家は、洋風の可愛らしい家だった。ガレージには昼に見た車が停めてある。その車に忍び寄り、音が出ないよう上部を布で巻いた太めの釘に、トンカチを当て、タイヤへ打ち込んだ。

パンクをやり遂げて、風馬は満足していた。これで田舎へ帰れなくなったのだ。修理して行くとしても、最初に予定していた時間通りには出発出来ないはずだ。それでいい。

ジャケットを着たまま、放心状態でソファに座っていたが、やっと我に返り、ストーブに火を点けた。部屋がだんだん暖かくなり、現実を肌で感じる。コンビニで買ったホットの缶コーヒーを飲む、ぬるくなっていた。レジの横で売っていたおでんの大根をかじる、こちらもぬるい。昼のシャケ弁当も居酒屋での夜ご飯も、ほとんど食べていなかったので、おでんの大根が体に染み渡っていく。今日はこれから一日、家を出ず、寝て過ごそう。日曜で良かった。

風馬は何もない空間をじっと見つめていた。





 「あ、羽山さん、おはようございます」

 「おう、はよ」

 交通課の後輩の田尾に声を掛けられ、羽山は足を止めた。

「この間の鍋と、頂いたポテサラ、すげえうまかったです。ありがとうございました」

 「そうか、そりゃ良かった」

 「それで今日、鍋とタッパーを返そうと思ってたんですけど、忘れちゃいまして、すいません」

 「あぁ、いつでもいいよ」

 田尾は独身で、大きな鍋を持っていない。鍋パーティを家ですると言っていたので羽山が貸してあげたのだ。その話を理恵にすると、自慢のポテサラを大量に作りタッパーに入れ、田尾君へ、と可愛らしいメモまで付けた。かえって迷惑だろう、と言うと喧嘩になった。

 「昨日は渋滞、大変だったんじゃないですか?」

と田尾が聞いてきた。

 「え?高速渋滞してたのか?昨日は帰らなかったから、知らねえんだよ」

 「あ、そうなんですか。事故渋滞ですよ、大きいのがあったんです。ニュースにもなってましたよ。車5台の玉突きで4人亡くなりまして、昨日は処理で大変でしたよ」

 田尾は上司に聞こえないよう、小声で言った。

 「そんな大きいのがあったのか。それは大変だったな、お疲れさん」

 (そりゃ高速で行ってたら大渋滞に巻き込まれる所だったな)

 そんな事を思いながら田尾に手でお疲れさんの会釈をし、捜査一課の自分の席に着くと、羽山は持ってきた新聞を広げた。

 紙面に大きく事故の記事が載っている。5台玉突き、4人死亡と見出しがあり、小さいが写真が載っていた。羽山は何気に発生時刻を見た。10時30分頃。その時刻を見た羽山の動きが止まった。10時30分、ちょっとまて、丁度そのぐらいの時間じゃないか? 自分の車がそれぐらいの時間に、同じ場所を通るはずだ。一つ目のインターを少し行った辺り・・間違いない。もしかしたら巻き込まれていたかもしれない。事故に遭っていたかもしれないのだ。黒く焦げ、無残に大破した何台もの車と死者数を見て、唾を飲む。ただの偶然だと分かってはいても、背中がゾクリとした。もしも車がパンクなどせず、予定通り高速で行っていたら…。

 (運が良かった…)

 その時羽山の頭の中で何かが引っかかった。

 まて、まてよ。

 パンクの犯人は、考えたくはないが、風馬ではないかと思っている。

風馬はあの日の昼、何と言った?高速で行かない方がいい、と言わなかったか。混むから、と。背筋が一気に冷える。またゾクッとした。さっきとは違う種類のゾクッ、だ。朝方の暗い雪の中、坂道を上がる後ろ姿が浮かぶ。完成間近のジグソーパズルのピースをはめ込むように、考えがグングンまとまってゆく。

ただの偶然だ。ただ運が良かっただけだ。事故は起きなかったかもしれない。

だが「高速で行くな」と風馬は言い、俺は生返事をして、高速で行くつもりだったのだ。ところがタイヤがパンクされて予定通りに行けなくなってしまった。そしてその日の10時30分頃、自分達が丁度通るはずだった場所で大事故が起きた。パンクの犯人は、おそらくは風馬……。

風馬は事故が起きる事を知っていた?いや、そんな馬鹿な、どうかしている、考えすぎだ。

ピースは、はまった気がする、パズルは完成したはずなのに、全くスッキリしない。そのパズルは、さらに途方もなく大きなパズルの一部だったようだ。


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