古の童話
深き樹々の海 樹海の奥深き地に
こころ穏やかなる 四季をつかさどる民
春の木 やわらかなる 花 咲き
癒すもの
夏の木 はかなく 花 舞いし
別れをつげるもの
秋の木 あざやかに 葉 彩り
目覚めさせるもの
冬の木 かろやかに 葉 散らせし
眠らせるもの
春夏秋冬 調和せし 統べるもの 四季
* 古の民 四季の民 今は忘れ去られし領域 かの地に眠る
特異なる四季の民 流した涙 骸 結晶とかす
四季の民 自ら 生み出せし 結晶 唯一の経路
世界中から 結晶を 入手せしめんと 人々集う
四季の民 生み出した結晶 ばくだいなる富を生む
それがゆえに
富を得ようとせし者 四季を狩る
* 古の民 四季の民 今は忘れ去られし領域 かの地に眠る
自然と調和せし こころ穏やかなる 四季の民
今はもう永き眠りにつく
読み人知らず
乱筆、乱文、誤変換ご容赦ください。