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03 小規模の天の川

 俺は爆心地へと走り出す。


 女の子が曲がった角に背中をつけ、見つからないように道路の先を窺う。


 そこにいたのは、空飛ぶスケボーに乗ってたさっきの女の子ともう一人、変な乗り物に乗らず地に足をつけた、安全な女の子。二人は十メートルぐらい距離をとって互いに警戒しているように見える。


 ちなみに、スケボーの方が赤みがかった髪で、もう一人が黒髪です。髪型とか服装とか、ファッションに詳しくないからラノベの主人公みたいに脳内描写はできないが、一般論としてかなり可愛いことだけは断言しよう。俺は基本、二次元にしか愛を注げないから見蕩れたりはしないがな。


「でもよかった、ちゃんとした人類だ……」


 ここで鳴き声がギャースの化物とか出たら、回れ右して逃げてたね。怖いもんね。人類最高。人ラブ。


「ほんっと、なんでいっつも邪魔なんかするの」


 スケボーに乗ってない黒髪の方の女の子がスケボー女子に話しかける。


「とりあえず、あなたが何もできないようにするためですが?」


 スケボーも余裕を持って答える。ところで黒髪の方はそれなりの「何か」ができるような話ぶりだ。一体何が出来るんだろう。会話の流れからして、スケボー女子が困ることだよね? 衣類だけ溶かす伝説の液体でも出せるのかなワクワク。


 直後、戦いは唐突に始まった。


「────ペティギャラクシィ!」


 スケボー女子は両手を黒髪の少女へと向け、大声で叫ぶ。その両手からは、赤い小さな光が大量に発射された。


(ペティギャラクシィ……直訳で『小規模の天の川』か?)


 名前だけではすごいのかすごくないのかわからないが、実際に見ればわかった。天の川の名前を出すだけあって、赤い光はものすごい量だ。目測だが、一立方メートルに数千個は入っている。それが本当の天の川のように長く群を成して、黒髪の少女へと襲い掛かる。


(何アレ・・・・・)


 いろいろと意味がわからない。


もっと続き書けよと自分で思いました。

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