表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/34

17 予想的中

 掛道がスケボーを持って俺の部屋の窓をぶち破り外に出る。この窓、時間が動き出しても直ってなかったらキレる。


 特に理由はないが、掛道に続き俺も窓から飛び出す。掛道が外で浮かせていないスケボーに乗っていたから俺も掛道の後ろに無理やり乗る。


「ちょ、先輩!? 高度が保てないんですが!?」


「努力でカバーしろ。やりたいことがあるんだろ? さっさと出発しろ」


 訳知り顔で告げてやる。掛道はハッとした表情を一瞬浮かべ、前を向く。


「はいっ!」


 雰囲気に騙されやすいやつだなあ。どんな誤解をしたんだろう。


「ちゃんと掴まっててくださいね!」


 掛道はそう言うとスケボーを浮かせる。


────ポスポスポスポス


 あ、あの音だ。ポスポスだ。


 ポス一回につき、足に突き上げるような弱い刺激を感じる。


「行きますよ!」


 浮いたスケボーが前進する。足元を見ると、赤い、野球ボールくらいの大きさの何かがスケボーの下周辺で小さく爆発していた。小規模の天の川を少し大きくしただけのような見た目だ。小規模の天の川に似るこの赤いのを推進力にしているようだ。予想的中、小さな喜び。


 というか遅っせ。何が掴まってろだ。なめんな。


週末っていいですよね。趣味に没頭できます。

逆の意味で終末は嫌いです。オヤジギャグだよっ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ