第2話:すれ違い
推し=神の2話目です。
ぜひご一読ください!!
私は人生初の推し活をする。
めぐるひめがチャンネル登録者250万人を突破したお祝いをする。
そのために、今日は妹と一緒に、友達の家に行く。
友達のうみの部屋に入るとそこには異様な光景が広がっていた。
壁・床・家具すべてにめぐるひめのポスターが貼られている。
さらに、祭壇を作っており、アクスタを数百個並べている。
年中金欠だと言っていたのに、なぜそんなに買えるのか聞いてみた。
「親のクレジットカードで買ってるからだよ。いくらでも買えるでしょう?」
妹は衝撃のあまり、顔面蒼白になっている。
私も、思わず顔をしかめてしまった。だが、何とかいつもの顔に戻し、友達に言った。
「ーそうなんだね。クレジットカードって、後からお金請求されるんだよ?大丈夫なの?」
すると、彼女は明るい笑顔を浮かべて言った。
「もちろん知ってるよ、けど買わずにはいられないでしょう?だから、仕方ないよね。」
私も妹も絶句した。妹の方をちらりと見ると、膝から崩れ落ち、泣き出していた。
妹を怖がらせてしまったのだと思い、家に帰る決意をした。
「ごめんね、ちょっと用事思い出したから帰るね。じゃあね。」
「ごめんなさい、帰ります。さようなら。」
「用事なら仕方ない。また来てねー!」
そんな会話を繰り広げた。
爆買い事件から1年がたった。
私は、あの爆買い事件から友達とあまり話していない。
ただ、妹は友達と話したらしい。
友達が妹にお金を借りに来たそうだ。
妹から話を聞いたが、友達のうみは、勝手にクレジットカードを使っていることがバレたらしい。
そして、没収されたが、今度は親の財布からお金を抜き取っているらしい。
その噂が校内に広がり、うみは、半年前の文化祭を一人でまわっていた。
時を経て、めぐるひめは国内トップクラスのVTuberとなった。
さらに、観光大使に選ばれた。
VTuberが観光大使を務めることは、初めてで異例のことだった。
前までは若干ながら、アンチコメントもあった。
しかし、今は、誰からも反対の声は上がらなかった。
当たり前だ。
最後まで読んでくださりありがとうございます!!
もう少しで告白のお時間となります。




