我は十六夜 誠…真に芸術を愛するものやで
俺は家で猫と姉と食事をしながら様々な動物が写っているテレビを見ながら話をしていた。
「そうしてこの俺はこんなヘンテコな部活に入る事になったのでした」
「そうなんだ…サッカーはやっぱり…やらないの?」
「サッカーはもうやる事は無いですよ…知ってるよね?」
「何故やらないのかは知っているけれども!それでもその天才の才能が!弛まぬ努力が!捨てられるのを黙ってはいられないよ!」
「…言わんとする事は分かりますが…僕は変わらないんです」
「はぁ…仕方ないとしても勿体無いとサッカー大好きな私は思ってしまうよ」
「姉さんもあんな事があったのに変わりませんね…所であの人は何処ですか?」
「まあいつも通り籠っているけれど?…士郎があの人の事を気にするなんて珍しいね?」
「まあそうですね…そろそろこの俺も過去と向き合わないといけない時が来そうなのでね」
「…この部活は確かにそうかもしれないけど…士郎にはまだ早すぎるとこの私は思うけれど?」
「寧ろ…俺は遅いですよ…しかし今日の食事は豪華すぎるのでは?」
「まあ特別な日にはこれくらいは無いと寂しいと私は思ってしまうので」
「早いとは思うのにそれは用意してくれらのか?…乙女心は分からないです」
「まあこの私は変わっているって本当に沢山の人に言われる様な変人なのでね!」
「それは…ドヤ顔で言う様な事ですか?」
「これはドヤ顔で言う様な事だね!間違い無く!」
「…やっぱり全くもって理解出来ない…ご馳走様でした」
そう俺は手を合わせて言って食器を台所に置いて部屋を出ようとすると姉は一言こう言って来た。
「熱意に負けか…それなら士郎は何故私は拒んで彼女を選んだの?」
「それは実に簡単ですよ…貴方の熱意は凄まじくが空っぽだからですよ」
「この私が空っぽか…それはある一面では凄く的を射過ぎている言葉だね」
「…そうだね…少し言葉は強かったと思うが…この俺が間違った事を言ったとは一切全く思わない」
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俺がいつも通りに偶像と過ごしながら授業を終えて部室に向かっていると一人の人物と出会った。
その人物は一人は身長は目算だが170cm〜175cm程であり日本人として平均的な肌をしていて顔に腕に脚に刺繍や入れ墨があるかっこいい男性の人物で有り、パッチワークの様な色んな色を組み合われたの変な服装でありマントも付いている、またスカートには様々な彫刻道具が入っているポケットが五つ存在している、赤い太陽が描かれた青い三角帽を被っていて首にはペンダントが掛かっていた、黒目黒髪であり髪型はぱっつんロングヘアであり、肉体は本当に凄くバランスが取れていて実践的な筋肉質であり強そうであるが腕の指は数本欠けていて気になった。
この俺はこの人こそが十六夜 誠であると一目見るだけで至極簡単に分かった為に話しかけた。
「貴方が十六夜 誠さんですか?」
「そう言う君は幽谷 士郎やったかの?」
「そうです俺が幽谷 士郎です…これから宜しくお願いします」
「この我は十六夜 誠や!まあ一年の短い間やけど宜しゅう!」
そう言って手を差し出して来た為に俺も手を差し出して握手をした。
「立ち話もなんだしここで話をしよか」
そう言って誠先輩が指差したのは演奏部であった。
「演奏部で話をするんですか?」
「それが実は今日なら特に問題は無く使う事が出来るやな」
そうして二人が演奏部に入ると聞いた事もない様な綺麗なピアノの音が響いていたが、誠先輩はそれを無視してそこら辺の椅子に座った為に俺もそこら辺の椅子に座ると誠先輩は言った。
「それで何の話をせぇへん?」
「…そうですね…TRPGてやった事はありますか?」
「まあやった事はあんな」
「何のTRPGをですか?」
「永い後日談のネクロニカ・ウタカゼ・キルデスビジネス・ゆうやけこやけ」
「それは渋いと言うかかなり変わったラインナップですね」
「まあ我の友は我と同じでめっちゃけったいな人物やからな…逆に聞きたいんだが君は何のTRPGをしとんねや?」
「俺はクトゥルフ神話TRPG・シノビガミ・パラノイアを基本的な軸にして他のTRPGもやっている感じですね」
「パラノイアを普通に入れるんかは議論の余地はあるが…我から言わせるのであれば普通のラインナップやな」
「まあそうですね…所で…貴方は思想が強いと聞きましたがそれはどう言うものですか?」
「それは芸術の話か?それとも芸術が関係あらへんところの話か?」
「そうですね…先に芸術に関係無い話をしますか」
「芸術に関係無いこの我の思想を語る前に思想とはなんぞを語らせて貰う…思想とは全てやで…思想が出とる作品と呼ばれるものがあるがどの作品も思想の塊やで…思想が出とると言う人はワイにとって不愉快な思想がと言う言葉を使わんとなんぞを叩く情けない存在やで…大人気の人間讃歌も思想やで…価値観に黒も白も無く絶対性なんてものは無く時代によって移り変わるものやで…常識とは非常識の集合体に過ぎへんものやで」
「寿司を美味しいと言う事も思想であり善なる行いを肯定するのも思想ですからね…それに作者の思想なんて事を言う人は肯定派も否定派もエスパーだらけですよ」
「差別主義を差別しとる・自由を奪う自由・多様性を認めへん多様性…我はこないな感じの言葉遊びが嫌いやで」
「まあ嫌いな人は多いでしょうね」
「我は日本人以外の人種が嫌いやで…日本人にも嫌いな存在はいるが…日本人以外は余りにもえげつないからやで…クロンボ・ジャップ・イエローモンキー・ニガー・めくら・廃人・ガイジ・アスペ・統失・チョッパリ・シロ豚・アカ・短命種・劣等種・びっこ引き・障害者・ボッシュ
「さっきから話が意味不明ですね」
「著作権侵害がガイドラインがネットでは日常茶飯事やで…二次創作は悪である自覚が無くて嫌いやで…ちなみに我はコンプラなどもゴミであると思とる」
「小説や漫画などの稀に見る作者の思想を吐き出すだけの人形の様よりも酷いですよ?」
「キャラの黒人化はゴミやで…このキャラが白人に見えるとは白人の目は色の識別がでけへんのか?劣等種族やな!…ポリコレとはゴミやで!…アジア人に対する差別は許されるどころか!それが正しいとされとる!…ユダヤ人が嫌いであるインディアンが嫌いやで!
「聞いていたよりも実際に会うとやばさと言うものを痛感しますね」
「我はレズビアンやで!我はゲイやで!我はバイセクシャルやで!我はトランスジェンダーやで!我はマイノリティやで!…う〜〜ん…我はどうも自分の話をするのが得意ではおまへんな」
「これはそう言った様な問題ですか?」
「これはそう言うた様な問題であると我は認識しとる」
「…そうですか」
「実はせやねん」
「…それで芸術の方はどんな思想などを持ち合わせているですか?」
「君は岡本太郎と言う芸術家を作家を貴方は存じ上げとると思いますメンテ」
「あの太陽の塔を作り上げた岡本太郎であれば当然存じ上げていますけど?」
「我は彼を心の底からリスペクトと言うか何と言うかの感情を抱いとるメンテ」
「それなら誠さんは彼の名言の中で何が一番好きですか?」
「岡本太郎の著書『自分の中に毒を持て』『自分の運命に楯を突け』『自分の中に孤独を抱け』『強く生きる言葉』『壁を破る言葉』『愛する言葉』『今日の芸術―時代を創造するものは誰か』などなどには様々な名言が載っとる…岡本太郎の名言はぎょうさんあるが我がいっちゃん好きな名言は…敢えて言うのであればそないなもんは存在せぇへんメンテ」
「はぁ?」
「我は岡本太郎を同類であると思とる…山田 良平の様な如何なる場所時代でも関係の無い究極の芸術に辿り着く事が出来ひんかった人…ここからはやっぱりあんじょう説明出来でけへんメンテ」
「…なら思想とかそう言う難しい事では無く…もっと簡単で最も無茶苦茶に少し話してください」
「せやな…我は自分の体験した事を芸術に反映する為に様々な場所に赴くのだが特に我は登山が好きであり…ほんまにありとあらゆる山を登って指を失ぉて自分の中で最高の芸術品を作ったメンテ…せやさかい我はあのイカレタ部活に参加したメンテ…永遠と言うものを目指しとるあの女に着いて行こ-思うたメンテ」
「…誠さんは永遠と言う風に解釈しましたか」
「そら自分は別の解釈をしたと言うんか?」
「俺は永遠では無く…死者蘇生が限界であると解釈しました」
「あいつに限界?無限の欲望を持ち合わしとる様に見えるが?」
「確かに熱意は凄まじいですが…願いがそこまで壮大かは…まだ会って間も無い私には言う事は出来ないですね」
「まあやろな」
「…貴方は芸術好きの本当にヤバい人物です」
「我は十六夜 誠…真に芸術を愛するものやで」
「貴方と言う存在がまるで俺には掴めていないです」
「まあ初対面で掴ませへん為に演技しとる部分もあるからな」
「…何故そんな事をしているんですか?俺には全く理解出来ないですね」
「さよか?結構この我と君は似とると認識をしとるからこないな感じなんやけどな?」
「流石にこの士郎が宗教にハマっていた時期でも似てないんですが?」
そう話をしているとピアノの演奏が終わって歩いて現れたのは身長は目算だが155cm〜160cm程であり、白い肌をしている根暗な雰囲気の少女であり、黒の目に黒の髪で普通のロングであり普通の学生服を着ていた、故に俺は拍手しながら言った。
「素晴らしい演奏でした」
「…有難うございます?」
「今の曲は何と言う曲名ですか?」
「…今のは曲は昔のぼんやりとした記憶の再現ですので私にも分からないです…すいません」
「いや別に貴方が謝る様な事ではありませんよ」
そうして彼女はこの部屋から出て行った。
「ナンパでもしたかったんか?」
「別に演奏が綺麗であり…懐かしかった」
「懐かしかったわ?」
「何と無くですがね」
「…貴方はどれだけデジャブの様なもんを感じた事がありまっか?」
「デジャブですか…まあそれで言うなら…恐らくは普通の人よりも感じた事があるんじゃ無いですかね?」
「我は毎日の様にデジャブの様なもんを感じとった…故に当時は全く興味が無かった芸術を選んでこの感覚から抜け出したかってん」
「それで抜け出す事は出来たんですか?」
「いや全く…今でもデジャブを毎日感じとるが我はそないなもんが気にならんくなってん」
「それは何故ですか?」
「何故か?これを言語にする術を我は持ち合わしとらへん…故に敢えて言うんやったら我は幸せに至ったさかいに」
「…成る程それは…貴方の考えで唯一納得出来る理解出来る答えです」
そう話をして俺と誠さんは別れて部室に俺は向かった。
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俺は部室でガブリエルと二人きりであり…まあ少し気まずいけれど勇気を持って話しかけてみた。
「この学校てエレベーターがかなり厳重ですけどそれって何が理由なんですかね?」
「……それは昔エレベーターの事故で1年1組の誰かが死んだからと言う話を聞きました」
「…そうなんですか」
「……そうらしいです」
「…所で質問なんですが…何で俺達の教室である1年1組の両隣の部屋は封じ込められているのですか?」
「……それは確か自殺関係の事件によるものだったはずですが…この自分でもそれは詳しくは知らないです」
「そうですか…所で質問なんですが…この学校て1年1組で明らかに異常な程の数の死者が出ていますね?」
「……この自分の調べた限りだと噂だと出ていますね」
「これって明らかに政府による隠蔽工作されてますね?」
「……まあされていそうですね……理由は分かりませんけど」
「そしてこの会話は政府に聞かれている可能性がありますよね?」
「……まああの事件以降はカメラやらチップやらの陰謀論は定石ですね」
「…まあこの部室なら問題は無いでしょうけど怖い世の中になりましたね」
「……貴方が知らなかっただけで貴方が生まれた時から世界はこんなものです」
「…所でハワード・フィリップス・ラヴクラフトの沢山の作品を上げましたけど…どの作品を読みましたか?」
「……宇宙からの色・インスマスの影・クトゥルフの呼び声・アウトサイダー・時間からの影は読みました」
「おっ!その中でどれが一番面白かったですか!」
「……この中だとアウトサイダーが一番面白かったです」
「どんな所が気に入りましたか!?」
「……そうですね自分はこの作品の
そうして俺とガブリエルはかなり楽しく話が出来た。
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マンションの屋上で処刑台(断頭台)に腰掛けて夕焼きの中で俺はステーキを食べていると、いつもの様に堕天使が飛んで来て屋上の地面に落ちていた陰陽玉を蹴って言った。
「グリーンピースを貰うぞ」
「グリーンピースを食いながら言う事ですか?」
「別にグリーンピースぐらいなら構わないだろ?」
「マシではあるでしょう…ステーキを取られる時に比べたらですがね」
「にゃははだな…それで本題なんだけど…あいつと向き合う覚悟は決まったか?」
「…中々難しいですね…いずれ絶対にしなければならない事であるとは分かっていますが」
「合理的な人間とは真反対な超非合理的な人間である君が簡単に覚悟が決まるとは思っていないけど…時間とは限られたものだよ?」
「それは分かっているんです…分かっているんですが……本当に俺は自分自身の弱さに本当に呆れ果ててしまいますよ」
「まだ呆れ果てていなかったのか?これまでの人生から考えると驚異的で狂気的な思考回路の持ち主だね?」
「それがこの俺の自信であり汚点でありと言う様なものですからね…まあこの芯が変わる事は無いですよ」
「こんな話をしながらVtuberを見るのか?」
「…これでも俺は真面目なんですけどね」
「知っているが分かっているが理解は無理だ」
「…Vtuberは最高です…本当に分かりやすくて面白い」
「分かりやすくてねぇ…本当に分かっていて言ってますか?」
そう言いながら堕天使は屋上から街を動物を見渡してこう言った。
「人間と言う種族は本当に発展したな〜…顔すらも認識しないで相手を一方的に殺せる程に進歩するなんて驚きだな」
「…それは進歩ですか?退化ではなくて?」
「洞穴で暮らしている時のほうが良かったとお前は思うのか?」
「そうは言っていません…100年前の餓狼 妁版の書道…500年前の万能の天才の絵…1000年前の万葉集…2000年前の石板…1万年以上前の狩りの絵を俺は眺めているのに…そう思うわけが無い」
「それならば何故これが退化であると言えるのだ?」
「それは人間がこの暗闇の中で自由だから…でしょうか?」
「暗闇の中で自由ね〜…鎖で繋がれていた人の気持ちは分からないね」
「鎖に繋がれて初めて光を見る事が出来ると…この俺の友が演じた存在は言った」
「[森田 道一]か…士郎…お前は出会いと別れを楽しんで見ろと…この僕がアドバイスしてあげるよ」
「…それが出来る様なかっこいい大人に成れたのなら…きっと最高ですね」
そう俺と堕天使はステーキを食って屋上で駄弁りながら街を鈴原るるを見る。
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