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私の私による私の為の部活  作者: ナイアルラトホテプ
チュートリアル[たったひとつの冴えたやりかた]
15/31

ショゴスなのだ

「今人類は終わりの時を迎えとるとはどう言う事でっか?」


「冥王星にミ=ゴがいたり火星にヴルトゥームがいたり英国にシャン(シャッガイの昆虫)がいたりフォマルハウトに炎の精がいたりしましたか?」


「朗報として現在はあの村のショゴス以外は神話生物は見つかっていないなのだ…悲報としてショゴスなのだ」


「ショゴス?ショゴスは封印に成功したんちゃう?」


「ショゴスの封印には成功したなのだ…けれど…拙者は知ったなのだ…何故あの村であの様な方法で封印されていたのかを…現在の人類にはショゴスと言う存在を倒す方法は無いと言う事を知ったなのだ」


「せやさかいそらどういう事なんでっか!?」


「ショゴスは人間を含める様々な地球の生き物の祖先にあたると言われる様な存在…スライムの様な不定形の存在であり…ありとあらゆる存在に変わる事が出来ると言う性質を持っている存在…そんな存在が人間に成り変わったとしたら気づく事が貴方には出来るなのだ?」


「はぁ?」


「肉体の構成情報を完璧にコピーした存在…記憶も行動を本人と同じであり自分が偽物であると自覚が無い存在…そしてその存在は更に無自覚に他の自分と同じか自分よりも小さな生き物を食ってコピーして仲間を増やすなのだ」


「…それが今この世界に起きとると言うとるんでっか?」


「そうなのだ…ガブリエルが封印をショゴスに施したのと同時にショゴスはガブリエルを捕食してコピーにしたなのだ」


「…そうであるのやったら…この我は既にコピーなんでっか?」


「それは違うなのだ…ショゴスはある理由によって…士郎・偶像・誠・拙者には何の影響も与えていないなのだ」


「そうなんでっか?…この世界には今現在どれほどのコピーが存在するんでっか?」


「この事にこの拙者が気づいたのはガブリエルの母親が認知症が突然治療したからなのだ」


「そらどう言う事でっか?完璧に肉体情報をコピーしよるさけは?」


「ガブリエルの母親の認知者が治ったのは…士郎・偶像・誠・拙者には何の影響も与えないのは…ガブリエルの意思なのだ」


「そらショゴスを意図的に操作してこないな事を起こしとるっちゅう事でっか?」


「ショゴスであると言う事を自覚していながらそれをひた隠しにして…行動していたなのだ」


「何やねんそれって?…それってほんまにおもろいじゃぁ無いでっか!何でそんな最高に創作意欲を掻き立てる事を黙っとったんやけど!?」


「それは分からない…故に今分かっている現状を説明する…ショゴスの捕食とコピーは高性能なハイスピードカメラでも無ければ捉えられない程の速度(初速からマッハ300)で行われていて…これが弱体化の影響を受けていない本来のショゴスの速度であると思われる(まあショゴスは個体差がかなりある存在の為にあくまでもあの村から発生したショゴス達の速さであり本来のショゴスの平均はまるで分からないが)…また音速すらも遥かに超えた速度であるのに衝撃波などは何故か発生していない…これが何故かは現在研究中である…そして捕食とコピーはショゴスから半径5m程に自分と同じか自分よりも小さい存在が近づいたらどんな場所でも自動的に行われる…ここで言う自分よりも小さい存在と言うのは人間や猫など意外にも微生物なども含まれる事を確認済みである…そしてここまで説明で分かる通り…ショゴスは既に世界中にとんでもない量が存在している…例えば人間であらば遊園地に行くだけで本当に大量のショゴスが生まれてそこから更に大量のショゴスが生まれるが…その時に別の県や別の国に行く人がショゴスになると…飛行場の全ての人がショゴスになってあらゆる国に行ってと…この拙者が気が付いた時にはショゴスを隔離して如何にかするなんて地点を超えていた」


「故にこの二人を拘束してショゴスを操作しようと言う魂胆なんでっか?」


「それも計画一つとしてありますが…本題はショゴスはコピーは同一人物であるなのか?タイムリープを使用するべきなのか?なのだ」


「…偶像はどうしたんですか?」


「偶像は異世界に行く前にやる事があるのでやって貰っているなのだ」


「こんな状況でもそれを優先しなければならない事とは一体何ですか?」


「…今人類は終わりの時を迎えているなのだ…人間が生まれるよりも前に生まれた…下級妖怪…下級妖精…下級悪魔…下級天使…下級神の分霊によって…人間の妄想より生まれた…七不思議…都市伝説…怪談話が現れて…忘れ去られたもの達の異界からこの地球を乗っとりに現れるなのだ」


「それはどう言う事ですか?」


「超常存在としては弱小の集まりが徒党を成して明日にはこの地球に攻め入って来ると言う情報を手に入れたなのだ…故にこの拙者達から逆に奇襲を仕掛けて壊滅すると言う作戦なのだ」


「全体からしてぶっ飛んでいますが…ここはそう言う世界だと受け入れるとしても…いきなり奇襲なんですか?」


「彼らは話し合いや説得によって人間が如何にか出来る存在では無い為にそうする予定なのだ」


「そうなんですか」


「そうなのだ…所でショゴスは同一人物であると貴方達は思うなのです?」


「…自分のクローンがいる偶像はショゴスと前の人間はどう言う人物と言うか?」


「そらでやね?…自分やったらそうやけど…家族のクローンで満足する人でっか?」


「…まあ確かに家族のクローンで納得するイメージは無いですね…それなら否定派?」


「偶像は別にどちらでも構わないと言う結論なのだ」


「そう言った結論ですか…まず少し思った事を言っていいですか?」


「別に何を言っても構わないなのだ」


「まずショゴスと人間は同一人物では無いとするじゃ無いですか」


「なのだ」


「そして次に思うのが人間が一人減ってショゴス人間が一人増えているじゃないですか」


「なのだ」


「人間は人間以下の大きさの生物は絶命する事になる…そしてそれと同じだけの生命が誕生する」


「弱肉強食なのだ?自然の摂理なのだ?」


「そう言った風に言う事も出来ると言う話です」


「ショゴスと言う邪悪が繁栄する事を許容するなのだ?」


「人間はショゴスと違って邪悪じゃ無いと言う考えですか?」


「ショゴスにも善の側面が存在しているなのだ?」


「ショゴスは神話生物ではあるが邪神では無い…古のもの…最初に地球を支配した存在…人類と姿形は違えど…ラブクラフトの狂気の山脈にて…何であれ、彼らは人間だったのだと言われた存在…そんな存在が奴隷として扱っていた存在…知能を手に入れて反旗を翻した存在…それがショゴスである」


「だからショゴスは善にも悪にも成れる存在であるなのだ?それはその可能性はあると認めるなのだ…だけれどもそれは人類が滅ぼされるのを見逃す理由にはならないなのだ」


「それはこの俺もそう思います」


「なら今の会話は何やりましたんか?」


「前提の確認です…人類の未来を決める会話には必要なものです」


「まあそれは必要やろうな…まあこの我はまるで如何でもええけれど」


「そして話を戻します…ショゴスと人間は果たして同一人物であるのか…それは同一人物であると思っています」


「それは何故なのだ?」


「人間の本質とは記憶です…精神です…輪廻転生によって記憶を無くした存在を魂が同じだから同じ存在であるとこの俺は思わない…逆に肉体を改造しても…肉体を捨て去っても…記憶があれば精神があれば…それは同じである…故にこの出来事ではタイムリープを使うつもりは無い」


「それは今回の出来事がガブリエルの起こした事だから意見を変えていないなのだ?」


「見当違いな事を言いますね…ガブリエルの起こした事だからと意見を変えるこの俺では無い!」


「…そうなのだ…誠はどう思っているなのだ」


「この我は同一人物では無いと思とる」


「それは何故なのだ?」


「テセウスの船で言われる様な連続性はあるが魂が違ぉとる…それにこの我はテレポートで粒子レベルに分解されて再構築された存在を同じであるとは思えへんたちの人間やで…せやさかい同一人物では無いと思とる」


「…それで六花さんはどう思っているので?」


「…この拙者は同一人物であり同一人物では無いと思っているなのだ」


「そらどういう事でっか?」


「どちらの意見正しい…どちらの意見も間違っている…故にこの拙者はこの件に関しては中立なのだ」


「この行動が中立であると?」


「ガブリエルは自分から拘束されたなのだ」


「花蓮も自分からこうやって拘束されたのですか?」


「それはこの拙者の意思でありガブリエルの意思なのだ」


「そうですか…ガブリエルは同一人物であると思っているのですか?」


「ガブリエルはどうなのでしょうね…こればかりは…拙者にもガブリエルにも理解出来る事では無いなのだ」


「…そうですか…ショゴスによって人類は終わりを迎える…様々な生き物は終わりを迎えた」


「断言なのだ?」


「断言させて貰います」


「そらおもろい判断やな!」


「…地球は救いに行くなのだ?」


「そうですね…地球を救うに行きますか」


「そんな気分で大丈夫か?気分転換は必要無いでっか?」


「地球を救って気分転換をするので何の問題も存在しないなのだ」


「悪を倒して…地球を救って…本当に最高の気分に浸るとしますかね」


そうして二人の拘束は解放されてこの地球を守る為の戦いに俺たちは向かう。






///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////






俺達は雲よりも上の特別な大きな透明の爆撃機の中で事実確認を作戦の内容を再度確認していた。


「この世界は弱小の超常存在が住まう異界…儀式をする事で人間でも訪れる事が出来る場所…この世界の宇宙と同様に無限の広さを誇る場所…忘れ去られたものが流れ着いたから最後の場所…そこの弱小の超常存在が集合して存在している場所にこれから俺達は1万の個の50メガトンのツァーリボンバすらも超えてツァーリ・ボンバが本来予定されていた威力の100メガトンすらも超えた…1000メガトンの最強の核兵器であるリヒトを落とす…ここでこう思ったでしょう…普通に核を落としてもここにいるのはショゴスとは違って実態が無かったり別の次元に存在していたりと言う様な様々な特別な力を持っている超常存在ばかりであり効き目は無いと…故に偶像が世界から集めていた様々な伝説の品々を儀式によって日本の最高神である天照大神の分霊に捧げる事によって1万個全ての核兵器をどんな存在であっても当たる様にして貰いました…そしてその時に更にこの奇襲を絶対に成功させる為にこのステルス爆撃機100個の気配などと言うものを消して貰いました…これによって地球からの突然の奇襲は成功してほぼ全ての弱小の超常存在を駆逐する事が出来るでしょうが…一部の存在は難を逃れる…それを狩るのが今回の俺達の目的…何故もう人類を滅ぼすのが不可能に思える残党までも滅ぼすのかと言うと…それは天照大神の分霊どうの儀式によって課せられた縛りの中の一つであるからである…これで合っていますか?」


「それで合っているのなのだ」


「そして投下地点に全ての爆撃機が後1分で到着するでありんす…投下と同時に爆撃機を急加速してマッハ2.5の速度まで上げてソニックブームを出しながら爆発を避けてある地点まで移動して更に投下するでありんす」


「……流石に緊張してきました」


「勝ち確の戦いでそないに緊張するか?」


「……この戦いのどこらへんが勝ち確定なんですか?」


「ほぼ勝ち確みたいな盤面やろ?まだ山登りの方が緊張するで?」


「しったげ緊張さ強ぇ精神たがいでらんだすね…このおいだば緊張で体の震えが止まらねよ?」


「そろそろ…到着して急加速によって全身をGが襲う為に肉体の準備を花蓮以外はするでありんす」


「…三・二・一・投下!そして急加速!!」


そうして爆撃機は急加速する…核兵器は雲の下で明日の決戦を前に宴をしている彼らの元に落ちて逝く。






///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////






そうして100機の爆撃機はマッハ2.5で空を飛びながら1万個のリヒトを落とした。


「この飛行機に向かって無数の影が飛んで向かって来ている…故に勝負を受けて立つなのだ」


「彼らは殺し合いの勝負を仕掛けてくる…その時に彼らは特別な空間を展開する…そこは彼らに非常に有利な空間である」


「敵が多い程にこちらにとってあまりにも不利で不条理なゲーム…だけれど勝ち目がほんの僅かに存在するゲームと言うものを仕掛けてくるでありんす」


「この数は想定よりも遥かに多いわ?」


「作戦は成功したのに何故なんやろか?」


「作戦は成功したどもなしてなんだべが?」


「この拙者が想定していたよりも敵の数は多かった…けれどこの数なら勝てる確率はあるなのだ」


「ショゴス戦を軽く超える様な絶望ではありんすけど…この私様の今までの人生の中ではトップ10にも入らない絶望でありんすな」


「そらえらい悲しい人生を歩んでけたね!」


「仲間に様々な事に恵まれているのでそうでも無いでありんすよ」


「…しかし花蓮は村から自由になってやる事が果たしてこれで良いのですか?」


「これが自由になってこのおいがしてゃ事であるがら…何の問題も存在しね!」


そう話をしていると辺りは突如として暗闇に包まれて意識は飲み込まれて行った。

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