表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
996/1948

0995




 部屋で明日の予定を少し話し合う。と言っても、王城などでの身の守り方とかだ。あそこは前に喧嘩を売ってくれた奴等が居るからな、こちらとしては忘れていない。


 当時、王太子だった今の王も宰相も、王の命とはいえ喧嘩を売ってくれたしメイド共は調子に乗っていた。今回はどういう歓迎をしてくれるのか楽しみだし、だからこそリンデとリヴィは守ってやらないといけない。


 俺達? 俺達なら堂々と歩いて出てくればいいだけだ。ただし目の前を塞いだ奴等は皆殺しにするが。そうすれば終わる話だし、前の事が無かった事になる訳がない。そこも釘を刺しておくか。


 そんな話し合いを続けていたらダリアとカエデが眠っていたので、布団まで連れて行って寝かせてやる。その後、当然の様に皆に連れて行かれるも、【房中術】と【鋭覚】で返り討ちにして全員を寝かせた。


 部屋と体を綺麗に【浄化】した後で向こうの部屋を確認するも、綺麗にする事は出来ない状況だったので勾玉を使う。吸引と【浄化】を行い綺麗にしたら、さっさと寝よう。今日も一日お疲れ様でした。



 <異世界465日目>



 おはようございます。今日はラグナンドの王城に話を通しに行かなければいけません。あくまでも話を通すだけで、王国としては王女が傭兵として動いて情報を取ってくれば済む。


 王城に話を通すのは友好関係を壊さない為に筋を通すというだけだ。本来なら傭兵が情報を得るのに、国に筋を通す必要など何処にも無い。リンデとリヴィは一緒に居るので、どちらの国からも同じ事が言える。


 だからこそ筋を通す事が大事になる訳だ。リヴィはその辺りをしっかりとやってはいないらしく、王太子に会ったのも1回だけらしい。もう王族から離れたいとも言っていたし、リヴィの立場については王太子も理解を示していたそうだ。


 最前線のために使われて、国の為に活躍したら厄介払いだからな。流石に王太子も同情するか……。仕方がないとはいえ、露骨にそれをやる国というのはどうなんだ? と普通なら思うわな。



 「「「「「「「「チュッ! おはよう、皆」」」」」」」」


 「おはよう、皆」 「ニャ」 「ガォ」


 「今日は面倒だけど、城に行ってバカの相手をしてから移動か……。リヴィも居るし、流石におかしな事はしないと思うけどね。昨夜決めた通り、やってきたら身の程を教えてやるか」


 「ダナの言う通り、こちらにはリヴィアーテが居ますからね。自国の王女の面目にまで泥を塗るバカは多くはない筈です。居なくはないというのがクソ貴族たる所以ですが、否定は出来ません」


 「私達で対処出来るのはするけれど、最悪はアルドに【幻死】を使ってもらう必要があるかも……。王が知らぬ存ぜぬを貫く形で、余計な事をしてくる可能性が否定できないのよね」


 「前回バカをやってくれてるからね。信用や信頼を無くすという事は、即ちこういう事なんだけど……。理解していない、もしくは見ないフリをするバカな貴族は多いだろう」


 「警戒されても損しかないのに、警戒されるような事をやる。結局は損しかしていないから頭悪いなぁって感じだけど、たぶん気付いて無いんだろうね」



 部屋の中を片付けながら、愚痴が零れまくっている。城に行くのが面倒臭いというか気乗りしないんだろう。当然と言えば当然だし、俺もこの国の城には行く気がしない。


 行っても得が無いし、時間の無駄にしか思えないんだよな。今回は王太子の手紙もリンデが預かっているし、おかしな事をしないとは思いたいが……。


 宿の玄関でリンデ達4人と合流し、隣の食堂に入って大銅貨10枚を支払い朝食を頼む。席に座ってゆっくりしていると、傭兵が店に入ってきて席に座り大声で話し始めた。



 「最近、昔に比べて邪生を見る機会が減った気がするんだが気の所為か? 何だか不思議な感じがするんだが、去年? いや一昨年かな? それぐらいと比べて減った気がするんだよ」


 「気の所為じゃないか? 特に変わった感じはしないし、そんな事は気にした事もないからなぁ……。思い出そうとしても、欠片も思い出せないな」


 「邪生が居なくなった訳でもないし、この前だって居たじゃないか。あれで減ってるとか言われてもな」


 「いや、アレを見た時に思ったんだよ。そういえば久しぶりに見たな……ってさ。だから減ってるんじゃないかと思ったんだよ」


 「少なかったのは偶然だろ、どうせ」


 「そうそう」



 体感できる程には減っていない筈だけど、邪気が消えても宇宙空間から足されるまでには時間がかかる。その間は確かに邪気が減ったと言えるのかもしれない。俺が勾玉で吸引して【浄化】しても、全体量からすれば微量でしかないからな。


 それどころか、1日で生み出されている邪気の量を下回っている可能性すらある。浄化量が足りていないとしたら、俺1人だけではどうにもならないな。そもそも植物や動物や魔物が生み出す量が多過ぎるんだ。


 食事時に考える事じゃなかったな、下らない事を考えてないで食事を楽しもう。


 朝食後、食堂を出て王城へと向かう。貴族街への門も、王城への門もリヴィの御蔭で素通り出来た。普通はアポをとってそれからとなるが、隣国の王女が来てるんだから待たせる事はしないだろう。


 王城の前に立っている兵士に事情を何度も話すと、しぶしぶ兵士が中に聞きに行った。もう片方の兵士もこちらを胡散臭そうに見てきているが、それを表情に出す意味を理解しているのか? この国は兵士まで頭が悪いのかね?。


 中に行った兵士が戻ってきたが、その後ろから妙に偉そうな貴族が出てきて、城の中に案内もせずに用件を聞いてきた。どうやら聖王国というのはここまで礼儀知らずらしい。最早ただの蛮族国家だな。



 「なあ、バロッサとラグナンドは交代した方が良いんじゃないか? ここまでの蛮族国家とは思わなかった。隣国の姫を城の外で立たせるとか……改めて蛮族国家を名乗った方が良いぞ? それなら理解する」


 「いや、流石に私も擁護出来ないな。ここはさっさと出て、王国に戻って王太子殿下に報告をした方が良い。場合によっては戦争にまで発展しかねない程の非礼だよ、コレは」


 「そうだな、さっさと帰るか。前もそうだったが、この国は不老長寿である俺達に対する礼儀も無かったしな。新たな蛮族国家の誕生か」



 俺達が背を向けて帰ろうとすると、奥から慌てたように出てきた奴が居る。実はこっちを窺ってた奴が居たんだが、俺は【空間把握】で気付いているし、他のメンバーは【気配察知】で気付いていた。


 つまり気付いている相手にバカな事をやっていたという訳だ。あまりに滑稽過ぎて笑えない。その証拠にリンデ以上にリヴィの機嫌が悪い。自分の祖国だとは思いたくない程の失態だからな。それも全部バレてるし。



 「何か御座いましたかな!? ややっ、これはリヴィアーテ殿下。いったい如何されましたか?」


 「ワザとらしいんだよ! 君が隠れてた事ぐらい不老長寿の方々はお見通しなんだ! 見ろ、呆れていらっしゃるだろう!! どれだけ恥を晒せば気が済むんだ!?」


 「うっ、あ……いや、それは……」



 どうやらマウントをとろうとした様だが、あまりにバカ過ぎて理解できていなかったらしい。コイツが隠れている方へ視線を向けていたにも関わらず、バレていないと思っていた様だ。



 「まあ、いいじゃないか。聖王国あらため蛮族国家になったんだし。ここは、”おめでとう”と言うべきだろう。バロッサと同じ程度の国として、これから歴史に残るぞ? ほら、喜べよ」



 コイツ等は自国の顔に泥を塗ったという自覚が無い様なので、煽って理解させてやる。途端に顔を真っ赤にして怒る者と、顔を真っ青にして慌てる者とに別れた。顔を真っ青にしているのは、こちらを窺っていた奴だ。



 「他国からの使者をこういう風に扱うんだ、蛮族国家でなくて何なんだ? 礼儀も知らないんだろう、お前達は? 礼儀知らずに礼儀を求める程、俺達は落ちぶれていない。感謝しろよ?」



 さて、どう出る?。



 ▽▽▽▽▽


 0995終了時点


 大白金貨17枚

 白金貨72枚

 大金貨771枚

 金貨877枚

 大銀貨931枚

 銀貨1121枚

 大銅貨1424枚

 銅貨291枚


 神木石の浄化槍

 神石の浄化剣

 神木の浄化棍棒

 神木の浄化盾

 アダマンタイトのサバイバルナイフ

 氷擲竜の棒手裏剣

 アダマンタイトの十手

 神石の勾玉

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ