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 夕方になって練習も終わり、俺達は食堂で夕食を食べて宿へと戻る。今日も一日練習していたが、上達はそこまでない。それでも多少はマシになったんじゃない? というところか。今日は足運びが主体だったな。


 部屋でゆっくりとしていると子供達が布団に寝転がったので、2匹を左右に寝かせて【昏睡】を使う。その後は女性2人を満足させて綺麗にしたら、おやすみなさい。



 <呪いの星39日目>



 おはようございます。武術大会が始まるまでは、カナイスの練習に集中しなければいけません。今日も一日カナイスを含めた皆の指導だ。たまには集中的に鍛える日があってもいいな。2人も多少は上達してるし。


 皆が起きて近衛騎士が来たので、昨日と同じく近衛の建物で朝食をとる。その後、練習場に移動してカナイスを待つ。早く行っても始まらない事を理解したのか第二皇子は居なかった。


 カナイスがやってきたので練習を始め、昼食は近衛の練習場でとり、夕方になったので平民街へと戻る。食堂で夕食を食べたら、宿へと戻ってゆっくりと休む。子供達はお腹もふくれたからかウトウトし始めたが、まだ寝るには早い。


 胡坐の両方に座らせ、背もたれの様になってやりながらも座らせる。30分ほど経ったら布団に寝かせ、2匹を左右に寝かせたら【昏睡】で深く眠らせる。後は2人を寝かせるだけだ。


 いつも通りに満足させて寝かさせたら、部屋と体を綺麗にして、おやすみなさい。



 <呪いの星40日目>



 おはようございます。今日もカナイスの練習です。朝の日課を終わらせて紅茶を飲みつつ、静かな時間を過ごす。皆が起きて近衛が来たら移動を開始。朝食を食べたら練習へ行き、ゆっくりと待つ。


 今日も基本を教え、夕方になったら平民街へ。スラムの者が激減していたという報告を受けたと皇太子が言い出したがスルーしておいた。それはいいのだが、どうやらアリシアに関しては触れない事に決めたらしい。そんな事をカナイスが言っていた。


 食堂で夕食を食べたら宿に戻り、子供達と2匹を寝かせたら女性2人も寝かせる。部屋と体を綺麗にして、おやすみなさい。



 <呪いの星41日目>



 おはようございます。今日も練習の日です。いつものルーティーンを熟して待ち、近衛が来たら移動。朝食を終えたら練習場へ行き、カナイスが来たら練習を開始する。相変わらず、足運びが上手くならないね?。


 身体強化の方が上達しているくらいだ。細かい事が苦手と言うべきか、それとも今までの足運びが染み付いていて取れないと言うべきか。まあ、必死になって頑張ってもらおう。


 夕方になったので練習を終え、平民街へと戻って食堂に行く。最近は武術大会の話題が多く、当初の頃に比べれば表情が明るい。そんな食堂での食事も終えて宿へと戻る。


 子供達と2匹、そして女性2人を寝かせたら、綺麗にしておやすみなさい。



 <呪いの星42日目>



 おはようございます。残りは2日です。何とかなると言うべきか、何ともならないと言うべきか。まあ、出来るだけの事はしよう。近衛が来るまでゆっくりし、来たら皆で移動して朝食を食べる。


 練習場へと移動したら、今日は早くからカナイスが居たので練習を始めた。【集中】を使って練習させているからか、ようやく少しずつ改善してきたらしい。足運びに関してはそれなりにはなった。あくまでもそれなりだが。


 最低限の目標はクリアしているので良しとしよう。才能もセンスも普通なんだし、ここまで来たら十分だろう。アリシアやウェルのようにはならない、2人は神血を飲んでるので大きく違うし。


 夕方になったので平民街へと戻り、食堂で夕食をとったら宿へ。今日もお腹が膨れたらウトウトしている子供達。ここ最近思いっきり体を動かしているからだろうか? アリシアとウェルを看てもらいながらも、子供達も練習してるからなぁ。


 してないのはダリアとフヨウぐらいだが、2匹は既に十分強いんだよ。それに四つ足や粘液体に教えられる事なんて碌に無いしな。30分ほど経ったので子供達を寝かせ、2匹を寝かせたら【昏睡】で深く眠らせる。


 早速の2人を返り討ちにして寝かせたら、おやすみなさい。



 <呪いの星43日目>



 おはようございます。今日は最後の練習日です。明日には武術大会の予選が始まる。既に帝国中から人が集まっていて、試合会場近くで寝泊りしているそうだ。支柱を立てて布を張っただけの所で寝泊りするのは大変だろう。


 とはいえ武術大会で上位に入ると騎士団に誘われるらしいので、出場者も必死だ。農村の若者が騎士に成り上がれるチャンスなんだから、人生を賭けて来る者が居るのも分かる。それでも目にとまるかどうかは別だが。


 皆が起きて近衛の2人が来たので移動する。朝食を食べて練習場に移動するとカナイスが待っていたので早速始める。今日は一日試合形式の練習だ。今までの練習の成果を出しきれ。


 アリシアとウェルが交互に相手をするのだが、カナイスは2人に勝てない。アリシアの盾を突破する事が出来ず、体勢を崩されたところに攻撃を受ける。ウェルが相手だと見切られて避けられ、反撃を受けて終了。その繰り返しだ。


 最後の追い込みなので2人も容赦しないが、合間に休憩として他の皇族の相手もしている。とはいえアリシアとウェルを突破できる者はいない。まあ、色々な仕事のある皇族はこの程度でも仕方ないだろう。戦いを生業としている訳じゃないし。



 「それでも一度くらいは勝ちたいです。まさか一度も勝てないなんて思いもしませんでした……。それも、ドラゴンのウェルディランカさんならともかく、アリシアにも勝てないなんて……」


 「むっ、何だかバカにされている気がします。私だって剣とか刃物を使うのが下手なだけで、弱い訳では無いんですよ? それにカナイスは分かりやすく、タイミングがとりやすいので助かります」


 「うむ、そうだな。これから攻撃してくる、というのが非常に分かりやすい。狙うところを目で確認しておるし、そういう体の向きや姿勢になるのでな。こちらからすれば教えてくれておるのだから対処は簡単だ」


 「えっ!? ………そんなに分かりやすいんですか? ……教えて下さい! そんな大事な事は!! 何故、教えて正してくれないんですか!!」


 「それは癖だからだよ。そういう細かい癖っていうのは、直すのにそれなりの時間がかかる。ハッキリ言えば間に合わないんだ。なら指摘しないで他の事をさせた方がいい。変に意識すると、体の動きが余計にチグハグになる」


 「……それなら仕方ないんでしょうか」


 「少なくとも武術大会には間に合わないんだから、教えても無駄だな。一年かけてゆっくり直せとしか言えん。身体強化があるんだから、上手く使って本戦一戦目ぐらいは勝ってくれよ?」


 「頑張ります……」



 俺達は近衛の練習場から平民街へと移動。ようやくカナイスからの仕事も終わり、依頼料として大銀貨2枚をもらった。多いか少ないかは知らないが、期間を考えれば多いのかね? ま、食堂に行こう。


 夕食を食べて部屋へと戻り、明日一日はゆっくりする事を皆に言っておく。流石にここ最近の昼食で食料も減っているから買出しをしておかないといけない。野菜類も随分と減っている。肉類に関してはもう無い。


 近衛の奴等も絶賛していたが、あれ呪いの魔物の肉なんだよな。ワザと言わなかったけどさ。残っているのは旨味干し肉と呪いの魔物のかす肉だけだ。野菜類に関しても無いし、米も残り少ないうえ、麦類がゼロだ。


 むしろよく保ったと言うべきだろう。明日しっかり買い物をしておかないとダンジョン攻略時に困る。子供達もウトウトしているので布団に寝かせ、2匹を左右に寝かせて【昏睡】っと。


 待てなくてキスしてくるチョロゴンを捌きつつ、返り討ちにして寝かせると、妖しい目をしているアリシアも幸せに沈めてやった。部屋と体を綺麗にしたら、やっと寝られる。


 それじゃあ、おやすみなさい。


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