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1714




 宿の部屋に戻ったが、王女組は早速ヤっているようだ。滾っていても男4人は奴隷だ、自分からヤる事はできない。部屋に戻ってすぐという事は間違いなく王女組から言い出したのだろう。というか、それしか考えられない。


 あいつらも気付いたらヤりまくってるなぁ……今までが嘘のようだ。まあ、それ自体は別に良いんだけどさ。ウチの女性陣もニヤニヤしてるくらいだから似たような事を考えてるんだろう。特にダナとシュラはリンデをよく知ってるし。



 「そこまで詳しくはないけど色々とねぇ。それにしても、アタシ達に迷惑かけてくれたあの子がねぇ……。今や男に溺れてヤりまくってる。まあ、アタシも他人の事言えないんだけどさ。それにしても……」


 「言いたい事はよく分かりますよ。迷惑をかけられたにしても、子供の頃を知っているあの子が、色に溺れている姿というのも奇妙に感じます。今まで抑圧されていたにしても、2人の精亀族の所為だとしても、不思議な感覚ですね」


 「まあ、その話は止めておきましょう。誰も得をしないわ。帰る時に何とかなっていれば、それで良いのだしね? それよりも、北伊勢の戦はそろそろ終わりかしら? 結局アルドがお肉を溜めたのに、あまり意味が無かったわね」


 「そういえば、そうだね。クワナで普通に食事が出来るから稼いできたお肉は後回しかな? 別に腐る訳でもないし、そこまで気にしなくてもいいけどね。聞くところによると、既に沿岸の多くは制圧したらしいけど……」


 「どこまで制圧するのか、何処からは手が出せないのか。ヤシマの国はかなり曖昧だと聞いた。先祖伝来の土地という割には、その証拠に乏しい事もあるそうだし、何とも言えない部分はあるが……」


 「まあ、土地の証拠なんてそんな物じゃないの? 正直に言って、土地を奪ってから作った”証拠”ばかりだと思うよ。その方が分かりやすいというか何と言うか……。そもそも土地の証拠ってなに?」


 「そう言われたら困りますね。ずーっと遡ってみれば、帝国だって土地の正統な所持者という証拠なんて出せないでしょう。古の時代にはそこに生きていた方が居たでしょうし。結局は奪ったことの証明しか出来ないのでしょうね」


 「それに関しては仕方なかろうな。古の時代に生きていた方の子孫がもう分からんのだ。その血を継いだ方はとっくに滅びておるかもしれん。なれば結局、奪ったことの証明しか出来んよ」



 子供達がウトウトしているので布団に寝かせ、2匹も左右に寝かせて【昏睡】。後はいつも通りに女性陣を満足させて撃沈。少しゆっくりした後に綺麗にし、王女組も綺麗にしたら一息吐く。今日は早かったな。


 勾玉で邪気を吸引したら、おやすみなさい。



 <異世界875日目>



 おはようございます。北伊勢での戦5日目ですが、昨日は久しぶりにゆっくり眠れました。既に商人は殆ど終わっているので後は職人とかになるんだろうが、わざわざ無理に聖人化する意味も無いので放っておく。


 おそらく職人なんかは問題を起こしたりはしないと思う。流れの職人とかが多いと聞くし、そこまで土地に愛着のある奴等って多くはないらしいからな。まあ、気持ちは分かるし、生きていくのが先だと言われれば、そりゃそうだとしか思わない。


 それよりも朝の日課だけは今の内に終わらせておくか。そう思って終わらせた後、緑茶を淹れてゆっくりとする。ボーッとしながら緑茶を飲みリラックスしていると、イデアが起きてトイレに行った。


 帰ってきたら俺が起きているからだろう、眠らずに起きる事にしたらしい。どちらがいいか聞くと紅茶を飲むようなので、鍋と紅茶の茶葉を出してやる。イデアが紅茶を煮出している間にハチミツを出し、後は好きにさせる。


 イデアが丁度いいタイミングを計っていると、いきなり蓮が起きてトイレに行った。その事に驚いたイデアは見送り、少し経って紅茶を淹れていたのを思い出したのだが、驚いた時に【加熱】は止まっていたのでセーフだった。


 丁度いい状態だったようなので、そのまま入れてハチミツを混ぜ飲み始めた。それにしても良いタイミングというか、悪いタイミングで起きてきたなぁ、蓮は。驚かせるタイミングとしては満点だったと思うが、それはそれでどうなんだと思う。


 そんな事を話していると連が戻ってきて紅茶を入れたので、静かな時間もそろそろかな? ………その後は女性陣も起きてきて、いつもの朝が始まる。全員が起きたら部屋を片付け、それが終わったら王女組に声を掛けてから食堂へ。


 大銅貨14枚を支払って食事を注文し、席に座って待つ。適当に雑談していると、艶々の王女組と厳しめの男4人が居た。やはり王女組で発散ではなく、王女組に搾り取られたか。予想通りの結果だな。そのうち治るだろう。


 運ばれてきた食事を食べつつ、昼食にパープルボアでも出すかと考えつつ食事を終え、一足先に港へ行く。王女組はゆっくり食べてていいぞ。


 港は相変わらず何処かが攻めて来る事も無いが、そもそも昨日は賊を叩き潰したんだったな。ならば尚の事、何処かが攻めてくる何て事は無いだろう。近隣にもう力のある奴なんて居ないだろうし、六角も北畠もそれどころじゃないし。


 後は尾張が地盤を固めれば、北伊勢の北東部は尾張の土地になるだろうな。日本と違って北伊勢で一揆なんて起きそうにないし、そもそも尾張が2度も戦に勝ってるからなー。クワナでも聞いたが諦めもつくんだろう、連続で負けたら。


 港でそんな事を考えていると、王女組がやってきたので少し休んだ後で練習を始める。昨日人殺しを経験したのなら、実戦がどういうものかは理解しただろう。ならばもう少しシビアな戦いにしてもいい筈だ。俺は女性陣にそう指示する。


 その指示を元に、女性陣は今まで以上に厳しい攻撃を繰り出していく。正直に言って、下らない戦よりも遥かに厳しい戦いを現在している。まあ練習では本番よりも厳しくするのは当たり前だ。でなければ本番で生き残れない。


 そんな事を考えつつ厳しい訓練をさせ、俺は昼が近くなってきたので昼食の用意をする。麦飯を炊きつつ、釣って冷凍したままだった鯵を揚げていき、子供達にはサラダとドレッシングを担当してもらった。


 鯵を揚げ終わったら、男4人用のパープルボアの揚げ物とダークチキンの唐揚げを作り、肉もキチンと用意しておく。肉がないと五月蝿いのが居るからだけど、女性陣と王女組に男4人の視線がこっちに向いていて集中できてないな。


 俺は集中するように言ったのだが、どうやら1度途切れたので無理みたいだ。素直に皆を休ませ、俺は必要な揚げ物を作りつつ、子供達にタレも担当してもらう。子供達は色々試行錯誤しながらタレを作っているが、楽しそうだ。


 妙なものは横にメルが居るので作らないだろう。麦飯は蒸せば終わりなので放っておき、俺も1つタレを作る。……麦飯も炊けたので早速食べようか。それじゃあ、いただきます。



 「いつも通りではあるが、やはり竜の脂の揚げ物は美味しいな。鯵のフライも美味いし、文句無しだ。皆はやはり肉か……まあ、肉が強いのは分かるけども。男4人はそのパープルボアの揚げ物を食べておくようにな。それで回復するだろう」


 「「「「ありがとうございます」」」」


 「それにしても搾り取ったみったいだねえ。昨日、男4人は初めての殺しで昂っていたとはいえ、アンタ達どれほど搾ったんだい? 幾ら何でも、強化されてる4人が明らかに弱ってたじゃないか」


 「ダナ。7人で搾り取ったなら、男が4人では負けてしまいますよ。男達も滾っていたので判断を誤ったのでしょう。まだイケるは、もう無理だという事を覚えておきなさい。ダンジョンの攻略と一緒です」


 「確かにね。まだまだ大丈夫という時は、もう引き返すべき時なのよ。例えとしては変かもしれないけど、気をつける事に変わりはないわ。元気な内に撤退の判断が出来るようになりなさい。その子達は、有れば有るだけ搾り取るわよ?」


 「「「「………」」」」



 まあ、今までを考えてもそうだろうなー。その事には疑問も無い。



 ▽▽▽▽▽


 1714終了時点


 大白金貨101枚

 白金貨498枚

 大金貨1795枚

 金貨2057枚

 大銀貨1660枚

 銀貨2575枚

 大銅貨322枚

 銅貨50枚


 神銅の処刑剣

 神銀の錫杖

 神金のヴァジュラ

 精霊木の浄化棍棒

 精霊木石の浄化盾

 氷擲竜の棒手裏剣

 神金銀の勾玉

 神銅の数珠2個

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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