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 夕食が終わったので後片付けを行い、その間に男4人に風呂に入らせる。後片付けも終わりゆっくりしていると、男4人の気配が風呂から上がったので、今度は俺が風呂に入る。最近少しずつ寒くなっているとは思うが、今日みたいに温かい日もあったりして難しい。


 どんどんと寒くなっていくならいいんだが、急に温かくなられても困るんだよな。そんな事を考えながらゆっくり浸かり、上がって縁側で涼む。汗が引くまでゆっくりとしていると、ダリアが来て横に寝そべった。


 どうしたんだと思うも、単に気分転換で部屋から出てきただけっぽい。現にフヨウは部屋に居るままだ。ダリアと共にゆっくりしていると、急に「ニャー」と鳴いたので盛り始めた事が分かった。毎日変わらない奴等だ。


 どうやら王族4人は未だに満足していないらしい。どれだけヤりたかったのかは分からないが、今は楽しんでいるだけか? ヤシマの国でならどれだけ好き勝手にヤっても、俺達が呆れる程度で済むんだが……。ま、部屋に戻るか。


 今は様子見だなと思いつつ、部屋に戻って子供達と遊ぶ。トランプで遊んでいると舟を漕ぎ始めたので、布団を敷いて寝かせる。2匹も左右に寝かせたら【昏睡】を使って、次は女性陣だ。


 今日はキメてさっさと寝かせ、部屋と体を綺麗にする。向こうは無理なので、勾玉で邪気を【浄化】したら、おやすみなさい。



 <異世界862日目>



 おはようございます。今日もダンジョンに行かせますが、基本の修行です。しかし……思っているより何も無いな? 今年もヤシマの国で揉め事なりに巻き込まれると思っていたんだが……今の所はその気配も無い。


 去年も一昨年も色々な事に巻き込まれたんだが、流石に今年は平和に過ごせそうかな。ただ、そうなると遊んでいるだけになるんで、ヤシマの国を離れた方がいいのかもしれない。あの中国っぽい国々、全然浄化が進んでないし。


 俺がするべき事は浄化であって、ダラダラ遊ぶ事じゃないんだよな。まあ、ヤシマの国の色々な所にあるダンジョンもまるで攻略できてないから、本来ならそっちにも行かなきゃならないんだけどさ。今は修行が先だしな。


 朝の日課を終えて台所に行き、緑茶を飲みながらゆっくりしていると聖が起きてきた。1人だけ早いなと思うも、目が開いて眠れなくなったらしい。緑茶と神水のどちらが良いか聞いたら、緑茶を飲んだ事が無かったので入れてやる。



 「今日はダンジョンに行く前に、ツシマかアツタに寄って雑貨でも買ってくるといい。金は渡しておこう。買った物は小型のアイテムバッグに入れておけばいいさ。俺達だって自分の物はアイテムバッグに入れている」


 「分かりました。………あの、私の主は未だ決まらないのでしょうか? 別にどうこうと言う訳ではありませんが、いつまでも決まらないというのも困りまして。どうしていいのやら……」


 「まあ、言いたい事は分かるんだけど、流石にあいつらが酷くてなあ。今のあいつらには譲渡できないんだよ。最悪はルーデル町の町長に渡す事になるかもしれん。ああ、ちなみに変な人じゃないから安心していい」


 「はあ……。とりあえずは、このままという事は分かりました。仕方がないのでしょうが、王女様方は問題だと仰られれば確かにそうなんでしょう。私達もなかなか大変ですので」


 「邪生というか、呪いの心臓を2つも食べさせても大変だとはなぁ。あいつらも王族として肩身の狭い生き方をしてきたから、気持ちは分からなくもないんだが、爆発するととどまることを知らないんだろう」


 「何と言うか、一気にキたりする事もありまして……。訳の分からない間に出ていたりする事も多く、よく分からないんです。ちょっと不気味というか何と言いますか……」


 「あいつら……! やっぱり【房中術】を使ってやがったか。相手が理解しないままに使われるって、確かに不気味だろうな。適度に使えば良いんだが、あいつら絶対に適度な使い方してないだろ。まったく!」


 「??? ……あの、えっと………」



 俺はよく分かってない聖に【房中術】を教える。途中で朝食を作りながらも続行し、女性陣が起きてきたので朝食作りを手伝ってもらう。その後も聖に【房中術】を教えて行き、何とか使える程度になったタイミングで王女組が起きてきた。


 王女組が座ったタイミングで俺は説教を開始する。流石に不気味だと思われているのを放置しているのは駄目すぎる。



 「王女組は少し反省しろ。お前ら【房中術】を使いながら男4人に説明していないから、気持ち悪がられてるぞ。いきなり快楽が強くきて勝手に出されれば不気味に思われても仕方ないだろう。誰か気付かなかったのか?」


 「「「「………」」」」


 「ザラとエイルズは理解してたようだね、ウェリアは【房中術】が分かってないかい。本当にこの蛮族4人は……いったいどうなってんだろうねえ。男を襲って快楽を貪ってるだけじゃないか。前に言ったろう、アンタ達がやってる事はメイドを手篭めにするバカとどこが違うんだい?」


 「「「「………」」」」


 「自分勝手に快楽を貪るだけ、相手に対する配慮も無いのでは話になりません。淑女たれとは言いませんが、蛮族でいいとは誰も言っていませんよ? 貴女達がやっている事はそういう事です。少しは反省しなさい」


 「本当にね。貴女達このままじゃ最低の女に成り下がるわよ? 相手の事も考えず、自分の快楽を追及するだけ。貴女達がやっている事は相手を道具扱いする事なのよ? それを理解してる?」


 「何と言うか、自分達が猿に見られている事も理解してないんだろうな。ある所で行われた実験でな、猿に自慰行為を教えると延々とそれだけをし続けるらしい。それは実験だし猿だからいいが、お前達はそのレベルなんだぞ? 自覚が無いだけでな」


 「「「「………」」」」


 「交わるとはお互いがあっての事だよ? 君達がやっている事は他人を使った自慰行為でしかない。ハッキリ言われないと理解しない時点で、女として失格だと言わざるを得ないんだ。そういう事をする男を見下していた筈なのにね?」


 「ようやく自覚が出てき始めたらしいな。どれだけ頭が茹だっていたのやら。稀に4人のような女が居るとは聞くが、4人共がそうなるというのは随分と珍しいな。それとも4人で居るからそうなったのか?」


 「ヤりたいだけなら納得するんだけどね、流石に相手をないがしろにしているのは駄目だよ。それはあまりにも最低だ。相手を性処理の道具のようにしか考えていない証拠だよ。少しは反省した方がいい。僕達のような仕事をしていた者ならまだしもね、男4人は奴隷なんだよ?」


 「逆らえない相手を一方的に……ですからね。それは幾らなんでも駄目でしょう。人間種として最低の行いです。だから貴族というのがバカにされるのですが、やっている事は変わりませんよ? 貴女達も」


 「貴族は男も女も股座がユルユルだからね。アンタ達は王族として、そんな貴族どもと変わらない事をしている訳だ。本当に自覚できないなら取り上げるよ? 少なくとも強制的に離れさせる事になるね」



 ダナの一言に王族4人は流石に反省の弁を述べた。しかしな、ヤり始めると暴走するんだよなコイツら。反省していないのか、それともヤり始めたら止まらないのか。……その時点で猿と変わらない訳なんだがなー。


 それにしても、まさか王族4人のこんな事にまで言及しなきゃならんとは。考えてもいなかったんで、簡単には解決法が分からない。何で4人はあそこまでになるんだろうな? 何かおかしい気がしないでもない。


 とはいえ、呪いの類とか邪気の類ではない。そもそも毎日綺麗に【浄化】してやってるんだから、そんな事はありえないんだよ。となると男4人に理由があるのか? 藤次郎、万次郎、光、聖。………何かしているとは思えないんだがなぁ。


 でも王族4人が抑えられない程に暴走しているし……。亜仙族、精亀族、光人族、聖輝族。どれかが関わりある? いや、待て。ザラとエイルズとウェリアは普通だ。特殊な能力とかじゃない。


 ……じゃあ、なんだ?。



 ▽▽▽▽▽


 1701終了時点


 大白金貨101枚

 白金貨498枚

 大金貨1795枚

 金貨2097枚

 大銀貨1701枚

 銀貨2618枚

 大銅貨448枚

 銅貨50枚


 神銅の処刑剣

 神銀の錫杖

 神金のヴァジュラ

 精霊木の浄化棍棒

 精霊木石の浄化盾

 氷擲竜の棒手裏剣

 神金銀の勾玉

 神銅の数珠2個

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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