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 子供達が誘ってくるので俺も一緒にトランプをして楽しんでいたら、子供達は舟を漕ぎ始めた。電池が切れるように急に眠気が来たらしいので、子供達を布団に寝かせて2匹を左右に寝かせる。いつも通り【昏睡】を使って深く眠らせたら、次は女性陣だ。


 今日の最後はシュラのようなので、それ以外のメンバーを【精気】のみで満足させていき、最後のシュラを残すのみとなった。シュラにリクエストを聞くと、相変わらずラブラブなのが良いそうなのでリクエスト通りにして撃沈する。


 アルメアもそうだが、本当に早いなー。グズグズに蕩けているが、二人とも危ない薬をキメたように駄目になるんだよ。何がそこまでなのかは本人にしか分からないし、いちいち聞いたりはしないけどさ。


 部屋と体を綺麗にし、勾玉での吸引と【浄化】を行う。一応で確認してみるも、綺麗にするのは無理なのでさっさと寝よう。王族4人が暴走しているが、他の3人は存外冷静だったな。あの3人は経験があるからかね?。


 まあ、いいか。下らない事を考えるのは止めよう。今日も一日お疲れ様でした。



 <異世界848日目>



 おはようございます。今日はウェリアを連れて京の都まで行く日です。お金自体は沢山あるから構わないし、ヤシマの国に還元するのは何も問題無いのだが……。購入した連中をガイアルム王国に連れて行くのは大変だぞ。


 木像もギリギリかな? 舟に関しては問題無い。……という事は、何とかいけるか。今の木像でギリギリだなぁ。まあ、これ以上は増えないと思うので構わないが。それにしても朝の日課をしていて思うが、あいつら暴走したんだなぁ。


 藤次郎と万次郎は出来得る限り【浄化】して、トラウマにならないようにしておこう。数の暴力という言葉を知らんのか。幾ら男でも、4人の女性が暴走して喰い気味に来たら引くわ。男だったら何でも、という訳じゃないんだぞ。


 というより、あいつらこそ性欲しか頭にない怪物みたいになってたぞ。昨夜の痴態を思い出して反省してほしいもんだ。王族として絶対にやっちゃいけない事をやっていたという自覚は持たせよう。


 俺は全粒粉を取り出して、摩り下ろしたジャガイモと神水と塩で練り、生地を作っていく。その横で並行してデスボーアの角煮を作り、出来上がった角煮を生地で包んで角煮まんを量産する。


 スープは竜のかす肉と野菜のスープだ。野菜の旨味を【抽出】しつつ竜のかす肉と一緒に煮込み、完成前にもう半分の野菜を投入して少し煮たら完成。シャキシャキの野菜と、野菜の旨味が溶け込んだスープが出来た。やはり美味しいな。


 はいはい、五月蝿くしない。足下でジャレついてくるダリアとフヨウに揚げ蒲鉾を渡して凌ぎつつ、角煮まんを蒸していく。流石にそろそろ起こした方がいいかと考えていると、王女組が起きてきた。


 ウチの女性陣が全員ジト目な時点で分かったのか、少々挙動不審になりつつも卓袱台の前に座り始める。ザラとエイルズとウェリアはそうでもない。それと藤次郎と万次郎は大丈夫そうだ。良かった、良かった。



 「藤次郎と万次郎は、駄目なら神様から貰った精力剤を渡そうかと考えてたんだが、どうやら大丈夫そうで安心したよ。暴走した4人の阿呆から滅茶苦茶されて、心に傷を負ってなきゃいいんだがな?」


 「「「「//////」」」」


 「まあ、結構な暴走具合ではありましたが……それでも心に傷を負うぐらいではありませんでしたよ。そうであれば流石に止めていますし、申し訳が立ちませんからね。藤次郎が150枚、万次郎が200枚ですし……」


 「そうそう。それにウチの里に連れて帰って種付けもしてもらわなきゃいけないし、予行練習かな? 魔眼族や鬼人族だけで集まっても【神眼族】の方が生まれる訳じゃないみたいだしさ」


 「そうですね。血が濃すぎても危険ですし、生まれた時から不老長寿の方というのは、神様がお決めになっているという事です。ならば血筋が入り込む余地なんて無いのでしょう。ディアーナ殿以外が生まれてないのが答えかと」


 「本当にそうなんだよ。ディアーナ様が400年以上生きてて、その間に誰も新しい【神眼族】の方が生まれてないんだ。もう、それが答えだよね。闘神様の祝福が400年の間に無いんだからさ」


 「結局は血筋でどうこうと言わずとも、生まれる時には生まれてくるって事だよ。神の加護や祝福持ちを人間種だけで生み出そうという方が、そもそもおかしい。神の加護や祝福が無ければ生まれないのにな?」


 「「「「「「「「「「………」」」」」」」」」」


 「おっと、そろそろ1度目の蒸しが終わるな。2度目をセットして、とりあえず食べ始めてくれ。2個目の蒸篭もそろそろ蒸しあがりそうだし、こっちも2度目の分を用意しておくか」



 蒸篭5段を2個使わないと食事が間に合わないっていうんだから、大所帯になったもんだ。とはいえ2人増えただけなんだから、元々から大所帯か。それより2度目をセットして、さっさと食事を始めよう。いただきます。



 「ジャガイモが入っていても、しっかり角煮まんになってるな。いつもより少々柔らかめの生地だが、特に問題無くて普通に美味しい。前にも作ったが、やはり摩り下ろしたジャガイモは使えるな。お腹に溜まるし」


 「ああ、やっぱりそうだったのかい。生地に妙な味があるなと思ってたんだけど、ジャガイモの味だったのか。まあ、どのみち中の角煮が濃い味で美味しいから気にもならないけど、皮の味も悪くは無いね」


 「饅頭になると水分が多いですから、柔らかくてしっとりしているのが良いですよね。昨日のパンとか出てきたらカチカチで、大抵スープに浸して食べるのが実家の基本でしたよ。後は水飲みながら食べるとか」


 「スープは出ないので? ……ああ、遅く起きてしまった所為で、既に食事が終わっている時ですか。里の場合は大抵食堂に行くので、特に気にした事は無いですね。よほど遅くなければ食事は出ますし」


 「まあ、ウチの里も同じかな? 食堂で食事をする所は大抵そうだよね。食堂の食事で育つから、家というか、近所で料理を作るとかってあんまり無いし。祭りとか、何かの行事の時ぐらいかな」


 「お前さん達の里の事は知らないが、そろそろ2個目を出すぞー。蒸篭ごと行くからなー、熱いが気を付けてくれー」



 卓袱台の上に蒸篭をドンと置き、後は好きに取っていってもらう。藤次郎と万次郎は男で若いだけあってよく食うなー。良い事だ。7人もの女を相手にしたんだからな、俺みたいに技が無ければ大変だろう。


 あいつらの体調に気を配って、駄目そうなら精力剤を飲ませるのと王女組を指導だな。ウチの女性陣に説教してもらえば多少は落ち着くだろう。駄目なら何か手を考えるか。そう思いながら、俺達の分の蒸篭も運ぶ。


 中から2個目の饅頭を【念動】で取り出して、蓮とイデアの皿に乗せてやる。早速「アチアチ」言いながら手で千切って美味しそうに食べているが、ウチの女性陣があっと言う間に取っていって蒸篭の中に3個しか残っていない。


 ダリアとフヨウの皿の上にも乗せてやるが、ダリアは1個でお腹いっぱいのようだ。ダリアも不思議と体の大きさ以上に食べるんだが、ジャガイモが効いているのかね? ダリアの分はフヨウが溶かしているので問題無し。


 ダリアはゆっくりとスープを飲んでいる。今日の野菜の旨味スープはダリアの琴線に触れたようだ。そんなダリアを見つつ、俺も食べて食事を終わらせていく。


 朝食後、後片付けをしながらウェリアに準備をするように言い。ウチの女性陣には王女組を鍛えておくように頼む。暴走していたみたいなので、基本からみっちり鍛えてやってくれと伝えると「ニンマリ」したので大丈夫だろう。


 王女組はこの世の終わりみたいな表情をしているが、だったら暴走すんなと言いたい。たとえ男だろうが、やって良い事と悪い事ぐらいあるんだよ。人間種の心は繊細で壊れやすい面があるんだからな。



 ▽▽▽▽▽


 1689終了時点


 大白金貨101枚

 白金貨498枚

 大金貨1795枚

 金貨2547枚

 大銀貨1702枚

 銀貨2620枚

 大銅貨457枚

 銅貨50枚


 神銅の処刑剣

 神銀の錫杖

 神金のヴァジュラ

 精霊木の浄化棍棒

 精霊木石の浄化盾

 氷擲竜の棒手裏剣

 神金銀の勾玉

 神銅の数珠2個

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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