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1656




 皆が起きたので朝の挨拶をし、少しゆっくりしたら食堂へと移動しよう。王女組もウェリアも起きていたので【念話】で一声掛けたら、宿の前で合流する。全員で食堂に行き、大銅貨14枚を支払ったら朝食を注文し席に座った。


 待っていると雑穀粥が出てきたので食べて出発する。量はそれなりに多く、魚介が沢山入ったもので美味しかった。王女組もウェリアも朝には良いと言っていたので、それなりには口に合ったらしいな。


 ハタの町の外に出たら一気に木像で走っていき、昼前にはモンの町へ。食堂に入り大銅貨14枚を支払ったら、ゆっくりと食事をする。昼食後、大銀貨1枚を渡すとあっさりと舟に乗せてくれたので、そのまま対岸のセキの町へ。


 それなりに時間が掛かったので、今日はセキの町でゆっくりする。自分の舟で進めば早かったんだが、わざわざ面倒だし睨まれるだけだ。既にヤシマの国までは来ているのだから、急ぐ必要はあまりない。


 大銅貨8枚で大部屋をとったら、部屋でゆっくりと休む。王女組やウェリアが来で酒を飲み始めたが好きにしなさい。子供達はトランプで遊び始めたので、俺は町に出て酒を買う。金貨2枚を使い、たっぷりと濁酒を買ったら町の外へ。


 バカな奴等が尾けてきているので適当に歩き、襲ってきたので叩きのめす。「ギャーギャー」五月蝿いが、話を聞く気も無いので白い枷3つで聖人にしていった。バカを聖人にしたら身体強化で走り去り、森に行って木を伐る。


 それを薪にしたら灰を作っていき、出来た灰を使って灰持酒を作っていく。半分を灰持酒にし、もう半分を焼酎にしたら、穴を掘って要らない物を捨てていこう。アイテムバッグの中の要らない物も捨て、整理したらセキの町へ。


 適当に店を見ながらウロウロし、味噌を銀貨3枚分購入。更に甘柿があったので銀貨1枚分買って帰った。女性陣は未だに飲んでいたので作った酒を渡し、子供達とディルと2匹で甘柿を食べる。



 「これは皮を剥いたら食べられる柿なのか……。確かに渋くないし普通に食べられるな。甘いとまでは言い辛いが、かと言って甘くない訳ではない。ほんのり甘いくらいだな。まさか干した柿の方が甘いとは……」


 「仕方ない。渋柿はあの渋さが反転して甘くなるからな。つまり渋ければ渋いほど、干し柿として出来上がった物は甘くなる。喰えないほど渋い以上は、当然あれだけ甘くなるんだ。何だったらハチミツ掛けて食べるか?」


 「わざわざそこまでしなくても、このまま食べられるから十分だと思う。……私達以外は酒を飲んでいるし、警戒しておいた方がいいな。夕食でも酔っ払ったままだろう。私達なら対処できるが、ウェリアがな……」


 「あいつの場合は襲ってきた奴を喰うような気もするが、用心するに越した事は無いか」



 盛り上がってるところ悪いが、そろそろ夕食に行くぞー。そう言って全員一緒に食堂へと行く。ウチの女性陣はほろ酔いぐらいだが、王族組とウェリアは怪しいな。ザラとエイルズは大丈夫か。


 食堂に行き大銅貨14枚を支払って食事を食べていくも、王族組とウェリアはグダグダで、周りから迷惑そうな気配と悪意が飛んできている。迷惑は申し訳ないと言うしかないが、悪意の連中は襲ってきたら聖人化の刑に処す。


 夕食後、宿へと戻るのだが、王族組とウェリアが千鳥足だ。あからさまに襲ってくださいと言わんばかりじゃないか。無理矢理に宿に連れ帰ると、部屋に押し込んだ。ザラとエイルズには何かあったら直ぐに呼べとだけ言っておく。


 2人は慣れているようだが、慣れるレベルで迷惑を掛けるなよな。そう思いながら自分達の部屋へと戻る。少しゆっくりしていると、皆はそれなりに意識がハッキリしている事が分かった。流石に王族組が酷すぎて警戒していたようだ。



 「トラップなら優秀なんだろうけど、流石にアレはねぇ……どう見ても酒に呑まれたバカの姿でしかない。迷惑掛けただけなら謝ればいいんだけど、あからさまに悪意を向けてくる奴も居たからね」


 「分かりやすいとは言えますが、いちいち潰すのも面倒なのでさっさと来てほしいんですけどね」



 そんなことを話していると、お腹が満足した子供達がウトウトし始めたので、倒れないように支えてやる。食後30分も経ってないので寝かせる訳にもいかない。もう少し座ったままいような。


 膝に座らせて背もたれの様になってやりながら皆と話す。女性陣も微笑ましい感じで見ているが、頬をツンツンしたりするのは止めなさい。若干迷惑そうにしてるから。


 ある程度の時間がたったので布団に寝かせてやり、2匹も左右に寝かせて【昏睡】を使う。その後、襲ってきた皆を返り討ちにしていると、最後のエイダで止まる羽目に。理由はバカが宿の中に突入してきたからだ。


 エイダは激怒しつつも俺と一緒に王女組の部屋の前に行き、【衝気】で気絶させた奴を町の外に連れて行くのについてくる。別にいいけど、何かあったのか?。


 町の外で尋問を行うも唯のバカだと判明。さっさと聖人にしてしまい、町へと戻ろうとするとエイダに手を引かれた。何だと思ったら、外でシたいらしい。呆れたものの、お預けされている様なものなので受け入れる。


 外でのエイダは乱れに乱れた。女王として外面も保ってきたエイダだからだろう。誰かの前で自分を崩される事を望んでいたようだ。バカどもを出汁にする形ではあったが、随分だったぞ。


 いつもの女王然とした仮面などなく、あさましい雌がそこに居るだけになっていた。そう言えば表現できていると思う。ご本人は本懐を遂げたレベルで満足し、気を失ってるけどさ。いや、本当に凄かった。


 外で綺麗にし、お姫様抱っこで連れて帰る。宿の部屋に戻っても誰かが新たに来た形跡は無し。安心したが、アイツらはまだ盛ってるのかよ。特にウェリア、お前王女組まで喰うのか。


 ま、明日の朝にでも綺麗にしてやろう。部屋の中の皆を綺麗にし、勾玉を使って邪気を【浄化】したら、おやすみなさい。



 <異世界824日目>



 おはようございます。昨夜はタイミングの悪い奴等が来た所為でエイダが激怒しましたが、その代わりにエイダの性癖が判明しました。だから何だと言われたら困るが、ああいうのは解消されないと鬱屈して溜まり続けるからなぁ。


 適度に発散しておいた方が良いんだよ。溜めに溜めこんで暴走されても困るし、おかしな方に捻じ曲がっても困る。なので判明したなら、後は対処すれば良いだけなんで助かる。本人の自覚が無いのが一番困るんだよ。


 緑茶を飲みながらも、つらつらと考えているとエイダが起きてきた。俺の顔を見た途端に赤くなったところを見るに、昨日の痴態を思い出しただろう。それでも近付いてきて情熱的にキスをしてくる。


 それはもう熱烈で途中からディープキスに移行したぐらいだ。昨夜の事が恥ずかしかったのか、思い出したら堪らなくなったのか。結局、蓮が起きて脇をコチョコチョするまで続けていた。まあ、されたら飛び上がって驚いていたが。


 その後は冷静になったものの挙動不審は続き、最後には女性陣からも訝しがられ素直に白状していた。ディルは昨日のバカどもかと呆れたが、他の女性陣はエイダの性癖について話している。君達ブレないね?。


 部屋の中を片付け、忘れ物がないか確認したら出発する。既に本州に入っているので、東へと進んで行くだけだ。木像に乗ってどんどんと進み、シマの町で大銅貨14枚を支払い昼食を食べると、再び東へと走る。


 夕方にはカサグチの町までやってきた。備中まで一気に来たのは凄いが、それでもまだ備中とは言える。大銅貨9枚を支払い大部屋をとったら、さっさと食堂に行き大銅貨14枚を支払って夕食を注文する。


 夕食後は宿へと戻り、子供達が寝るまで遊びに付き合う。舟を漕ぎ始めたので布団に寝かせ、2匹も寝かせたら【昏睡】を使って深く眠らせる。その後すぐに連れて行かれたが、今日の最初はエイダらしい。


 それで分かった事だが、エイダの好みは解放感のある外だった。ちょっと勘違いしていた皆は肩透かしを喰らったらしい。何をする気だったんだ?。


 そんなアホな事を言っていた女性陣を含めて、全員をキメて寝かせ綺麗にする。勾玉を使って邪気を吸引したら。おやすみなさい。


 王女組もウェリアも盛ってないで早く寝ろよ。今日は最初からその気だったのか、ウェリアは王女組の部屋に泊まってるんだ。



 ▽▽▽▽▽


 1656終了時点


 大白金貨101枚

 白金貨498枚

 大金貨1795枚

 金貨2897枚

 大銀貨1712枚

 銀貨2620枚

 大銅貨551枚

 銅貨50枚


 神銅の処刑剣

 神銀の錫杖

 神金のヴァジュラ

 精霊木の浄化棍棒

 精霊木石の浄化盾

 氷擲竜の棒手裏剣

 神金銀の勾玉

 神銅の数珠2個

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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