1416
昼食後、僧や戦士達に教えていく。既に半数以上の僧が【聖潔】を使えるので、今日教えれば終わりだ。どのみち駄目な奴も使える奴も、基本の修行はひたすら続ける事になる。基本のレベルがどれだけ高いかで、応用のレベルが変わってくるからだ。
今も族長や先代が練習しているが、大僧正は寝ているらしい。子供が産まれてまだ20日も経っていないので、普通に授乳期間だ。この時期の女性は大変なのに、それでも【聖潔】が使えるようになったんだから本当に凄い。
もしかしたら神丹の所為かもしれないが、そこはスルーしておく。バレなきゃ問題無いだろうし、健康になっただけなんだから気にしても意味は無い。既に飲ませた後だしな。っと、そんな事を考えてないで、目の前の奴等に集中しよう。
途中で殆どの奴が使える様になったので、残っている連中に無理矢理【集中】を使い学ばせる。その結果、夕方には無事に全員が【聖潔】を使えるようになった。ギリギリではあるものの、使える事は間違い無い。後は自分で修行していくだけだ。
そう声を掛けてからカマクラへと戻る。夕食の用意をするのだが、プレーンの饅頭を作って蘇を使い切ろうと思う。スープは野菜と鮭の具沢山なやつにするか。それを蓮とイデアに伝える。子供達は椎茸と松茸の粉末を鍋に入れて作り始めた。
エリアやフォルに生地作りを任せ、俺は鮭や野菜を用意したら、蘇を溶かして味付けをしていく。香辛料とミードと塩。それに甜菜糖と少々の竜の脂を入れて混ぜ合わせる。饅頭が出来たら蒸篭で蒸していき、1度目が出来たら2度目をセットして食べよう。
すでに他の物は出来上がっているので、饅頭が最後だったんだ。それじゃあ、いただきます。
「スープは狙った通りの味というか、予想していた通りの味になっているな。鮭が良いアクセントになってる。蘇も予想していた感じの味に収まっているから、成功と言えるだろう」
「スープはちょっと軽い味に感じるけど、これ以上濃くてもしつこいだけか……。この鮭っていう魚が良い味なのは間違い無いけど、野菜と食べても違和感が無いね」
皆は特に気にせず食べている。可も無く不可も無くという味だと、特に言う事も無いんだろう。とはいえ、不味い訳じゃ無いようで良かった。蘇が濃い味だから、スープを薄めというか軽い味にしたんだけど、割と上手くいったかな?。
夕食後、皆も少しゆっくりしている。今日で教えるのも終わったし、ようやくダンジョン攻略に移れるな。浄化魔法を教える事そのものは神命に繋がるので問題無いのだが、足止めを喰ってる感は否めなかった。それがやっと終わる。
後片付けを終えてカマクラの中に入ると、既にウトウトしていた子供達は革の上に寝転がって寝てしまった。それなりの時間、外で話していた所為だろう。2匹も移動したので【昏睡】を使って深く眠らせる。
それを見た女性陣は早速とばかりに服を脱ぎ捨てたが、全員返り討ちにしてとっとと寝かせていく。今日も皆を【浄化】したらさっさと寝よう。それじゃあ、おやすみなさい。
<異世界715日目>
おはようございます。今日はダンジョン攻略の日です。ようやく本格的にダンジョン攻略かー。随分遠回りする羽目になったが、それでもガイアルムの神殿なんかより早かったのは間違い無い。厳しい場所の僧は修行をしっかりしてたんだろう。
間違った修行法だったのか上手くはなかったが、これからは基本を含めて修行していくし大丈夫だと思える。古い時代の【神眼族】だ適当だった所為だと言えなくもないが、それを言っても始まらないしな。これで大丈夫だと思いたい。
どうせ何百年も経ったら修行法を忘れているんだろうが、それもまた歴史なんだろうな。朝の日課を終わらせて、さっさと外に出よう。カマクラを出て麦茶を淹れようとしていると、イデアが起きて駆け込んだ。どうも限界で起きたっぽいな。
昨日の夜は饅頭と具沢山のスープだけだったが……そんな重い物は食べてない筈なんだがな。まあ、たまたま調子が良くなかったんだろう。出てきたイデアを【浄化】してから麦茶を出してやる。
先ほどの事はスルーしてイデアと雑談していると、今度はメルが起きてきたようだ。朝の挨拶をした後、満足するまでキスをしてからメルは離れた。麦茶を入れて出し、イデアも合わせた3人で雑談をする。
そうしていると次々に起きてきたので話は終了。最後に起きてきたのは蓮だったが、相変わらずの膨れっ面だ。起きる時間なんて目覚ましでも無ければ難しいからな、素直に諦めてほしい。俺が起こすのも変だし。
朝食はタコスモドキにし、さっさと食べたら後片付けと準備を行う。十分に準備が出来たらダンジョンへ。まだ戦士達は入っていないようだが、俺達は先に入って一気に移動して行く。中に入ると、1層は変わらず草原だった。
1~4層は草原で北。5~8層は平原で東。9~12層は森で南。13~16層は海で西。ここ海の層で神水と塩を補充し、更に先へと木像で進んで行く。17~20層は洞窟だったが北の予想が当たり、簡単に突破する事が出来た。
21層は再びの草原だったので、ここで遅めの昼食をとる。戦闘ダンジョンなのでモンスターが寄ってくるのは仕方なく、処理しながら昼食を食べた。実はヘビーブルが何頭か居るのは分かっていたので、昼食後に狩りながら進む。
東の転移紋から先へと進み、25層へと進んだ。今度は夜の草原だったが、ここも南へと進む事で突破できた。どうやら方角は簡単らしい。これも戦闘ダンジョンだからだろうか? 28層まで一気に進む。
29層へと進むと再びの平原だったが、敵は1体しかいない。ただし、あまりにも巨大な1体だが……。ここからでは全長が見えないほどだ。
「皆、目の前に見えているアレが最奥のボスだ。ただし非常に長いので注意してくれ! 子供達は逃げられるように木像に乗ったまま!!」
「「「「「「「「了解!」」」」」」」」
「分かった!」 「分かりました!」
「ニャー!」 「………」
それにしても巨大なミミズだなー。先っちょが8つに分かれて開いて、ビッシリと生えた牙が見えているけどさぁ。それにしても、こんなクリーチャーは漫画とかアニメでしか見た事無いなと思ったら、砂漠のミミズがこんな感じだったと思い出す。
とりあえず考えてないで戦おうとは思うのだが、巨大なミミズの体は直径3メートルほど、長さは15メートルほどある。それが動くのだから、もはや普通に質量兵器と言えるだろう。迂闊に近づけない。
子供達が浄化魔法を使っているが、コイツには効いていないようだ。子供達は【火弾】に変えて連射しているが、碌に効いている形跡が無い。仕方なく近寄って直刀で斬りつけて直ぐに離れたが、大した傷にもなっていない。そのうえ、直ぐに塞がった。
困った事に打開策が出てこないぞ? 相手が巨大過ぎてどうにもならないし、俺以外が迂闊に近付いたら押し潰されてしまう。本当にどうしようかと思った矢先に口を開けたので、棒手裏剣を投げて口の中に突き刺す。
明らかに嫌がっているのだが、もしかして……。再び巨大ミミズが口を開いた瞬間、最速で近付いて【火弾】を23個同時に乱射する。そうすると一気にダメージを受けたのか、怒り狂って吸い込もうとしてきた。
更に口を開けているため、乱射し続けてやる。すると吸い込みは無くなり、替わりに邪気を口の中からブレスの様に出してきた。俺は【浄化】の権能で全て浄化したが、ブレスが止まると明らかにミミズが縮んでいる。
成る程、そうやって倒すのか。戦い方さえ分かればこっちのものだ。口の中に攻撃し、怒った相手が邪気のブレスを放つので【浄化】。これでミミズの大きさまで縮んだので、最後は【浄炎】で燃やして終わった。
皆も疲れているが、倒し方が分かった後は精神的には楽だったな。途中まではどうしていいか分からず、途方に暮れていたし。少し休んだら脱出紋で……?。
今、向こうに何かが出てきたぞ?。
▽▽▽▽▽
1416終了時点
大白金貨64枚
白金貨374枚
大金貨1643枚
金貨2407枚
大銀貨1582枚
銀貨2279枚
大銅貨2282枚
銅貨355枚
神金のヴァジュラ
神石の直刀
神木の浄化棍棒
神木の杵
神木石の錫杖
神木の浄化盾
氷擲竜の棒手裏剣
神石の勾玉
王角竜の帽子
王角竜の革鎧
大海竜の半篭手
真っ黒な指貫グローブ
王角竜の剣帯
王角竜の脛当
海蛇竜のジャケット
真っ黒なズボン
真っ黒なブーツ
白い大型のアイテムバッグ




