0128
「「「「チュッ! おはよう、皆」」」」
「おはよう、皆」 「ニャー」 「グル」
「昨日のは何だい? あんなのは初めてだったよ///」
「「「あー………」」」
「あれは、初めてだと戸惑うんだよね」
「幸せになり過ぎますので、仕方ないんですが」
「嬉しい反面、どうしていいか分からなくなるのよね」
「とても凄かったけど、色々大変だよ///」
「済まない、手加減した方が良かったな」
「「「「それは駄目」」」」
「いや、困るんだろ? ある程度は手加減した方が良いだろうに」
「「「「絶対駄目!」」」」
「あ、はい」
まぁ、構わないならこのまま使うけどね。早めに出発する為、朝食を食べに行こう。食堂に行き銀貨1枚を支払って、朝食と昼食のサンドイッチの分を支払い大銅貨6枚を受け取る。
朝食後、そのまま出発する。屋敷の管理をしている人達には、昨日既に説明してある。東の魔眼族の村に向かおう。ビキニアーマーズは里で鍛え直すらしく、残るそうだ。
身体強化の訓練を続けながら進んで行く。昼食を挟み夕方前には魔眼族の村に着いた。宿で大部屋をとり、銀貨1枚を支払って大銅貨16枚を受け取る。
宿の部屋でダラダラ過ごし、宿の食堂で大銅貨7枚を支払い夕食をとる。夜はイチャイチャの後、【房中術】のみで優しく撃沈させた。浄化して眠りにつく。おやすみー。
<異世界71日目>
おはようございます。今日は更に東へ進みます。朝は皆でイチャイチャしたら、食堂で朝食と昼食の分を銀貨1枚で支払い、大銅貨6枚を受け取る。食事後、東に向けて出発。
身体強化の訓練をしながら進み、昼食を挟んでウエストアルムに到着。宿で大部屋をとり大銅貨4枚を支払う。夕方までイチャイチャしたら、食堂で大銅貨7枚を支払い夕食をとった。
食事後は部屋へ戻り、皆は酒を飲んでいる。2匹が寝た後、【房中術】を丁寧に使い撃沈させた。俺も技術をもっと磨こう。浄化して綺麗にしたら、おやすみなさい。
<異世界72日目>
おはようございます。今日で王都に到着出来ると思います。今日の朝は皆でゆっくりして、食堂で朝食と昼食の分を銀貨1枚で支払い、大銅貨6枚を受け取る。食事後、王都に向かう。
丁寧に訓練をさせながら進んで行くが、やはり人が多い。訓練自体にあまり大きな動きは無いが、人の多さで集中が途切れやすいのがどうにも……。まぁ、これも訓練と思って頑張れ。
昼食を経て王都に到着した。以前に泊まっていた宿に行き、大部屋を頼んで大銅貨5枚を払う。皆は早速酒の材料を買いに行ったので、部屋で2匹と一緒に遊ぶ。
4人が帰ってきたが、個別に欲しい物の材料を買ってきたらしく作る物が多い。夕方でも終わらず、大銅貨7枚を支払って夕食をとり、食後は部屋に戻って酒作りを再開した。
アルメアもアイテムバッグを持っており、結構な量の酒を要求されたのが最大の誤算だろう。やっと終わった時には2匹は寝ていて、直ぐにベッドに連れて行かれた。
ここ最近は【房中術】のみを使い訓練しているが、4人に不満は無いようで良かった。今日は激しく撃沈させておく。浄化しながらゆっくりしたので、そろそろ寝よう。おやすみなさい。
<異世界73日目>
おはようございます。今日から北方へと行きます。今日の朝は皆でイチャイチャして、それから朝食を食べに行く。食堂で朝食と昼食の分を銀貨1枚で支払い、大銅貨6枚を受け取った。
食事が終わったら北門から王都を出発してノースアルムを目指す。道中は変わらず人が多いが、これも訓練と思って頑張っている。皆は吸血鬼の里を出る前より随分と成長した。
特にダナとシュラは身体強化をしながらの行動がなかなか上達しなかったが、今では身体強化をしながら普通に行動できている。何の問題も無さそうだな。
北へと進んで行く道の途中に、森の中の道を進む場所があった。その道の途中で、左右に伏せている奴等が居る。どうやら盗賊のようなので、全員に注意を促す。
左右に盗賊が5人ずつ居る場所を過ぎた後、前方から7人盗賊がやってきた。全部で17人か……それなりの盗賊団だな。そんな事を考えていると、向こうから話し掛けてきた。
「おーい、この辺りに盗賊が出るらしいから気を付けろよ」
「そりゃ、お前等だろ」
俺の言葉を聞いた途端、本性剥き出しで襲い掛かってきた。俺としてはツッコミを入れただけだったんだが……まぁ、いいか。前方の7人はダナとシュラとメルに任せる。
後方は俺とアルメアと2匹で倒す。左右から出てくるが、右の奴等に【土弾】を浴びせて怯んだ隙に、左の5人に攻撃を仕掛ける。
「アルメア! 左の奴等を先に潰す」
「了解だ!」 「シャーッ!」 「グルルァーッ!」
アルメアより先に2匹が襲い掛かって行ったな。俺は右の奴等を牽制しつつ、左の奴等を浄化しながら殺していく。2匹は素早い動きで目を斬り裂いたり、足を噛み千切っている。
ドゴンッ! という音と共に、盗賊の頭が陥没して死んでいく。思っていたより鎖鞭が怖ろしい武器になっているうえに、アルメアの鞭の扱いが非常に上手い。御蔭で陥没死体が量産されている。
向こうが終わった様だが、こっちも終わったんだよな。とりあえず身包み剥がして売れそうな物を確保しよう。【土魔法】で穴を掘って、要らない物と死体を捨てていく。
盗賊は碌な物を持ってないな。要らない物ばかりで、売れそうな物が殆ど無い。僅かな貨幣を回収して【浄炎】で全て燃やした。皆殺しにしたので拠点の場所は分からず終いだ。
「盗賊ってこんなものなのか?」
「そうですね。私の経験でもこんなものです」
「何か引っ掛かるのかい?」
「いや、単に盗賊と戦うのが初めてだっただけだよ」
「それにしても凄かったわ」
「確かに凄かった。あんなに魔法を連続で使うのは、初めて見たよ」
「いやいやいや。そうではなくて、姉上の鞭捌きですよ! 凄い音がしてました」
「それはアルドが作ってくれた武器が凄いだけさ」
「ピンポイントで鞭先の分銅を当てるのは、簡単な事じゃないんだが……」
「ですよね! 私は出来ませんよ、あんな事!」
「アタシも無理だね。というより、厄介な武器だからそもそも使わないだろうけど」
「私も無理ね。自分に当たりそうで怖いもの」
「慣れたら簡単なんだけどね。しかし威力が相当あるんだよ、コレ。少し使い方を考えないといけないな」
「捕縛は難しいって事か?」
「そうだね。この威力だ。鎖の部分でも、かなりの攻撃になるんじゃないかな」
アルメアなら強力な武器でも上手く使い熟してくれるだろう。盗賊どもの処理は終わっているので先へと進む。本当なら拠点を襲撃したいところだが、場所が分からないので諦める。
町の近くに拠点がある事が多いと聞いていたが、この場所はノースアルムと王都の中間くらいだ。こんな場所で盗賊ね……腕に自信があるのか、裏に何か居るのか。
森の道を抜けて進んで行く。途中、開けた場所があったので昼休憩をとる事にした。見晴らしの良い所なので奇襲の心配も無く、ゆっくりと昼食をとれる。
「半分以上は進んだね。この調子だと夕方になる前に到着できそうだ」
「そうですね。北の侯爵領も何度も行った事がありますが、ここ50年ほどは行っていないので楽しみです」
「アタシはギルマスをやってたからね、100年以上行ってないよ」
「私もそれぐらいかしら。80年ほど村長をしてて、村から出る事も殆ど無かったわ」
「まぁ、行かなきゃいけない訳でもないしな」
皆にとっては、久しぶりの息抜きなのかもしれない。旅と言うより旅行だろうか? 皆、色んな所に行った事があるんだろうし、知ってる事も多いだろう。
色々教えてもらいながら、旅をしていこう。
▽▽▽▽▽
0128終了時点
大白金貨1枚
白金貨2枚
大金貨14枚
金貨50枚
大銀貨37枚
銀貨6枚
大銅貨20枚
銅貨5枚
ヒヒイロカネの矛
アダマンタイトの小烏丸
真っ黒な金砕棒
剣熊の爪のサバイバルナイフ
アダマンタイトの十手
二角の角の戦斧
王角竜の帽子
王角竜の革鎧
剣熊の骨の半篭手
真っ黒な指貫グローブ
王角竜の剣帯
王角竜の脛当
強打猪の革のジャケット
強打猪の革のズボン
真っ黒なブーツ
大型のアイテムバッグ