1280
食堂に入り大銅貨12枚を支払って夕食を注文する。席に座ってゆっくり待ち、運ばれてきた食事を食べたら宿へと戻る。部屋に入ってダラダラ過ごしていると、今日は蓮の電池が早く切れた。午後はよく練習したしな。
布団に入れてやると2匹も滑り込んだので、【昏睡】を使って寝かせる。昨日無かった皆のテンションが高いので、【精気】のみで大満足するまで付き合った。リクエストが多かったが、全て熟すのは大変だったな。
神水の白湯を飲んで一息吐いたので、さっさと布団に入って寝るか。それじゃあ、おやすみなさい。
<異世界625日目>
おはようございます。今日は浄化所での労働7日目です。そろそろ実践メインにしたいところだから、今日は駄目な奴は除いて実践させるか。晴れてるし客は多いだろう。
紅茶を入れて飲んでいると蓮が起きたので、用意をしておく。戻ってきた蓮を綺麗に【浄化】して紅茶を入れてやると、自分の好きな量のハチミツを入れて飲んでいる。日に日にハチミツの量が減っているが、渋味が分かるようになってきたんだろうか?。
そんな事を考えながら過ごしていると、皆が起きたので朝の挨拶をする。食堂へと移動し大銅貨12枚を支払ったら、朝食を待っている間は周りの声に耳を傾ける。……大した情報は無いなー。
朝食後、ダンジョン街へと行き迷宮紋の前で別れ、浄化所に移動して早速練習を始める。既に目標を達成している者は浄化をさせ、まだ目標に達していない者は練習させていく。何度かに1度は仕事をさせて邪気を浄化する感覚を身につけさせる。
そんな事を繰り返しさせながら、昼が近付いたので小麦の全粒粉と神水と塩で麺を打ってもらう。浄化所の連中が昼食に行くのを見送ったら、寸胴鍋に銀牙の骨を入れて出汁を【抽出】し、野菜を入れて旨味を【抽出】する。
ゴミは穴を掘って捨て、【分解】を使って塵以下まで細かくして埋めた。銀牙の肉と野菜を炒めている横でうどんの麺を茹でてもらい、茹で上がったら椀に出汁を入れてからうどんの麺を入れる。
炒めている肉と野菜を上に乗せたら、最後に蒲鉾を乗せて完成。ダリアの分は食べやすいように、きしめん風の大きな麺にしてある。それじゃあ、いただきます。
「おにくとやさいが、すごくおいしい! ぎんがだからね、つよくないんだよ。でもさらさらしてて、それがおいしいの!」
「強くはないけど旨味は十分あるから、逆に食べやすくて美味しいという事かしら? 何か、どんどん味覚が発達しているのは気の所為じゃないわよね?」
「神血の効果じゃないのか? 元々の蓮の才能なんだから問題ないだろう。子供の頃に神血を飲むとこうなるって事なのか、蓮が特別なのかは知らないけどな。でも損は無いんだし、考えなくていいと思う」
「まあ、それはね」
昼食に満足しながら後片付けをしていたら、浄化所の連中も帰ってきたので午後からの練習を始める。大分改善してきたので、もうあまり教える事も無いなと思いながら最後の1人に合格を出した。
あくまでも魔法を使い熟すのはここからなんだが、多分わかってないだろうなとも思う。夕方になったので魔法士隊の者に任せ、俺達は宿へと戻る。部屋に居た皆を連れて食堂へと移動し、大銅貨12枚を支払って夕食を注文した。
席に座って待っていると直ぐに運ばれてきたので、久しぶりに慌しく食事をとる。
宿の部屋に戻り、ようやく一息吐くと皆と雑談をする。今日も適当に狩りをしてきただけらしい。無理に狩らずとも十分お金は持ってるし、見回りに近い状況のようだ。亜種に手を出して殺されている者も居たそうだが、完全に自業自得だな。
そんな話をしていると蓮が舟を漕ぎ始めたので、布団に入れて寝かせてやる。2匹も潜ったので【昏睡】を使い、皆は【法悦】でキメて寝かせた。<浄化の三道具>で邪気を吸引して【浄化】したら、おやすみなさい。
<異世界626日目>
おはようございます。今日は浄化所での労働8日目です。そろそろ俺が居なくても問題ないが、最後まで確認はしておこう。朝の日課を終わらせて紅茶を飲んでいると、2匹が起きたので白湯を入れてやる。
飲み終わったダリアが足に絡んでくるので、仕方なく床に下りて遊んでやる。体を擦り付けたり、太腿をペシペシしてくるが何が面白いんだろうな? フヨウは胡坐の中に入ってジッとして動かないし。
そうやって2匹に構っていると皆が起きたので朝の挨拶をする。寝過ごした蓮は少しむくれているが諦めなさい。体が寝ようとしてたんだから、休息が必要だったと諦めるしかないさ。
冷めた紅茶を飲んだ後、宿を出て食堂に移動する。大銅貨12枚を支払い朝食を注文して席に座るも、周りの情報はどうでもいいものばかりだった。朝食後、いつも通りにダンジョン街へと行くも、皆は浄化所についてきた。
土のテーブルと椅子は毎日作って壊しているのだが、今日は全員分なので多いな。浄化所の連中に仕事をさせながら、残る数名に練習をさせながら学ばせる。そもそも10日の予定だから焦らなくていいぞ。他の奴が早かっただけだ。
そう言いながら練習を続けさせ、ときおり客の獲物を浄化させたら、ついに全員に合格が出せた。予定より2日早いが、後は見守るだけで済むので楽だ。早いとはいえ、仕事が無事に終わるとホッとするな。
昼が近かったので、メルとエリアに麦飯と神水の入った土鍋を渡す。少し重いが減らしたいので、今日の昼はヘビーブルのステーキです。そう言うと、全員がハシャぎ始めた。………そこまでか?。
麦飯を蒸らしている間に、蓮には野菜とかす肉のスープを作ってもらい、両方出来たら肉を焼いていく。フライパンで偽装しているものの、【念動】と【加熱】を使って焼いていく。じっくりと焼き、終わったらどんどんと食べさせる。
最後の分も焼き終わったので、それじゃあ食べようか。
「ん~……おいしい! おにくのしるが美味しくて、噛むとじゅわって出てくるんだよ!」
「相変わらず反則的な美味しさね。久しぶりだけど、重い肉なのに焼き加減でここまで変わるって不思議だわ」
他の皆も満足する出来だったのか、喜んで食べてるな。特にエリアは貪るように食ってるなー、麦飯を。そこのところは本当にブレないと思う。連日のダンジョンで我慢の限界だったのかね?。
昼食後、皆は蓮の練習に付き合ったり、魔法の練習をしたりしている。一部の女性陣は、やってきた女傭兵達に何やらアドバイスをしているようだ。俺は浄化所の連中に浄化する際のアドバイスや間違いの指摘をしている。
夕方になったので、魔法士隊に後を任せて食堂へと移動する。大銅貨12枚を支払って食事をしたら宿の部屋へと戻り、やっと落ち着く事が出来た。皆もダラダラしているが、急に酒を飲み始めたな。
俺は久しぶりに思い出し、コップにほんの少しだけ入れてダナに渡す。ダナは嫌な顔をしながらも飲むと、大さじ一杯程度の量でグデングデンに酔っ払った。流石は神酒と思うが、効果が強過ぎる。
他の酒飲みも試したが、全員が撃沈した。誰1人耐えられなかったというのは凄いな。皆をベッドに寝かせ、飲んでない俺とディルと蓮だけで雑談をしている。2匹も撃沈しているので、既に布団の中だ。
遊んでいた蓮も舟を漕ぎ始めたので、布団に入れて寝かせてやる。残ったディルは久しぶりのリクエストをしてきたので、好きにさせる事にした。久しぶりに大満足するほど御奉仕したからか、嬉しそうに撃沈したなぁ。
まあ、ディルの性癖だから好きにすればいいんだけどね。あそこまでするのは、他のメンバーには見せられないわな。俺も考えるのは止めよう。
椅子に座って温めた神水をボーッとしながら飲んでいる。何も考えていないが、それが至福の時間だ。さて、飲み終わったしそろそろ寝るか。
今日も一日お疲れ様でした。
▽▽▽▽▽
1280終了時点
大白金貨51枚
白金貨305枚
大金貨1154枚
金貨1252枚
大銀貨1321枚
銀貨1630枚
大銅貨1718枚
銅貨50枚
ヒュドラーの毒ナイフ
山羊角の杭
キマイラの短剣
神金のヴァジュラ
神石の直刀
神木の浄化棍棒
神木の杵
神木石の錫杖
神木の浄化盾
氷擲竜の棒手裏剣
神石の勾玉
王角竜の帽子
王角竜の革鎧
大海竜の半篭手
真っ黒な指貫グローブ
王角竜の剣帯
王角竜の脛当
海蛇竜のジャケット
真っ黒なズボン
真っ黒なブーツ
白い大型のアイテムバッグ




