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 2匹と一緒にゆっくりとしていたら、夕方になっていたので料理を始める。今日はシルバーバッファローの味噌漬けだ。スープは野菜と卵のシンプルな物にしよう。まずは麦飯を炊いていく。


 スープの出汁はかす肉にし、野菜と一緒に煮込む。やっているのは蓮だ。良い匂いがしてくるからだろう、我慢出来ないという顔をしているぞ? 横にメルがついているので怪我の心配は無い。


 麦飯が蒸らしに入ったタイミングで皆が帰ってきたので、綺麗に【浄化】しておく。シルバーバッファローの肉を取り出してハチミツなどを混ぜた味噌を付けたら、【浸透】を少し使い【熟成】を使って馴染ませる。


 後は適度に落として焼いていくだけだ。香ばしい味噌の匂いがしてくると、お腹が空くのか蓮が焼ける肉を凝視している。【念動】で空中に浮かせて焼いているので、下ではなく上を向いているけどな。


 ヘビーブルの肉の時ほど集中しなくてもいいので、一度に沢山焼いても問題は無い。流石に肉の状態に集中しなければいけないのと一緒じゃないし、味噌漬けの肉なのでそこまで厳密じゃなくても大丈夫だ。


 焼けた肉を皿に盛っていき、残しておいた味噌ダレをソースとして掛ければ完成だ。サラダをパパッと作り、上から魚醤と酢とハチミツなどで作ったドレッシングを掛けたら、いただきます。



 「このおにくもおいしい! おみそがね、濃いのにあまいの! それがね、とってもおいしい味なんだよ!」


 「ええ、味付けを変えたのね。豆味噌とか言っていたし、味噌で風味や味が違ったから変えたんでしょう。甘いのもお肉に合うわね」


 「そうだね。思っているよりも甘いタレが美味しいよ。これは新しい発見と言えるかな? でも、使ってたのが魔豊蜂のハチミツなんだよねぇ……。サラダのドレッシングにも入れてたけど」


 「ですが、美味しいですよ? そもそも、もう使ってあるんですから考えても無駄です。それよりもしっかり味わって食べましょう。美味しい料理を前にして、その態度は駄目でしょう」


 「まあ、そうだね。考えても無駄だし、美味しい物は素直に味わおうっと」



 他のメンバーは気にせず食べてるんだから、気にせず食べればいいのにな。ツッコミを入れなきゃ気が済まなかったんだろうか? 美味しければ何だって良いじゃない。そう思うのは俺が日本人の魂だからだろうか?。


 蓮も長恵も晴も千代女も気にしていない。何となく繋がっている気がするのは、気の所為じゃないと思う。


 夕食後、長恵達を風呂に入らせ、俺は後片付けをしている。ダリアとフヨウは元気に蓮と遊んでいるが、いつ電池が切れるかとヒヤヒヤしている。せめて風呂に入ってからにしてほしい。気分的には、綺麗になった気がするし。


 長恵達が上がってきたので風呂に入り、今は縁側で涼んでいる。ダリアとフヨウも一緒に居て、白湯をチビチビ飲みながら寒風に当たっていた。汗が引いたので中に入ろうと思ったのだが、ダリアとフヨウは寝てしまったようだ。


 【念動】でスライド移動をさせて連れて行き、部屋の戸を開けると既に蓮は寝ていた。慌てて布団を敷いて蓮を寝かせると、その両隣にダリアとフヨウを寝かせる。やれやれ、とっくに電池が切れてたとは……。


 襲ってきた皆をキメて寝かせ、全員を綺麗に【浄化】する。<浄化の三道具>を使って周辺の邪気を吸引して【浄化】したら、おやすみなさい。



 <異世界591日目>



 おはようございます。今日も何も無い日なのでゆっくりします。京の都へは明後日行けば間に合うだろう。まずは朝に日課を終わらせて、朝食の準備だ。台所に移動し、チャパティの生地を練って作り終えたら休ませる。


 ボーッとしていると蓮が起きてきたので、トイレから戻った後で【浄化】した。スープ作りを蓮に手伝ってもらい、皆が起きてきたらチャパティを焼く。蓮も横で焼いているが、何故かシュラが監督しているぞ?。


 単に見ていただけの様な気がするが、蓮は気にしていない。多めにチャパティは焼いたので、蘇と一緒に食べるなりハチミツを付けるなり好きにしてくれ。……どうしてハチミツに殺到するんだろうなー。


 俺は蘇を皿に乗せて【加熱】を使い、少し溶かしてからフォークで掬ってチャパティに乗せて食べる。意外と言ったら悪いが、思っているよりも美味しいな。シンプルだからこその味だと思う。


 蓮も食べたそうにしていたので、溶かしてやると自分で乗せて食べている。どうやら気に入ったらしく、乗せては食べるを繰り返し始めた。……まあ、好きにしなさい。


 ハチミツに殺到している女性陣と変わらないが、気にしたら負けだ。こっちは子供で、向こうは大人だからな。そこは差し引いて考えるべきだろう。


 そんな朝食後、俺はアジロのダンジョンに行きシルバーチキンの卵を大量に集める。鶏肉は沢山あるが、卵を補充しておきたい。卵も大量にあるが、【浄化】して摂氏1度ぐらいに冷やして保存しているので長く保つんだ。


 昼食前に戻り、早めに麦飯を炊いたら全部おにぎりにしていく。かす肉と干し肉と野菜のスープを蓮と一緒に作り、昼食をとったら練習に付き合う。夕方まで指導したので終わりにし、夕食を作り始めよう。


 餃子を沢山作り、それと並行して鶏出汁のスープを作っておいた。長恵達が帰ってきたので餃子を焼いていき、焼けた物からどんどんと出していく。エリアにも手伝ってもらったので、多少は早く終える事が出来たな。早速食べよう。


 夕食後、いつも通りに風呂に入れ、俺は後片付けをやっている。夕食の時に明後日移動する事を言ったからか、明日は訓練にして家に居るようだ。調子が良さ気なら、代わりに出場させようかな? まあ、明日確認してからか。


 交代で風呂に入り、今日は早めに部屋に戻った。既に蓮は舟を漕いでいたが、2匹は撃沈しているので別の布団に寝かせておく。すると、蓮は自力で布団に入ってそのまま寝てしまった。なので、2匹を横に寝かせる。


 皆も満足させて布団に寝かせ、綺麗に【浄化】したので寝よう。相変わらず長恵達の部屋は無理だ。今日も一日お疲れ様でした。



 <異世界592日目>



 おはようございます。今日は全員が家に居て訓練です。とりあえず朝の日課を終わらせた後、台所に行こう。今日の朝は普通にしたいので、まずは麦飯を炊いていく。玉子焼きを作っていると蓮が起きてきた。


 戻ってきたので綺麗にし、野菜多めの味噌汁を作ってもらう。玉子焼きが終わったので、次は魚を焼いていこう。相変わらず空中で焼けていくのが面白いのか、蓮は喜んでいるなー。


 皆が起きてきたので挨拶し、配膳を頼んだ。焼き終わった魚を半身にし、骨を全て取ったら皿に乗せていく。ようやく全て終わったので、いただきます。



 「きょうのたまごはコレをかけるの? ……しょっぱいけど、おいしい」


 「魚醤を掛けても、卵の味で柔らかくなるわね。相変わらずふんわり焼かれているけれど、それが美味しいのよ。私も習えば出来るかしら?」


 「そこまで大した事じゃないから、多少練習すればすぐに出来る様になるさ。卵は火加減によって変わりやすいからな。好みの焼き加減に五月蝿いのも居る。どうしても納得出来ないなら、自分でやるしかないな」



 そんな話をしながらの朝食も終わり、長恵達は裏庭に練習をしに行った。ダナとシュラとディルは行ったが、フォルとリューとエリアは台所に居る。連日のダンジョンで疲れてるので、ゆっくり寝たいらしく部屋に戻っていった。


 昼食の後、蓮も練習に行ったので、俺も練習に付き合う。しっかりと間違いを指摘して修正をさせていると、夕方になっていたので指導を終わる。台所に行って夕食を作り、出来たらどんどん食べさせていく。


 いつもの様に風呂に行かせたら後片付けをし、ゆっくりしていたら上がってきたので俺達も入ろう。上がって涼み、部屋に戻ると既に寝ている蓮が居た。ちゃんと運動しているからか、お腹いっぱいだからか、最近早く寝るんだよな。


 蓮を布団に入れると2匹が左右に陣取ったので、皆と明日の予定を話す。少し話していると連れて行かれたので、2匹は寝たらしい。【房中術】と【精気】で十分に満足させ、ストレスをなるべく軽減しておく。


 【精神浄化】と【魂魄浄化】を強めに使って皆を【浄化】したら、<浄化の三道具>を使って周辺の邪気を【浄化】しておく。明日から居ないからな、なるべく綺麗にしておきたい。


 さて、俺もそろそろ寝よう。珍しく長恵達も早く寝てるしな。それじゃあ、おやすみなさい。



 ▽▽▽▽▽


 1242終了時点


 大白金貨51枚

 白金貨305枚

 大金貨1154枚

 金貨1263枚

 大銀貨1324枚

 銀貨1646枚

 大銅貨2527枚

 銅貨50枚


 ヒュドラーの毒ナイフ

 山羊角の杭

 キマイラの短剣

 神金のヴァジュラ

 神石の直刀

 神木の浄化棍棒

 神木の杵

 神木石の錫杖

 神木の浄化盾

 氷擲竜の棒手裏剣

 神石の勾玉

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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