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<異世界584日目>
おはようございます。昨夜、多くの公卿や公家の当主を始末してきたが、金銭は奪っていない。少ないというのもあるし、いちいち無駄な恨みや憎しみを向けられるのも鬱陶しい。金は取らないからそっちで何とかしろ、という事だ。
そもそも自分達の命が害されないと分からない時点で話にならない。危機感が無さ過ぎる。これ以上考えていても怒りが込み上げてくるだけなので、さっさと朝食を作りに行こう。
台所に着いた俺はプレーンの饅頭とスープで済ませようと思い、料理を始める。小麦と米の全粒粉を使い生地を作ると、一旦【熟成】して休ませる。その間に、かす肉と干し肉と野菜のスープを作った。
スープが終わったので饅頭を蒸しながら、その横でチーズを溶かし味付けをする。そうしていると清常さんが起きてきたので挨拶し、台所の人達に運んでもらう。2度目をセットしたら朝食にしよう。
清常さんはチーズを知らなかったが、蘇の1種だと言うと直ぐに理解したらしい。蘇は京の都でも細々と作られているらしく、不定期ながらも献上されるそうだ。薪が大量に必要なので贅沢な物となっているが……。
それでもダンジョンから木が手に入るようになったので、今までよりはマシならしい。清常さんは1度食べた事があるらしいが、あまり美味しい物だとは思わなかったそうだ。まあ、古い時代の食べ物だし、味付けもしてないんじゃ仕方ない。
朝食を終えると、俺は挨拶をして平氏の屋敷を出発する。京の都を出たら木馬に乗り、まずは越前へと移動しよう。京の都から東へと進み、オオツ、クサツを越えてモリノの村を横目に北東へと進む。
観音寺城をスルーして、ヒコサト、ナガハラを越えてイカの町まで来た。近江の北部まで来れたか……まだ夕方にはなってないが、このまま越前まで行くか。どのみち、今日はカマクラで寝泊りなのは確定している。
蓮が居るんで加熱機は温泉地の家に置いてきたからな。ま、仕方ない。心の中でつらつら考えながらも越前へと進んで行く。山道があるので道なりに進んでいるが、雪が積っていると道が分からなくなるな。面倒な事だ。
そのまま進んで行くと、夜になった辺りで多くの人の反応を【探知】で捉えた。おそらく町なんだと思うが、町の名前が分からない。とりあえず、近くで焼き場を作り食事にしよう。1人だから適当でいい。
夕食後、町に近付き侵入する。それなりに深くて広い堀と高い壁ではあるが、俺の行く手を阻む事は出来ない。町の中に入って色々調べると、どうやら朝倉の本拠地では無さそうだ。
隠密の4つの技を使って神殿から根こそぎ金銭を奪ったら、さっさと外に出てカマクラを作る場所を決める。カマクラを作ったので、中の空気を【加熱】して温めたら寝よう。おやすみなさい。
<異世界585日目>
おはようございます。見られる訳にもいかないので、昼間は木馬に乗っていても隠密の4つの技を使う必要があります。見られると余所者は疑われるからな。ついでに水の季節である以上、このあたりを旅する者なんて居ないだろうし。
とにかく朝食を食べて温まろう。こっちは寒い! チャパティとスープの朝食を終え、隠密の4つの技を使いながら木馬で移動する。ちなみに、今居る所はシカガワと言うらしい。
ここから北に行った後で東に行くとオダの町という所があり、そこに劔神社があるそうだ。そっちには行かないけど、少し内陸に入ったエチゼンの町に行く。そこに一乗谷城もあるそうだ。つまり朝倉の本拠地だな。
木馬に乗った俺は一気に進み、エチゼンの町までやって来た。国名の町って珍しいなと思いながら木馬を降りて中に入り、そのまま神殿に侵入する。活動している神官は沢山居るが、俺を捉えられる者は居ない。
音を漏らさず回収していき、終わったら外に出る。次に一乗谷城へと侵入し、蔵の中にある金銭を半分頂いて出て行く。俺は越前に入ってから自分以外を【浄化】していないが、これは元管領に逃げられない為だ。
終わったのでエチゼンの町を出て海側へと移動し、北進して行く。ヤシマの国では山の中の町は多くない。一乗谷は守る上で都合が良いのだろうが、大量の金を掛けないとあそこに町は作れなかったろう。
まあ、作ったのは朝倉ではなく藤原氏か源氏だろうけど。それはともかく更に北へと進みつつ、何処かで昼食をとろう。お腹が空いてきた。
適当な場所で昼食を作って食べ、再び北へと進んでいる。ミサキの町などにあった神殿からも金銭を手に入れながら北へと進み、ナツメ町の神殿からも奪っていく。思っていた以上に持っているけど、やっぱり越前の海は儲かるのかねぇ。
そして夜にはヨシザキの村まで来た。ここから北に行くと加賀となる。いやー、疲れたなぁ。ここまで一気に来ると大変だ。とりあえずカマクラを作ってから夕食だな。夕食は適当でいいや。
夕食を食べ終わったので、さっさと寝よう。今日は本当に疲れた。色々奪いながらも必死に北を目指して走り続けたし、途中では時速100キロを越えっぱなしだったと思う。精神的に疲れたよ。
それじゃあ、おやすみなさい。
<異世界586日目>
おはようございます。今日から加賀の国です。とりあえず、さっさと朝食を食べて移動しよう。こんな面倒な事は早く終わらせるに限る。本当に大変だ。
朝食は終わったので、全て壊して移動を開始する。ヨシザキを越えて北に行き、クロサキの村、コマツの町、カホクの町の神殿から金銭を奪い進んで行く。そろそろ昼食にして一旦休もう。ここから東に邪気を強く感じる。
どうやら元管領は遠いものの、未だ加賀の国に居たらしい。しかも、ここから東には加賀の国の中央大神殿がある。厄介な事に、中央大神殿を中心に大きな町を作っているらしい。最悪のクズどもがウジャウジャ居る所だ、気合い入れないとな。
昼食を終えて中央大神殿へと向かう。途中逃げ出してくる神官どもが居たので、皆殺しにして金品を奪いながら進む。逃げようなんて、俺が許す訳が無いだろう。腐った者どもはここで死ね。
現地に着くと阿鼻叫喚の嵐だった。どうやら元管領が暴れ回っているらしい。どうするべきかと考え、まずは徹底的に殺戮をしていく。コイツ等は腐りきっており、逃がすと同じ事を始める。
だからこそ、ここで確実に根絶やしにしておかねばならない。そう思い、金銭を奪いながら地獄絵図を作り出していく。金銭を奪い終わった所に放火したりしながら、略奪と虐殺を繰り返す。
完全に俺が悪者だが、今回に限っては許してほしい。コイツ等だけは外に出せない。国を乗っ取った連中なんだ、他の国でも必ず同じ事をやらかす。だからこそ逃がす事が出来ない。
ここで手を緩めると、何十万という人が新たに犠牲になる。それを許す訳にはいかないんだ。徹底的に虐殺しながら神殿内を進むと、ようやく元管領を発見した。もはや狂ってしまっているが、かつての管領の面影を残している。
管領が神官を殺している途中で【浄化】し、安らかに送ってやった。周りの神官達は驚いて理解できていないので、その隙に全員の首を切り落として始末しておく。元管領の死体を【冷却】して収納したら、神殿を焼いて外に出た。
轟々と燃えている大神殿を後にした俺は、周辺の町にも全て火をつけ、徹底的に燃やしていく。どんどんとアイテムバッグに金銭を突っ込んでいったが、チラリと確認しただけでも白金貨が大量にあった。
まともな連中ではないし、腐りきっている。更には近くに住んでいる連中もお零れを貰っていたのだろう。随分羽振りが良かったし、庶民の割には立派な屋敷に住んでいた。全ての者を殺せたとは思わないが、かなりの痛手を与えられただろう。
加賀の富の殆どが中央大神殿に集められていたらしいので、これで加賀は相当の弱体化をした筈だ。加賀百万石とも言われる土地だが、ヤシマの国では内陸が使い難いからなぁ。加賀が豊かに成れるかは知らない。
さて、クソどもをぶっ潰したし、さっさと帰るか。早めに離れないと、面倒事に巻き込まれそうだ。
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1236終了時点
大白金貨46枚
白金貨234枚
大金貨893枚
金貨933枚
大銀貨938枚
銀貨1125枚
大銅貨2137枚
銅貨50枚
ヒュドラーの毒ナイフ
山羊角の杭
キマイラの短剣
神金のヴァジュラ
神石の直刀
神木の浄化棍棒
神木の杵
神木石の錫杖
神木の浄化盾
氷擲竜の棒手裏剣
神石の勾玉
王角竜の帽子
王角竜の革鎧
大海竜の半篭手
真っ黒な指貫グローブ
王角竜の剣帯
王角竜の脛当
海蛇竜のジャケット
真っ黒なズボン
真っ黒なブーツ
白い大型のアイテムバッグ




