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1063




 リンデ達を部屋の中で待機させ、部屋の前にダナとシュラを移動させる。俺達の部屋の前にメルとエリアを配置し、残りを遊撃とした。俺は隠密の4つの技を使い宿の外へ出たら、監視者を倒しに行く。


 素早く背後に回り【衝気】を使って気絶させたら、手枷と足枷を嵌め【昏睡】を喰らわせる。【念動】を使って浮かせながら移動し、もう片方の監視者も同じようにした。


 監視者は他に居ないので領都の外に出たら尋問を開始する。【白痴】を使って情報を聞きだし、それが終わったら殺す。穴を掘って【浄炎】で燃やしたら【粉砕】し、埋めれば証拠隠滅完了だ。宿に戻ろう。


 素早く領都の外から宿へと戻ったが、皆は暴れたらしく騒ぎになっていた。その中へとシレっと入り込み、皆に戻った事を伝える。皆から話を聞き辻褄を合わせたら、領都の兵士を待つ。


 大体どこの街でも治安関係を担っているのは兵士なので、宿への襲撃があった以上は出てくる筈だ。そう思っていたら偉そうな奴が現れて、俺達に「大人しくついて来い!」と言い、周りを兵士で囲んだ。


 まあ事情聴取ぐらいついて行ってやるが、不当だった場合は死ぬ覚悟が出来ているんだろうな? それもこれも、コイツ等の態度次第か。そんな事を考えながら、兵士に周りを囲まれて連れて行かれる。


 俺達のアイテムバッグは全てリンデ達に渡してあるので、馬鹿どもが勝手な事をする事は出来ない。あの中には人の手に渡っちゃいけない武器とかも入っているからな、それらが流出するのは色んな意味でマズい。


 俺達は兵士の宿舎みたいな所に連れて来られたが、どうやら牢屋もここにあるらしい。なぜ牢屋が出てくるって? 現在、独房のような所に入れられてるからだ。


 俺達1人1人をバラバラにして独房に入れている訳だが、まるで事情聴取をする様子が無い。誰からも話を聞こうとせず、着いたらいきなり独房に突っ込まれたからな。宿を襲撃してきた奴等と、ここの奴等はグルか? 何となくそんな気がする。


 地球で言うと午後10時辺りに襲撃された訳だが、現在時刻は午後11時と言ったところだ。監視が1人居るが、それ以外の殆どは眠っている。俺達は武器をアイテムバッグに仕舞ったので、現在は何も持っていない。……そろそろ行くか。


 俺は監視に【昏睡】を使い強制的に眠らせたら、木で格子状に作られてる入り口を【変形】を使い広げる。外へ出た後に元へと戻し、眠る監視の横を抜けて外に出た。


 独房のある建物は兵士が休む建物とは別なので、そちらにも【昏睡】を使い兵士を全員眠らせる。街の治安関係の兵士は全部で100人ほどらしく、残っている奴等を全員眠らせてから商人の店へと移動した。


 この商人の店の地下に襲撃者達のアジトがある。尋問をして聞いた話だと、帝国では有名な裏組織の本当の本拠地らしい。その辺りはどうでもいいし、自己申告でしかないので興味も無い。それよりも兵士と繋がってる事を調べないとな。


 俺は隠密の4つの技を使ったまま店の裏にある家へと侵入する。この家の地下にアジトがあるんだが、前にこのパターンって無かったっけ? 前と違うのは、ここからスラムに抜ける道がある事だ。攻められたら、そっちから逃げるんだろう。


 家の中にある地下室への入り口前には見張りが3人居たので、【衝気】で気絶させてから武器を奪って首を落とした。そのまま死体を放っておき地下へと下りた俺は、同じ方法で次々に殺害していく。


 30人ほど殺した後にボスの居る部屋へと到達した俺は、中に居る6人全員を【衝気】で気絶させ【昏睡】を使って眠らせてから尋問を始める。


 1人1人に聞いた後は首を落とし、最後にボスの番になったので【白痴】を使った後で【覚醒】を使い起こす。



 「………。クソッ、何故こんな事になったんだ。兵士長の奴は何をしてる! コイツ等を捕まえたんじゃなかったのか!?」


 「不老長寿の俺達を敵に回したんだから当然の結果だろう? ……誰に頼まれた?」


 「辺境伯の所のドレッテン執事長だよ! あの男はドゥオリム男爵の男色の相手だからな。昔からドゥオリム男爵とそういう関係だったらしいと聞いた事がある。そっちの関わりだと思うが、詳しくは知らん!」


 「ほーん……昔ダナを手篭めにしようとして300人を無駄死にさせた貴族。その子孫も懲りずに手を出してきたって事か、成る程なー」


 「ゲッ……まさか、もしかして………」


 「ああ、俺の仲間に<剣の踊り子>ことディアーナが居るな。独房に突っ込まれたが、なかなかどうして色々繋がっていて忙しくなりそうだ………じゃあな」


 「待っ」



 俺はさっさと首を落として殺害し、素早く地下室を後にした。一旦宿へと戻り、リンデ達の部屋からこっそり俺のアイテムバッグを回収したら、アジトへと戻り慰謝料を回収する。死体は放置だ。


 次に辺境伯の屋敷へと行き、裏から侵入した俺は使用人の部屋を目指す。そこまで難しくは無かったので執事長っぽい奴を起こして話を聞くと、1度目で大当たりだったので殺害して収納する。


 執事長の部屋を【浄化】したら辺境伯の屋敷を後にし、次に兵士の宿舎へと行く。俺達を捕まえに来た偉そうな奴が兵士長だったので、寝たまま殺害して死体を収納した。この街でやる事は終わったので外に出よう。


 街の外に出た俺は少し離れてから穴を掘って死体を捨て、【浄炎】で燃やした後に【粉砕】して埋める。それが終わると全力で走り、ドゥオリム男爵領の町であるドリムへと行く。


 エフドの村を越えてドリムの町へと辿り着いた俺は、さっさと男爵の屋敷に侵入して殺害した。自分だけ大きな部屋に大きなベッドで寝ている奴だったので、大変分かりやすくて助かる。


 慰謝料として屋敷にある貨幣を全て回収し外に出た俺は、領都への道を全力で走って戻る。途中、エフドの村の近くで穴を掘り死体を捨てて【浄炎】で焼き、終わったら【粉砕】して埋めた。


 再び走り出し領都へと戻ってきたら、宿に行ってアイテムバッグをリンデ達の部屋へと戻しておく。最後に独房のある建物へと戻り、独房の中に戻って全て終了だ。これで俺が色々動いたという証拠は無い。


 流石に独房の中から出た形跡が無い以上は、俺を犯人に仕立て上げるのは無理筋だ。俺達を無理矢理に犯罪者に仕立て上げるなら、俺達とこの街とで戦争だな。どうなるかは明日分かるだろう。


 地球で言うと今は午前3時頃か……幾らこの星の一日が長いとはいえ、そろそろ寝ないとマズい。今日も一日お疲れ様でした。



 <異世界494日目>



 おはようございます。独房の中で目覚めるという珍しい経験をしました。明らかにいつもより起きる時間が遅いんだが、よく眠れたとは言いづらい。阿呆どもの所為で余計な時間を使ったからな。


 それよりも外が五月蝿い気がするんだが、何かあったのか? ……【空間把握】で確認したら、兵士長が居なくなって探しているらしい。一応ここで1番偉い奴だったらしく、居なくなってどうしていいか分からないみたいだ。


 あほくさ、もう1度寝直すか。そう思って再び目を瞑った。



 「起きて下さい。……主様、そろそろ起きて下さい!」


 「うん? ……アルメア? 分かった、今起きる」



 気が付いたらアルメアが俺の体を揺すっていた。どうやら独房の外に出られたらしい。俺の独房に入って起こしに来てくれた様だ。アルメアに聞いたところ、他のメンバーは既に外へ出ているらしく俺が最後なんだそうだ。


 俺はアルメアにおはようのキスをしてから、独房のある建物の外へと一緒に出て行く。外に居た兵士が近付いてきて、ウチの女性陣は全員が辺境伯の屋敷に行ったと教えてもらった。それが解放された理由だろうが、どういう事だ?。


 ここで辺境伯が出てくる理由が分からないが、横からアルメアが教えてくれた。どうやらカイリが辺境伯の所に行ったらしく、それであっさりと解放されたらしい。


 それで辺境伯の屋敷へかぁ……面倒臭そう。



 ▽▽▽▽▽


 1063終了時点


 大白金貨44枚

 白金貨177枚

 大金貨963枚

 金貨1069枚

 大銀貨1078枚

 銀貨1451枚

 大銅貨1868枚

 銅貨442枚


 神木石の浄化槍

 神石の浄化剣

 神木の浄化棍棒

 神木の浄化盾

 アダマンタイトのサバイバルナイフ

 氷擲竜の棒手裏剣

 アダマンタイトの十手

 神石の勾玉

 王角竜の帽子

 王角竜の革鎧

 大海竜の半篭手

 真っ黒な指貫グローブ

 王角竜の剣帯

 王角竜の脛当

 海蛇竜のジャケット

 真っ黒なズボン

 真っ黒なブーツ

 白い大型のアイテムバッグ


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