ハイパーリアリティ
(一体いつから気絶していたのだろう)
(なんでこうなったんだろう)
(なんでだっけ?)
朝霧「はぁ~、やっぱりゲームは王道のRPGが一番だな!」
俺は朝霧 勇ただの陽キャでも陰キャでもないゲーマー。ゲームは何でも好きだがやはり一番好きなのはRPG!
趣味がゲームしかない俺は学校から帰るとゲームばかりしている、今もそう。
朝霧「しかし最新作も飽きたな…そうだ、中古屋で買った古いゲームでもするか!」
俺はレジ袋から名前のない古いゲームカセットを取り出した、なんでも名前もどんなジャンルかも分からなくて5円で販売されてた代物だ。
俺はじいちゃんから貰った古いゲーム機にカセットを挿して早速起動した。
R P G と画面上で無機質に無音で表示がされる。
朝霧「おー、RPGか、でも俺こんなゲームあるの知らなかったな。」
RPGが好きな俺は古今東西のありとあらゆるRPGを知り尽くしたと思っていたが、まさか知らないものが出てくるとは、これはラッキーだな…
しかし変だな?画面上にはRPGの文字しかない…初めからも続きからもない…
古いゲームだしスタートボタン押して始めるタイプかな?
そう思ってボタンを押した瞬間だった
意識が電池切れのように消えたのは
朝霧「ん…、ここはどこだ…?」
目を覚ますとそこは自分の部屋ではなかった、さらに目下には魔方陣、横には魔法使いらしき人、前には王様、まるでお城の中…なぜ俺はこんな所にいる!?
どうやら俺は異世界転生に似た状況にあるらしい、俺はおそらくだがあのゲームに吸い込まれ、主人公をやらされているらしい。とんだハイクオリティゲームだなクソが。
王様からはありきたりな魔王を倒してくれという定型文と100Gと木刀を貰っただけ。ザRPGみたいなスタートだな。
朝霧「しっかし会話は普通の人間と話してるようだったな…、まあいいか、せっかくだしリアリティ抜群の世界を楽しんでやりますか。」
とりあえず経験値と金が欲しいから敵を倒すか…100Gだと3日も生きていけねぇ…
そうして町の外に出て敵を探すがなかなか見つからない
朝霧「あれ~?意外とモンスター出ないな、町の人にモンスターのたくさんいる洞窟とか聞いとけばよかったかな?」
意外とモンスターって少ないとがっかりする朝霧、そんな彼に幸か不幸かモンスターが現れる
朝霧「うおっ!ついに出たかモンスター!名前は…ええと…さびたせんしレベル2か!」
朝霧「よし!初戦闘華麗に決めてやるぜ!くらえ!渾身の一撃!」
朝霧は渾身の一撃を与えるため勢いよくさびたせんしに近付いた、無警戒のまま
次の瞬間だった、さびたせんしのカウンターが朝霧に当たった、ダメージ数的に見れば5程度だろう、しかし
朝霧「ッ、ガァァァァァ!?」なんだこれ!?しぬほど痛い!?胸部に打撃をくらったのに全身に電気を流されたように痛
目を覚ますとやつはもういなかった、そしてゲームメニューのような画面が目に映る
「コノゲームハ、リアルRPGデス、アクション、モンスター、アイテム、ソシテダメージスラモ、リアルナゲームヲオタノシミクダサイ!」
※1 このゲームには残基が3つしかありません
※2 このゲームは魔王を倒すまで終わりません、中断不可です
※3 残基が無くなれば帰れません
なんでこうなったんだろう