平安時代叢書 第十四集 天下三不如意
藤原師実の死によって朝廷内に君臨していた藤原氏の勢力は衰退し、相対的に白河法皇の地位が向上して院政が始まった。国家の全ての権力を手にした白河法皇は、鴨川の水害、サイコロの目、そして比叡山延暦寺の僧兵以外は全て自らの意に従うとまで豪語するまでに至ったが、その実情は国家経済の低下と国民生活の悪化を伴うものであり、勃興しつつある新たな存在である武士がその勢力を徐々に強めていた。
それでも白河法皇が存在することで日本国はどうにか存続し続けていたとも言える。本当の危機は白河法皇の死後に訪れるのだから。
本作品は2018年5月より2019年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十四集 天下三不如意」を再編した作品です。
それでも白河法皇が存在することで日本国はどうにか存続し続けていたとも言える。本当の危機は白河法皇の死後に訪れるのだから。
本作品は2018年5月より2019年3月まで「いささめ (https://ameblo.jp/tokunagi-reiki/)」にて公開した「平安時代叢書 第十四集 天下三不如意」を再編した作品です。
第一部 藤原師実亡きあと
2022/10/14 18:50
第二部 新勢力の勃興
2022/10/14 18:59
第三部 堀河帝から鳥羽帝へ
2022/10/14 19:24
第四部 清和源氏の崩壊と再生
2022/10/14 19:31
第五部 山法師たち
2022/10/14 19:41
第六部 藤原忠通
2022/10/14 19:46
(改)
第七部 白河院政
2022/10/14 19:58