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花降りしっぽ・星降りしっぽ

作者: 猫のしっぽ


 〜ひらひらとピンク色の花びらが降り注ぐ傍らに、毛足の長い白い雌猫が優雅にしっぽを揺らめかしていた〜


 あれは一年前の冬のこと…夢の様な美しい光景にさくらは遭遇した。

 その日は、お隣のおばあさんとその家の猫が、縁側で日向ぼっこをしていて、縁側が羨ましいさくらは自宅のベランダから、ちらちら伺っていた。


 先日も母と縁側をめぐり、こんな会話をしたばかりだった。

「お母さん、どうして家には縁側がないの? 家にも欲しい!」

「縁側なんて、北国のこの寒い地方にはないの! だいたい寒いし、いらないよ」

「寒いからないの? だって、お隣にはあるじゃない」

「お隣は特別よ、縁側が当たり前にある温かい地方から引っ越して来た大工さん一家だし、縁側って言ったって、玄関フード仕様、二重ガラス張りの作りだから、大丈夫なんじゃない?」

「大工さんだから、縁側も寒くない様に自分で北国仕様に作ったんだ〜! いいな〜〜」


 そしてこの日、家族(父母と祖母)は外出中でおらず、さくら一人でベランダに張り付き、隣の縁側を眺めていた。

 最初は晴れていて、日向ぼっこには良かったが、そのうち薄暗くなり、曇り空になってきた。

 寒くなり、雪もちらちらと降り始めてきたというのに、お隣のおばあさんは縁側のガラス張りの戸を二枚共全開にして、猫に語りかけていた。

 さくらも慌てて空気入れ替えのフリをしてベランダを開ける。

 

「ミケや…」

 おばあさんは膝に抱えた猫を優しく撫でる。

「にゃあーー! うにゃにゃにゃ…」

(ミケじゃないよーー!ミーアだよ、おばあさん! だいたい私『三毛』じゃなくて『真っしろ白のホワイト』よ!)

 と抗議するミーアに気付く筈もなく、おばあさんは語り続ける。

「ミケや…雪が降ってきたよ。まだ桜が咲くまではしばらくかかる。ましてやここの開花時期は五月…私はもう見ることは無理だろうね」

 おばあさんは遠い目をして思い浮かべる…今は亡きおじいさんと結婚した時のことを!

 白無垢の花嫁衣装に身を包み、ここより温かい地方、瓦屋根の昔の家屋で…桜舞う縁側のある中庭…若い二人が微笑み合い、写真撮影をした日のことを!

 苦労した事も沢山あったけれど、楽しい人生だった。

「ああ、でもあと一目、おじいさんと見たあの風景が見たい! 桜舞うピンク色の風景を…」

 おばあさんの目から涙が溢れ、ミーアの白い毛にこぼれ落ちた。

「ごめんよ、ミーア、私の涙でお前の綺麗な白い毛が汚れてしまう…私の膝からおどき」

(ああ、おばあさん、久しぶりにミーアと呼んでくれた! ー近頃は先々代猫の名前になるー おばあさんの願いを叶えてあげたい‼︎)


 白猫ミーアはぴょ〜ん! と中庭に飛び降り、雪がかかった桜の木の下へと近づいた…そして長くてふさふさしたしっぽをフルンっ! と振ると、突然空が暗くなり見事な星空になった‼︎ 夜空から虹色の小さな星粒達がキラキラと流れ出す。


(流れ星?)

 さくらは、心の中でつぶやく。


 虹色の美しいキラキラ達が流れ星となって降りて来たかと思うと、ミーアのしっぽを取り囲み、踊りながら輝いた‼︎

 ミーアがそんなキラキラしっぽをフルンっ! と再び振ると、しっぽから星粒達が弾け飛び、星空は消え、再び昼間に戻り、何と、雪のかわりにピンク色の桜の花びらが舞い降り始めた‼︎…ひらひら、ひらひら、ピンク色の花びら達が!

 ひらひらとピンク色の花びらが降り注ぐ傍らに、毛足の長い白い雌猫が優雅にしっぽを揺らめかしていた。

 たちまち辺り一面白い雪ではなく、桜の花びらでいっぱいのピンク色!

 桜の木は雪ではなく満開のピンクの花で覆われた。夢の様な光景に目を見張り、うっとりと眺めるさくらだった。


 年を取るとそんなに驚かなくなるのか、お隣のおばあさんは、

「これは、お前の仕業かい? ミケ」

 と少しは驚いて見せたものの、あとは殆ど感謝している感じだった。ーそして、またミケに戻るー

「ありがとう、ミケ、おじいさんに良い土産話しが出来たよ、最後に桜が見れて本当に嬉しかった、ありがとう、ありがとう、ミケ」

 と何度もミケ…いや、ミーアにお礼を言うのだった。

 と、その時、

『いや、そんな必要はないよ、わしもここにおるからのぉ』

 低くて温かなおじいさんの声がした。

『おじいさん‼︎ お迎えにきてくれたのですね?…会いたかった…もう一度、桜の花が舞い落ちる中、二人で一緒に歩きたかった』

 おばあさんは涙を流しながら微笑み、おじいさんと寄り添いながら、桜の舞う中を歩いた。

 それから数日後、おばあさんは息を引き取った。

 最後の表情は満足した様に微笑んでいたそうだ。


 おばあさんの息子さん夫婦と孫達はその後、引越すことになり、その直前ミーアとは誰も会えなくなった。おばあさん以外の家族にも姿を表さないそうだ。

 でもさくらは何としてでもミーアに会いたかった。

 自分のおばあちゃんの為にあのしっぽの魔法を使ってもらい、願いを叶えたかった。

 そんなさくらに周りは辛辣だった。

「もう、あの猫は生きとらんよ」

だの、

「猫は死ぬ時、人間から姿を消すんだから」

だの言われ、さくらは心が折れそうになった。

「そんな筈ない! あの猫は生きている‼︎」

 諦め切れず、自分の気持ちを奮い立たせた。

 思いつく限り猫が現れそうな近くの学校、幼稚園や保育園、スーパーや魚屋、コンビニやレストラン等、探し続けた。

 そして、丁度一年が経つ寒い冬、さくらはとうとう見つけたのだった!

「え? 見つかったの? あ、もしかして住んでいた家の縁側の下とか?」

 普通だったら、そんな可能性が妥当かもしれない。

 でも、あの不思議なしっぽを扱う猫である。

 桜の木の上位の枝にちょこんと座っていたのだった。それは置物の様に…微動だにせず…美しい姿だった。雪がちらちら舞う中…。


「ミーア、やっと見つけた!」

 ミーアは、驚いたように目を見開いた。

 そして、優雅にしっぽを揺らめかせ、おっとりと口を開いた。

「置物化してる私に気付く人間がいるだなんて、珍しいわね〜」

「ミーアは喋れるの?」

「そうよ…あなたは、あまり驚かないのね」

「まるっきり驚いてないわけじゃないけど、あの不思議なしっぽの光景を見ているから、これも有りかと」

「そう…それで、あなたは私に何か用事があるのよね? ん? あなた見たことあるわ…確かおばあさんの家の隣の…さくらちゃん?」

「そう、そうです! そのさくらです! お願いがあるの!」

「お願い?」

「私のおばあちゃんの為に、またそのしっぽの魔法を使って助けて欲しいの!」

「いいわよ〜私のおばあさん時みたいに、桜でも降らせればいい?」

 さくらは半分泣きそうな顔をしながら、

「おばあちゃんに私の気持ちを届けたいの! お隣のおばあさんの様に家のおばあちゃんも最近亡くなって…でも、どうしても伝えたい事があって…どうにか方法はない?」

「普通なら、ない、よね?…うん、でも、私なら可能よ!」

「本当? 助かります‼︎」

 ミーアは、

「じゃあ、伝えたい内容を聞いてもいい?」

「う…ん、あまり素敵な話しではないの…私、おばあちゃんに謝りたかったんだ」

 さくらは泣きたい気持ちをグッと抑えて語り始めた。

 あれはおばあちゃんがまだ元気だった夏のこと。

 おばあちゃんとさくらは、二人で庭先を眺めていた。

「私は今は元気だからいいけど、もしこの先、私が死んだら、この庭はさくら、お前に世話して貰いたい」


 さくらは困った。大好きなおばあちゃんの頼みだから、引き受けてあげたい…でも無理だ。虫が大の苦手で庭いじりには一ミリも興味がない。

 だいたい、一度手伝いをした時、雑草と人参やジャガイモの葉っぱの区別もつかず、抜いてはいけない方の草取りをしてしまった!

 おばあちゃんは怒りはしなかったが、間違えて抜かれてしまった草花達に

「かわいそうに」

とつぶやいた。 

 しかも大量の蚊が発生している真っ只中、助けて状態で目を瞑り、わ〜っ! と言いながら次々抜いてしまった、それは苦い思い出だ。

 いつものさくらだったら、嫌だけど、困ったな〜て思いながら、やんわり断るか、後で大変なことになっても安請け合いしていたと思う。

 でもこの日は、とても疲れていて虫の居処が悪かった。

「嫌だよ、何で私に頼むの? 他の人に言えばいいじゃない?」

「だって、息子であるお前の父さんはいつも仕事でいないし、お前の母さんは極度の日光湿疹で頼める状態ではないんだよ」

「いや、無理だって! 庭いじりのこと、何にもわからないんだよ? 興味ないどころか、嫌いだわ! 虫も恐いし。だいたい、この広い、ごちゃごちゃ沢山植えてるとこ、どうすれっていうの? 慣れてるおばあちゃんだって一日中、毎日やってるじゃない? 私、学生なんだよ? そんなことに取られてる時間ないわ!」

と、一気に吐き捨ててしまった。

 おばあちゃんは仕方ないな、て顔して何も言わなかった。

 この時のおばあちゃんの悲しげな表情が忘れられない。

 進んでガンガンやるよ、とは言えない。でもせめて、あまり出来ないけど、出来る範囲内で頑張るよ、位は言ってあげたかった。

 あんな言い方はなかったと、謝りたかったのだ。

 謝ろうと思った矢先の秋、おばあちゃんは脳梗塞で倒れて入院し、冬になり始めた頃亡くなった。

 こんなことなら、畑仕事、頑張るよ、て一言、言ってあげれば良かった! 安心して天国へ行ける様に…

と、何度思ったことか…そんな時、ミーアのことを思い出したのである。あの不思議な猫なら、何か良い方法があるのではないかと。

 そんな経緯を、ミーアに涙ながら、やっと話し終えた。


「わかったわ、じゃあ、今の謝りたい気持ちを全て桜の花びらに託しましょう‼︎」

 そういうと、ミーアはしっぽをフルンっ! と振って今、ちらちら降っている雪を桜の花びらに変えた。

 さくらに、一番大きい花びらを取って手の平に乗せさせ、もう片方の手で蓋するかの様に挟ませた。

「そうしたら、さくらちゃんが今思っていることを全て桜の花びらに託して…そう、花びらにお手紙を書いている様なイメージ、花びらに伝えたい声を録音している様なイメージ…それを心の中で唱えて」


(おばあちゃん、本当にごめん、大好きなおばあちゃんのお願いだから、私の出来る範囲内でやるよ! て言ってあげたかった…それをあんな冷たい態度で本当にごめんなさい! 今では父が仕事が楽になったから、おばあちゃんから昔習ってわかってるからと、やってるよ…それを私も手伝う程度だけど、頑張るからね!)


 さくらは手の中の桜の花びらに気持ちを込めた。

 すると、手の中がほっかり温かくなり…何やら手がキラキラ輝くピンク色に染まってきた。


「今よ! 天国のあばあちゃんに届け! って手の中の花びらを空にふりあげて!」


 さくらは、ミーアに言われた通り、手の中の花びらをふりあげた。

「おばあちゃんに届け!」

 それと同時にミーアがしっぽをフルンっ! と振ると、最初は優雅に舞う感じだったピンクの煌く花びらが加速つきながら上昇していった。そして、最後は竜巻に飲み込まれていくかの様に旋回しながら空高くへと消え去った! この時、ミーアのしっぽの色も煌くピンク色に染まっていた。

「今ので、おばあちゃんのいる天国へ運ばれて行ったと思う。ちゃんと返事も来るから心配しないで」

「ありがとう、ミーア!」

 ミーアは満足したように優雅に頷いた。


 その時ヒューっと強い風が吹き、あっという間に元の冬景色に戻り、桜の花びらも雪に戻った。

 さくらが目を瞑って長い髪を押さえ、

「でも、返事ってどうやって…?」

 と聞こうとしたが…

 ミーアの姿はどこにもなかった。

 返事ってどうやって来るのだろう? そもそも私の桜の花びらの手紙はどうやって読めるのだろうか?

 悶々としながら数日が過ぎた。

 そんなある日、テレビで数十年に一度の流星群のニュースが流れていた。

 それを何気なく見ていたさくらは思いを巡らした。

 あの猫のしっぽ振りは、花やら星やらを降らすしっぽだったな〜、花降りしっぽ猫、星降りしっぽ猫…てニックネームにしょうかしら? ん?降り?降らせ…花降らせしっぽ猫? 意味的には『降らせ』かもしれないけど、何か語感悪いわね〜…星降りしっぽ猫、やっぱりこっちね〜星降り…ん?

「あっ! もしかして⁈」

 その夜、さくらは二階の自分の部屋の窓から流星群を眺めていた。

 運良く流れてくる流星群を何度も見ることが出来た。

 7回目の流星群が降ってきたその後、さくらは見た‼︎

「お…ばあちゃ…ん?」

 見事な点画の様に小さな星粒が沢山集まって描かれたおばあちゃんの姿が夜空に浮かび上がっている。

 動画の様に星粒で描かれたおばあちゃんは口を動かした。

『さくら、花びらのお手紙、ありがとう! さくらの気持ちはしっかり受け取ったよ…でも、気にしなくても、お前の気持ちはわかっていたよ』

「おばあちゃん!」

 さくらは溢れ出る涙を止める事が出来なかった。

 あんなに会いたかったおばあちゃん、あんなに謝りたかったおばあちゃん…最初からおばあちゃんは、気付いてくれていた! 手紙も受け取ってさくらの気持ちは伝わっていた!

「おばあちゃん、ありがとう! 庭はパパがやっているけど、私も出来る範囲で手伝うね! あの時、冷たい態度取ってごめんなさい!」

 星粒で描かれたおばあちゃんは、にっこり笑ってキラキラ輝いた。

『あんなの冷たいうちに入らないよ、私こそ自分の願望強く、さくらを困らせてしまってごめんね。勉強も受験で大変になるだろうし、若い時はやりたい事、やらなきゃならないこと、沢山あって大変なんだから、あまり気にしないで、さくらの好きな様にね』

 おばあちゃんも気にしていたんだということがわかり、お互いのわだかまりがすっかり解けた瞬間だった!

「おばあちゃん、ありがとう! また会えて良かった! おばあちゃんの気持ちが聞けて、私の思いが通じて良かった! でも、私の桜の花びらの手紙はどうやって読めたの?」

『私もさくらとまたこうして話しが出来ると思わなかったから、とても嬉しいよ。花びらから、さくらの気持ちがそのまま伝わってきたよ。直接さくらの声も聞かせてくれたよ。星降りしっぽ族の猫さんにお礼を言わなきゃね、じゃあ、さくら、流星群の切れ目までしか話せないらしいから…長生きして、楽しい人生を送ってね〜』

 立て続けに降っていた流星群が止まる頃、おばあちゃんの姿は花火大会のしだれ柳に似た余韻を残し、キラキラしながら消えていった。

 おばあちゃんが消えた直後、あのお隣の桜の木の天辺にミーアが乗っかっていた。ずっと木の上でしっぽをフリフリ星降らせをしていた様だ。暗がりでよく見えないが、何だか今日のしっぽは青く輝いて見える? あれ? そういえば先日はピンクに見えた様な?…。

 さくらがミーアに気付くと、ふわふわと浮かび上がり、二階のさくらの部屋の窓まで飛んできた。

 何だか背中に真っ白な翼も生えている。

『ありがとう、さくらちゃん』

 何だか星のきらきらした音が混じったような綺麗な声でミーアは喋った。

「ありがとうは、こっちのセリフだよ、ありがとう、ミーア! お陰でおばあちゃんと話しが出来て、本当に助かりました!」 

 何か、ミーア、今までと様子が違う? とさくらが感じていたらミーアは理由を話してくれた。

『さくらちゃんのお陰でやっと星降りしっぽ族の天界に帰れるの…』

 人の気持ちがわからない猫は願いの流れ星を引き寄せられない。その為に長い間、下界の人間のそばで修行をしていたらしい…。

「それで、しっぽ降りして流れ星呼んで人々の願いを叶えていたの?」

『そうよ。でも、最初から星は呼べなかったの、レベル低いうちは地上にあるものからで、雨とか雪とか桜吹雪とか』

「何年、修行してたの?」

『三百年』

「さ、三百年⁈ な、長いのね〜」

『見て、私のしっぽ…隠してたけど本当は三本あるの。最初は雨雪しか降らせられなかったから白いの一本、二百年目から桜吹雪が降らせられるようになってピンク色の二本目が生えたわ。三百年目でやっと星が降らせられるようになって青い星の色の三本目が生えたの。長かったわ〜でも、さくらちゃんのがラスト! さくらちゃんのおばあちゃんもさくらちゃんと話したい、という願いもあったからWのお願いで最高に良いラストを飾る事が出来たわ!』


〜これからは星降る夜は、私や仲間達がしっぽを振って降らせてることを思い出してね〜


 ミーアはそう言い残して翼を広げると、白、ピンク、青、三本のしっぽを一辺に振るい、キラキラ星粒をばら撒きながら天へと昇っていった。


         ー終わりー




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― 新着の感想 ―
[良い点] 「冬の童話祭」から参りました。 白猫のミーアが尻尾をふると起こる、虹色のきらきらした流れ星や桜の花びらなど、情景がとても綺麗で素敵でした。 隣のおばあさんの願いが叶えられ、さらに、さくらち…
[一言] おばあちゃんとお話できて良かったですね。 ちょっと不思議、素敵な物語でした。
2022/01/20 20:35 退会済み
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