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詩の空間  作者: につき
5/13

ひとりきり.png

挿絵(By みてみん)


言葉はソロだから

つまりひとりきり


樫は樫

とても不器用

でも

ひたすら一途に朴訥な でも

桜は桜

散り際の満開

流れる水が色に染まるほど


重ねる真っ赤な薔薇の花びらを

カラスが毟る

暗闇の瞳は金色に光る


 タ

  タ

  タ

 タ


夕日がほどけていく様の三日月

聞こえているウシガエルのドヨメキ

リフレインに酔っている


とろみだ

ゆるやかに甘い砂糖で出来た無人島

パノラマに開かれた頭蓋の内側だ


盃なんてもういらない

ぼうやなんてもう知らない




♪♪♪♪♪♪♪♪

NOTE既出。

縦書き表現です。

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