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詩の空間  作者: につき
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特別な街に住みたい

特別な街に住みたい


たとえば 水の綺麗な街に

井戸からこんこんと清水の湧き出るような

真夏の朝に爽やかな真水の香りが立ち昇るような

夕ぐれに美しくカジカが溝で鳴くような


たとえば 風の綺麗な街に

正午の緑の丘からしゃらしゃらと涼しい風の降りてくるような

春を待ちきれない若葉がくすぐったそうに揺れるような

夜8時には開けておいた扉から静かに闇の訪うような


たとえば 朝日の綺麗な街に

東の山間から真っ直ぐにダイヤの鎖が放たれるような

黒い薔薇色の空に夢が金に広がり薄青く溶けていくような

やがて傷一つない太陽がゆっくりと打ちあがるような

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