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最近のなろう作者の質の低下 ではなく読者の質もあると思う件

流行に乗っかって、思うことをつらつらと書きました

「最近のなろう作者の質」という一連の複数人のエッセイを読んで思ったこと。


確かに流行ったジャンルのパクり作品が増えてるのはわかるけれども、それを許しているのは読者なんですよ。読者が同じタイミングで点数を入れなきゃ日間ランキングなんて乗らないし、ランキングに乗らないなら似た作品を作者も書かないはず。



一読者として素敵な作品に出会ったとき、文章の雰囲気が好きなら同じ作者の作品を探すけれども、ストーリー展開が好きとなった場合は同じ展開を検索するし、それが良ければ評価もします。


「おっ、この展開ありじゃん!」って探して、同じような求めている作品であれば評価するし、オリジナルな展開を入れてて何か違うなと思ったら途中で離脱します。


そんな私みたいな読者が居るからこそ、上位は同じような作品になる。


だって求めているのは、文章の巧拙ではなく、奇抜な展開や他とは違う見せ方でもない。

先ほど読んで面白かった作品に似た、安心して読めるストーリー展開なのだから。


そして面白い展開を乗り越えて登場人物と仲良くなって物語が一段落したら、あとは惰性。

アフターストーリーとしてのんびり読むし、それまでに楽しんだ余生として読む。


作品としてはパクって面白かった部分で終わりなんですよ。あとは登場人物にほだされてるの。


すべての読者がそうだなんて言わないけれど、少なくても私はそう。


質って言うと良い悪いってなっちゃうけれど、良い悪いではなくただ単に読者とはそういう性質なのではって思う。



そもそもパクりなんて言うけれど、流行なんですよ。


ファッションだって流行色や流行柄ってありますけれど、それをパクりだ真似してるだとかは言わないでしょ? むしろそれに乗らずに古いファッションなんてしてたら、ちょっと時代遅れだとか古くさいなってなっちゃう。流行から外れない程度にオリジナリティを出してこそのおしゃれ。



似たような作品ばかりになるのだって流行しているから。


タピオカブームでTVでタピオカが取り上げられて「放送されているのはタピオカばっかり! クレープは放送されないのに!」なんて言われても、いやしらんがな、ってなっちゃうじゃないですか。

だってちゃんとクレープ屋さんはあるんだもん。


確かに注目を浴びているのはタピオカだけど、だからといって他がないわけじゃない。流行だからタピオカが目立ってるだけ。そして新規出店があるのも流行に乗ったタピオカ店だから、余計目立ってるだけ。



作者の質なんて言うのも、それはランキングにしか目が行っていないからではと思います。


自分がフォローしている作者さんだと、流行に乗ってではなく自分の思う道を突き進んでいる人が多いですし、逆にランキングを見ていると流行りのランキングでよく見るなって作者さんも居る。目立つパクり作家は職業としてだったり注目を浴びるために書いてるから、そういう物だと思うしかない。


でも自分の道を突き進んでいる作家さんって、なかなかランキングでは見かけない。ちゃんと連載して、それなりにptも付いているにもかかわらず、ですよ。



だから、ランキングなんて見ないのが正解! 


書籍化した作品から面白そうな作品を見つけて読む。面白かった作者さんの別作品を読む。

レビューから探す。Twitterで同じ趣味の人を探してフォローする。

好きなキーワードで検索する。まとめサイトで探す。

おすすめ書いてるエッセイストさんを参考にする。etc...


そうやってランキングに頼らない検索をしてこそ、面白い作品に出会えるのだと思います。


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