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R  作者: 東雲退
1/1

Part 1

人生を色んな角度から見る話です

私はその男を知っている。

まるで猫の皮を被った様な男だ。

昨夜、その男はは殺されたらしい。

殺した相手は不明。所謂通り魔だそうだ。

彼の弟である私が葬儀を執り行うことになった。遺品整理も私が受け持つことになった。

(さすがに妻や子供には迷惑をかけられない)


彼に比べ、私は劣っていると思う。

万年平社員確定コースの私と比べて、彼は一、ベンチャー企業の取締役になっている。

その企業というのも私の勤める小企業とは違い、株式二部上場寸前まで進んでいた。


だが、彼はあっさりと殺されてしまった。

確かに、この不景気真っ只中の世の中でこうも都合良く利益を得ている企業はあまり無い。いや、無いと言い切っても良いかもしれない。だから、他の企業から狙われるのも当然だと思っても当たり前だと思ってしまう。が、そうは言っても、そう易々と殺されるのにも不審感を抱く。

彼自身、独身生活を極めていて自宅には召使いを四、五人雇い、自宅こそ庶民的な物だったが自宅の他にマンションを多数持っていた。

彼とは一応、兄弟の中であるもののあまり彼との、記憶が無い。


なので遺品整理をするにあたって、少し、彼の身辺を調べる事にした。


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