つづけました(プロローグ?)
前に書いた短編『いきなりだけど小説を書いてみた』の続きになります。
前回はいきなり失敗談から初めてしまい失礼しました。
いきなり何か書いたから読んで欲しいでは誰もついてきてはくれないでしょう。
なので、今回は反省し自己紹介をします。
改めましてと背筋を伸ばし姿勢を正す。
「はじめまして、僕の名は不思議色。
前回の失敗作の主人公が30歳のおっさんであったことで察しはついているかも知れないが、性別及び年齢不詳のフリーだ。
フリーはフリーターでもなければフリーランスでもない。自由という意味である。
何者にもとらわれず自由にいきたいという理由からそういう肩書を名乗らせてもらっている」
自己紹介をするとしながら、なんとも中途半端なものになってしまって申し訳ない。
まず、ペンネームを名乗らせてもらうことを許して欲しい。本名を明かすと色々問題があるのです。
また、察しはついているかもとは述べたがこれもすみません。
いくら本当のことでも作者が30歳のおっさんであると明言してしまうとそれだけで読む人が減ってしまう。性別及び年齢は不詳で有ること許して貰いたい。
とりあえず自己紹介も終わったということで、今回も小説を書こうと思う。
前回の話から短時間--3時間くらいで書ける小説を書く。
まずは軽くプロット。
……
…………
………………。
お題もなしにいきなり書くは流石に厳しい。
さっくり書きたいモノを考えるところから始める。
とりあえずお題は『3時間』でいいだろうか?
『挨拶』と悩んだが、今回は『3時間』でいいだろう。
早く書かないと時間がなくなってしまう。
お題を考えるだけで約10分使ってしまった。残り2時間50分しかない。
世界観:中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界
キャラクター:女冒険者[幼い]
ストーリー:最初に強く当たってあとは流れで
テーマ:3時間
主人公の成長及び物語の結末:流れの結果を受け止めよう。
世界観を中世ヨーロッパ風ファンタジーの異世界にしたのは、ぶっちゃけ流行りだからである。
だが、剣や魔法のオリジナル設定を3時間で考えるのは無理。いっそTRPGの設定などを使うのが良いのかも知れないが今回は準備不足なので、とりあえずド○クエ風ってことにする。
キャラクターを女冒険者にしたのは単純に好きだからです。可愛い少女は正義。
ストーリーがなんか適当なのは、テーマと結末考えてからいいやと考えたからなのだけど、ストーリー考えないでテーマと結末考えるのは無理な気が……コロンブスの卵な感じでストーリーが先かテーマが先かで悩まされる。
悩んでいる間に20分過ぎてしまった。
今回は制作時間に縛があるので、とにかく悩まずに世界観にキャラクターを放り込んで行動してもらうことにする。
早速始めよう。
ある晴れた昼下がり市場に続く道を歩く少女が一人。
道は平原に人が踏み固めてできたようなデコボコとして舗装もされておらず非常に歩き辛い。
少女そんな悪路を苦にもせず歩いている。
ふと少女が立ち止まり腰に下げていた短剣を抜き放つ。
少女が構えをとるよりも早く草むらから黒い影が飛び出し少女に襲いかかる。
それから3時間後……。
道を歩いていた青年が一本の短剣を拾い上げる。
青年は短剣に付いていた土を軽くほろいカバンに仕舞うと、何事なかったように市場に向かって歩いて行ってしまった。
草むらが微かに揺れる。
題名『空白の3時間』
制作時間30分くらい。
まあ、小説だと言い張って文章を書くだけならそれほど苦労はしない。
次はもう少し長めの文章でも書くかな。
う~ん、これ続くの? という感じの話ですね。
自分でも何を書いているんだかサッパリです。
ここからどうにかして次回以降で小説っぽくしたいと思います。