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暁の幻世記ーLast Breakー  作者: 黒獅
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第三章 ラオロア・アドル

 キャッシュカードを剛人(たけひと)に預けてからすでに二週間くらい経過している。

 結局カードは第五世代のVGコンソールマシンに埋め込んだほうが安全だろうということで、彪十(あきと)はそれから二度とキャッシュカードを手にとることはなかった。


 最新型の特製マシンについては、今日届けられていて、彪十も剛人もそれの豪華さにはびっくりしていた。なぜなら、ベッドまるごと作り込んでいるマシンなのだから。

 現時点で売り出し中の最高スペックを内蔵しているパソコンとゲーム機が一緒になって、さらにはホログラフまで対応している。起動すると、画面にでかくV.V.と書かれている。

 どうやらこれがこのバーチャルゲーム第五世代機の名前らしい。なんの略かはさっぱりだが。


 これが金持ちへの豪華仕様か。

 さすがに平民とはレベルが違いすぎる。


 ちなみに剛人が貰っているマシンのほうは、ベッドではなく椅子型。

 でっかい輪っかが縦になっていて、その中にソファとマシンを組み合わせたみたいなもの。同じようにホログラフ対応でパソコン内蔵しているのだが、さすがにスペックが平均的にいいほうにいっているだけのものでしかない。

 それでも一般公開向けのヘルメット式のマシンからしたらえらい豪華仕様なのだが。


 そんなわけで、すでに三十一日のアーリーアクセス権のうち二日ほどを無駄にしてしまったが、やっとログインできるということで剛人(たけひと)は一日中そわそわしている。


 それと対称的に、彪十は今日のバイトを終わらせて、これからバイトやめるからというための根回しなどにゆっくり時間かけていた。

 急がす剛人を無視して晩飯を終わらせた後、彪十はマシンの内蔵ベッドで横になってヘルメットを被った。


 ヘルメット被って寝ているというのに、ベッドの設計的にもヘルメットのデザインからしても、特に邪魔になる感じがない。これもまた一般公開向けのとの違いがあるのだろう。

 一般公開のヘルメットは本当にバイクのヘルメットみたいな形をしていたのだから、寝転がっているときに邪魔になると思う。

 そんなくだらないことを考えながら、身体検査のプログラムとスキャンプログラムを立ち上げて、ゲームの開始を選ぶ。

 これは神経接続を使用したゲームに対し、肉体的に悪影響がでないようにするために必要なもので、立ち上がらなければゲームができないよう作られている。

 意識がゲームの中にいるのだから、外側での保護がないとさすがにやっていけない。


 ゲーム開始のカウントダウンが始まったのを見て、彪十はできればプレイを見たいという剛人がベッドの横でもう一つホログラフの画面を起動しながらいろいろと操作しているのを横目に、カウントダウンが終わるのと共にゆっくり意識を落としていく。


【――リンク成功。神経接続の状態を確認中・・・・・・現在の接続率は平均で83%。状態は良好です】

【ビジュアルシミュレーションの適用を開始】


 暗闇に、自分という存在が固定していないかのように意識がふわふわとしている。それでも彪十(あきと)には、自分の意識がちゃんとあることを理解している。たとえなにもみえなくてなにも動かせるものがなくとも。

 突如発生した機械音の朗読した内容は、どうやらプログラムのレポート的なもののようで。ちょっと接続率という言葉に引っかかっていたが、それと同時に、現実にいたときと違う声の聴こえ方にいろいろと慣れないでいる。


 そして、特に慣れる暇もなく、さらなる変化が訪れた。

 まるで閉じている目の上から文字が走ったように、目がパソコンの画面になったかのようにいろんな数字が線にみえるくらいの速さで通り過ぎていく。

 そして平面の動きが立体になり、立体で更にばらばらになる。次に光が差し込んできて、彪十は思わず目を閉じようとしたが、できない。


 ――まだ「目」というものがないからだ。


 光が過ぎ去っていくと、自分という視点の中心から色鮮やかな世界が速やかに広がっていく。


 大地と空が果ての境界線まで、すべてが綺麗だった。

 遠くにみえる鳥のような影、人が住む町、大地に徘徊する魔物。そのすべての景色に囲まれていて、たしかに今現実のではなく、ファンタジーの世界にいるような感じだ。

 だが下を見ると気が付く。現在の彪十の視点からしたら、まるでではなく、実際に遥か上空に居るのだ。

 そのまま下の大地を見下ろしていくと、突如影が映ったかのように、大地に靄がかかっていてほぼ影しか見えなくなる。


「特待会員番号044。登録ID認証、並びに“特別認証カード”の認証を完了しました。データを検索します・・・該当するキャラクターのデータが見つかりませんでした」


 前と同じように、突如どこかから響いてくる声に、彪十はあたりを見渡す。

 雲の上に立っているような背景に、遠くに見える大きな薄い紫の月、大地に沈み切る前の夕日。

 さっきの大地を見渡せる景色とはまた別で、だがそれ以上に綺麗だ。これ以上の言葉を考える余裕がないほどに。


 だがその景色もやがて、夕日が沈むのにつれて終わりを迎える。

 どうやら、かなりいいタイミングでログインできたようだ。この風景をここで見られるということは。

 ゲーム内の時間はリアルと同じ24時間。そして急がされたから早めに晩御飯を食べて、今ログインしているのが、午後6時すぎの頃。夏場からしたら、まだ夕日がぎりぎり見える時間帯だ。


 空気を読んだのかどうかはしらないが、さっき響いていた声は今度、明確な方向を持って彪十に届いた。

 横に目を向けると、彪十の右側に影が形を持って立っているように見える。まるでアニメでわざと正体不明者を描くときのような、そんな感じの人型が。


「データが存在しないため、自動でキャラクターの生成に入ります。ボディスキャン機能を検出しました。自動でスキャンを開始致します」


 黒い影の人型が口をパクパク動かせたと思ったら、そこを中心に声が発せられた。

 だが、しゃべっているというにはなにか違和感がある。

 そう考えているときだった。黒い人型が急に頭から色づくようになり形を変えていくのが。

 本当にまるでスキャンしているかのように、天辺からよく知っているようでしらない自分の姿が現していく。

 知っているのは特徴的に自分と似ている、知らないのは色もそうだけど、あからさまに作り物って感じがあるからだ。そして二、三度同じことが発生し、すこしずつその人型の取る形が本当の人間の体のように変わっていく。


「ベースモデルのスキャンが終了しました」

「ベースモデルって・・・」


 まさかこのままのキャラクターでゲームをプレイするんじゃないだろうな。

 いつものオンラインゲームだったら、基本共通のベースモデルの上で、さらにいろいろ弄れるけれど。でもこのゲームは本人をベースにするのか。


 いや、違うか。


 彪十はさっき聞いたセリフを思い返してみると、スキャンする機能があったからスキャンできた、それってつまりそれがない場合もあるってことだよな。

 それに、どう考えでもヘルメットしかいないというタイプのコンソールだと顔はともかく、体までスキャンできる気がしない。


「プレイヤー全員、自分の顔の特徴をベースにいじれるのか・・・それはそれで面白そうだな・・・」


 普通のゲーマーからしたら、本人の顔バレはタブーに近いのだが。ゲーマーでない彪十(あきと)にとっては、すこし本人の顔をさらしたくらいでどうということはない。

 そんな感じでちょっとワクワクしてきた彪十(あきと)だが、いつまで待っても次の声も変化もない。自分の顔をそのままのベースモデルはそこに突っ立ているだけで、新しい変化も窓的なものも表らない。


「どうしろと?」


 文句を言いながら、ちょっと近づいてみようかと、無意識的に前へ進む。


 あ、これ動けるんだ。


 さっきも全方位を見回せたけれど、位置を動かせるのは今が初めてだ。

 でも、すぐにそんなことも考えられなくなる。


 ベースモデルにある程度近づいたら、急にその体から引力が発生し、なんか自分を吸いよせるように感じるからだ。

 抵抗しようにも、体がないため。どうやったら抵抗できるかを考えるよりも先に、すでにベースモデルの中に突っ込んでしまった。

 そして次に目を何回か閉じては開けるを繰り返す感じで、急に目の前に広がるのは闇ではなく、さっきと同じ空間になった。何かが違ったとしたのなら、それは多分視点だろう。さっきより若干高い。


 そして彪十はそのまま見下ろすと、違和感の正体を見つけた。下のほうにみえるのだ、「体」が。さっきずっと見ていた、「ベースモデルの体」を。


 とりあえず、これで体を動かせるのだろうと思い、手を動かしてみる。

 動かない。

 思わずじーっと自分の右手を見て、そして手をそこにあるとイメージし、そしてゆっくり手を握ってみる。

 今度はできた。


「なんなんだ?」


 関節ごとに同じことして、見えない自分の手がそれと同じポーズをとって、そこにあるとイメージできたら、動かせるようになる。

 そして手から、足、腰・・・あとは見えないけど、自分自身をこのベースモデルの体に合わすように、できるだけ細かく動ける関節をイメージすることで、大体動かせるようになった。


「キャリブレーション終了。同調率は91%です」


 声がした、でもベースモデルの、今の自分の体からではなく、急に目の前にベースモデルが同じように現れ発した声だ。


 最初は鏡だと思った。


 なんか普通に動いているつもりで、すごくぎこちない動きになるし、変な動きになることもある。

 そして見えている向うのものは、動きは全部鏡越しで見える自分と似ているし。

 でも鏡みたいな表面のものがない。光も反射しない。だからこれは現身的ななにかだろうとあたりをつける。


「キャラクターモーションをインプット・・・完了」


 お、今度はすごく動かしやすくなった。というより、ほぼ半自動になっている。

 微妙に動きたい位置が違うけれど、大体思うままに動ける。

 たとえば手を振るように動いてみると、たしかに手を上にあげてそのまま振っているけれど。何回も微妙に違う位置で手を振ろうとしても、ずっと同じモーションをまったく同じ角度に振っているだけで終わっている。

 そう、あからさまにしたい動きに合わせたキャラクターのモーションを、そのまま使っていることになる。


 それに、歩いてみてわかったのだが、ちょっと足を動かして前に踏み出すって考えているだけで足がすこし動くのだ。モーションの開始と同時にちょっとキャンセルした、そんな感じ。

 本当に歩こうとするのは、自分の体感でいうと、こう体を前に倒す勢いによって進む速度が変わる。

 最初は歩いていると思ったら、いきなり倒したら全力疾走になってしまった。一瞬目が、いや違う、思考が追い付かなかった。


 いろいろと試しにやってみた感じでは、たしかにVR(バーチャルリアリティー)にしてはできそこない感じがある。

 神経信号の接続で、バーチャルリアリティーにダイブしているみたいな感じになっているし、この虚数空間の中のグラフィックは確かにすごい。だがそれ以上にキャラクターを動かすときの違和感が振り切れない。

 まるで、とかではなく、本当にゲームをしている感覚。

 たしかにコントローラーはいない、だが見えない自分自身がそれになったようにも思える。体がスティックで、手足がボタンみたいな感じでな。


 大体の体の操作の仕方に慣れてきたところで、適当な場所で立って待ってみる。一分くらい待ったら、いつのまにか消えていた自分自身の現身がまた目の前に現れる。


「アシストコントロールの初期調整終了。基本設定の調整はここにて終了します」

「うわぁー。終わったのに、それでも説明する気がまったくないんだな」


 実は説明書に書かれていた内容なため、基本それを読んでから使うのならこういう説明必要なかったりするけど。彪十は説明書という存在をもう記憶の彼方へ放り投げている。


「キャラクターエディトに移ります。まずは種族を選んでください」


 文句言っても誰も聞いてくれるわけでもない、どうやらこの時点ではAIという代物は使われていないらしい。

 黙々とことを進ませているパソコンのプロセスに従い、彪十は自身の現身の代わりに、そのの後ろに現れた五組の種族別の男女を見る。だがその直後に、どの種族の女性も現身と同じように消えていなくなった。

 残るのは、自分の特徴を持ち合わせている五つの種族の男性キャラクターだけ。


 どうやら、この中で選べと言っているらしい。だが種族の説明は一切ない。


 実は要求すれば表示されるのだが、この前にいくら聞いても答えてくれなかったのだから、彪十はすで諦めている。

 それに、各種族の紹介は一応ホームページにあったのだから、実際覚えているのならば特に表示させる必要もない。


 とりあえず、一通り見てみると。

 人間は一般的というか、ほぼリアルの自分そのまま。

 エルフはさらに美形になった上で痩せている。


 ドワーフはまるで自分をそのままそのサイズに押し込んだような感じになる。

 どこかで変な鏡を見て、自分の老けた姿がそのまま圧縮したような感じ。この種族のいいところというと、とりあえず彪十(あきと)自身の目も引くその筋肉の形だな。身長がないのはネックだし、髭も眉も濃くなるのがちょっと受け付けない。


 残る二つ、そのうち獣人は体型が人間をそのまま大きくした感じで、そしてケモミミと尻尾がある。一応ホームページには二足歩行のもふもふの獣人もいるのだが、どうやらプレイヤーはそれを選べないらしい。

 もう一つはこの中で一番異質を放っている。なぜならば、最初から二足歩行のトカゲの姿、リザードマンの姿をしているからだ。


 一通りを見渡し、彪十はやはりすでに決めていた種族のほうに目が行った。ガチムチに憧れて、尚且つそうなりたいと思う彪十にとって、通常時から全種族の中で一番体格のいい獣人種族を選ばない理由はどこにもない。

 これで決まりだと思ったら、急に自分の体がいう事を聞かずに、そのまま全力疾走で獣人姿の自分に突っ込み、そして止まった時には自分はその姿を取っていた。


 さっきまで自分の現身のある場所に目を向けると、そこにはリアルの自分に似ているけどかなり大柄になっている男がいた。体格や筋肉が人間基準より上なだけあって、特徴が同じでもまるっきり別人に見えてくる。

 元の自分の171cmくらいある体が190cm近く伸びている。

 ガタイがおもいっきり映画にでてくるマッチョな米国軍人のそれにみえる。なのに顔は日本人特有のベイビーフェイスな上に、その顔での厳つい体つきも併せて余計似合わない若干丸いケモ耳が頭に付いている、尻尾も細くて猫のそれにみえる。


「これで若干髪が長ければ獅子っぽいだろうけどなぁ・・・」


 そう彪十が零すと、本当に髪が少しつつ伸び始めた。

 いきなりのことにびっくりしていたが、すぐにストップをかける。さすがに長すぎると邪魔だからだ。

 鬣にみえなくもない長さで、それほど毛深くないのが一番だ。


 他に眉を少し濃くしたり、目の大きさを若干変えたりと。結局リアルの自分とほぼ似ているけれど、ぱっと見だと別人に見えなくもないように調整した。

 彪十は別にゲームで自分の素顔を晒すことに抵抗感がない、ただなんとなくこの身体付きでこの顔は似合わないと思ったまでだ。

 リアルの自分をゲーム内で晒しだしても構わないと思うのは、ゲーム初心者に近いものが有りがちの思考パターンだ。彪十は名前だけ本名さらさないようにと考えているだけマシかもしれない。


 本当に、マシなのだろうか?


 結局自分の顔がベースなだけあって、できるだけ調整していたつもりでも、ベイビーフェイスが残っている。

 もうこれでいいやと、彪十は半ば投げやりになった。


 ゲームのホームページに特に詳しく書いてはいないが、キャラが選んだ種族の姿に変わっていくのはちゃんと影絵として映っていた。

 それに、ステータスに応じてキャラクターの体格が変化したりするらしいシステムも投入しているらしいし、さすがに開始直後にこんな感じの体にならないだろうと彪十は思ってる。


「だから、もうこれでいいや」

「確認。キャラクターエディト完了――」


 現身がそのまま消えたから、これでいいのだろう。

 ならば、次はスキルでも選ぶのかと、今まで少数しか経験していない定番で考えればそうなるのだとあたりを付けた彪十だが、その期待は裏切られた。


【名前を入力しててください】


 いきなりゲームらしい半透明の窓が出現したのだ。キャラクターの生成が完成する直前しか聞かない項目のメッセージを映し出して。そしてそれと同時に、目の前の空にキーボードの形をしたものも。


 表示された姓名の二つの入力欄を見て、彪十は迷わずにその横の三角ボタンに手を動かして押した。こういうものに対して、彪十は苦手としているからだ。


【ランダムで生成します。新規キャラクター名は「ラオロラ・アドル」に決まりました】

【キャラクターの作成が終了します】


 半透明の窓が消えて、周囲の雲が流れていく。

 そして気が付いた時には、彪十(あきと)は空中から落下していた。


 地面が空の果てみたいに遠くて、目的地だと思われる町の上には輝く巨大な紋章が回っているのが見える。その光の届かない大地に、目に見える透明の壁が存在していて、その向こうには灰色に塗りつぶされていた静止した世界が存在していた。


 すでに作ったキャラクターの姿になった彪十はまるで流星のごとく灰色の(せかい)を横切り、その紋章のある場所へ飛んでいく。

 空気を突き破っている感覚がある、だがそれでも空気の動きは一切なく、まるでこの世界で動いているのは自分一人しかいない錯覚を覚える。


 いや、それは多分錯覚ではない。


 体が動けるから、終点こそ変わらないが、その道筋を自分である程度で決めることができると、彪十は実際に試すことで知ることができた。そしてその道筋の付近に見えた空に止まっている二つの灰色の物体に近づいた。

 灰色に染まって空間ごと凍結された、巨大なドラゴンが二匹。止まっている姿勢からしてどうやら戦っていたらしい。

 そのすぐ傍を通り抜けるとき、そのうちの一体の目がぎょろっと動いた。体は静止しているはずなのに、その目はきちんと彪十の姿を捉えていた。

 ギラつく竜の瞳に宿る感情がなんなのか、彪十にはわからない。飛ぶ速度が速すぎで、すぐに目なんて見えなくなってしまったからだ。だがその視線はまだ自分の体に刺していることはなんとなくわかる。

 そしてその視線はどうやら、一つだけではないということも。

 下を見れば、森の間に一瞬だけ覗けた自分を見つめるナニカの顔。

 魔獣だろうか?そしてさらに上に体を向ければ、自分より上の空に静止していた巨大な鳥が自分を見下ろしているのも見える。


 グルっと体を回転させ元の姿勢に戻す彪十は、残る一つの視線を感じた方向へと顔を向けた。


 だがそこには何もなかった(・・・・・・)


ここから更新がすこし遅くなります。

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