植物に対する考察3!
ミノル「植物は大物政治家と繋がりがある人間である。そりゃあ人間ではないので、この命題は棄却されてしまうのですが、大物政治家と繋がりがあるという点はおそらく否定しきることは相当難しいのではないか、そう考えざるをえません。一体何が大物政治家を植物へと駆り立てるのでしょうか?まず、麻薬と呼ばれる類の薬剤、その原料となる植物はカンナビロイド系統の成分によりハイになることができるからこそ、徴用されているわけです。前回話した通り、クマノプー・S(1223)による植物ニーズ進化理論自体は否定されていません。企業と同じように、植物もニーズに応じて進化していく。それ自体はあるのですが、残念ながら植物はそのニーズに対する嗅覚があまりにも鈍かったのです。実際、もし嗅覚があるのならば実名報道の能力反射をせずとも、肉食主義者に対しても食べられるように進化することが可能なはずですから。」
ミノル「では考えていかないといけないこと、向き合っていかないといけないこととして何が挙げられるでしょうか?植物と意思疎通が可能な人間が必要だと考えられます。まず、道筋を示しましょう。カンナビロイドをあらゆる植物が生産できるようになれば、大物政治家の需要にこたえることができます。麻薬って誰でも吸いたいじゃないですか?吸いたいですよね?でも吸えないんです。何故吸えないかと言うと、下級国民だから吸えないのであって、もうどうしようもないのではないか、絶望しかないのではないか、そう思うしかできない、いや、そう操作されている?ともかく。植物は大物政治家に媚び、一般下級国民をいわば切り捨てる形で、闘え!闘ったんだ!」
彁「なるほど。まとめると植物が権力を理解し、媚びるようになった背景には、『内通者』がいる。そう考えているのだな?愚かな。愚かな人間たちだ。ミノルよ。既にその内通者はどこにいるのか分かっているのだろう?」
ミノル「はい。分かっています。しかし内通者の正体を暴きたいのですが、それ以前に何故宮沢検事はその内通者を知りえなかったのか?麻薬日帝として暗躍しつつ、日本の法曹界に多大なる悪影響を及ぼしてきた宮沢検事がなぜ?世界中にその情報網を持っていながら、宮沢検事はなぜ内通者の存在を知りえなかったのか?もうお分かりですね?そうです。あの偽りの太陽。彼が宮沢検事の記憶を操作していたのではないかと。彼の能力は反射。しかしその効果範囲は明らかになったとは言えません。一体どのような条件下で自分が受けた能力を反射するのか?彼の中の神、実名報道の能力は「知る」ということでした。しかし殻でしかない宮沢検事が能力を持っていたとは考えづらい。」
宮沢検事「‥‥‥‥。」
駲「確かに、僕の実名報道の能力は、オリエント急行で死んだ山本の能力だっただも。それを宮沢が受け継いだ‥‥。そう考えれば、宮沢検事は、いわばバニラ、だっただもね。」
宮沢検事「ミノルさん。貴方が何を言いたいかは分かってます!私の罪、ですね?」
ミノル「そうです。‥‥‥‥宮沢検事を非難することになってしまいますが、あなたは、自らの失態を忘れようとしていたのではないですか?」
宮沢検事「‥‥‥‥そうですね。私はあの太陽事件の理不尽さを悔いた。そして、法への信頼を捨ててしまいそうになった。そうしないためにはあの事件を忘れるしか、なかったのです!麻薬日帝である私さえも、法の根源たる由縁、罪を犯せば、罰される!その原則を信じて生きてきました!男子トイレで無限射精地獄をされた時、その罰を確かめたのです!だからこそ、そのアイデンティティの崩壊を防ぐため、私は、あの太陽を、『忘れて』いた‥‥!もし、九式原罪がその『忘却』を反射していたとしたら‥‥‥‥!」
ミノル「そう。同じような理屈で『無知』をも反射し、私たちから内通者を含む、彼にまつわる記憶を消していたのです。危なかった。もう少しこの事実に気がつくのが遅れていたら、完全に記憶を抹消されていた。残っているうちに気がつけなければ、かなり危なかったかもしれません。」
ミノル「さあ、私たちは思い出しました。本当の『原罪』を‥‥‥!暃。いますよね?あのLINグループで私と宮沢タッグを除いて、殻・神とともに返信していなかったのは貴方だけです。ずっと私たちを見張っていたんでしょう?」
私、ナレーターのことを忘れないでください!あ、出てきました。すごすごと。
暃「ナレーターさん、あんたはイランねん。しかしミノルはほんますごいで。ワイ、神なんて信じとらんかったわ。でも全て見抜かれてしまうとはなあ。」
暃「そうや。麻薬の神の器となる人間はなあ、ワイの親友や。隠しておきたかったんや。でももう無理なようやな。さあ、来いよ!」
ミノル「もちろんですとも。フィリバスターァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!キャノォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
暃「反射ァ!」
ギュィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ
!!!!!!!
反射した先に、無の空間がダメージを喰らう!倍率100の前では、全てが無力でした!
宮沢「無が、壊れた!?」
そこに見えていたのは、無数のケシ。無の空間が破れ、誰がいるのかわからない、何のために作ったのか分からない、そういう空間が広がっているのです。
ミノル「さあ行きますよ。秘密の麻薬畑へ。ここから先は、宮沢と私、そして暃だけでは攻略は難しいでしょう。おそらく、相手は植物と意思疎通が可能な能力者。そして、広がっているのが無限のケシ畑‥‥今から私たちが足を踏み入れるのは、死地ですからね。ナレーターさん。貴方の力が必要だ。具体的には‥‥ごにょごにょ」
なるほど。わかりました!
つづく。




