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フィリバスター牛山2 ~史上最長の呪文詠唱~  作者: 空な鍵
第二部:神話(神獣討伐編)
34/47

原罪 六:歩きスマホ


ミノル「~~~~と言うわけで、蜘蛛を抜け、精巣剣を抜け、そして雨中をも抜け、ダーク股ーをその身に貯めたわけです……よし!!」


ミノル「調整終わりました。これでいつでもフィリバスターキャノンを開始できます。」


彁「今回の原罪はHP12000ある。前回より少し多いぐらいだな。気をつけろ。」


彁「そして詳しいことは駲がまだ調査中だが、どうやら即死能力持ちらしい。」


ラムネ「大丈夫!時間を巻き戻せば、生き返せるから!」


ラムネ「ミノル!大船に乗った気分でフィリバスターキャノンするのよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ミノル「どうやら六式原罪は『歩きスマホ』のようですね。歩きスマホと言うのは、スマートフォンを操作しながら町を練り歩くということです。非常に危険な行為なので、やってはいけません。たとえば合法ドラッグと呼ばれているコーヒー。その危険度に匹敵するものだと思われます。しかしドラえもんのあのフォルムに発情する者はどうしようもない変態だということはコンセンサスを得ることができると思います。その通り!変態なのです!さて、人は変態の道を突き進むことが多々あります。かく言う私もレイプ歴19年の猛者で、でも犯罪に手を染めた人の魂は簡単には戻って来れなくて、変態番付からも名誉の除外をされている始末です。ではなぜ、人は犯罪を犯すのでしょうか。皆さんはリバーシをする子供たちを見て、過酷な受験戦争に思いをはせることが多々あるでしょう。その判断は間違っているとは一概には言えなくて、犯罪を犯すは、犯の字ではさまれている部分が全部裏返ります。すなわち、犯犯犯犯すになるわけです。卑猥です。この四つ並んでいる扇情的なフォルムに、10人中8人の男が、性的興奮を覚えるという統計資料もあります。ここを断言することが、私の論の生命線なので、ここだけはどうしようもありません。ここを否定された瞬間、私は死ぬでしょう。それでも私は変態の誇りを捨てなかった!!そう!ここに私の魂が込められている以上、私は一歩も引くことができない!!さて、宮沢検事は以下のようにのべています。『変態とは、善きかな』と。これは正と善の違いという物をひたすら考慮して考慮して考慮し続けてたどり着いた境地を端的に言い表した名文だと言えるでしょう。私のフィリバスターは内容が何であれ、喋り続けていればダメージは入るのですが、やっぱりスピーチしている以上は心に何かを刻みつけたい限りでございます。だからこそ私は古典文学を読みあさり、人々の琴線に触れるようなフレーズを模索し続けているわけであります。まあ、今回は10000字のみならず、15000を目指してみましょうか。もちろんこの戦いが終われば、私はラムネを妻に迎えます。インドでは妻に迎えることを拒否した女を殺すという事例があったような気もするので、グローバルスタンダードの観点から言えば、私を拒む女を惨殺することに法的根拠を持ち出すことは何ら問題のあることではありません。さて、先ほどの言葉を解説いたします。正と善の違いというのが重要な争点となってきますが、正しいことと、善いことは違うわけです。たとえば、人を殺すことは人々の感覚上善いことではありませんが、正しいとみなされることがあります。それは死刑を肯定しているキリバスやメキシコなどを見ても明らかです。実際にキリバスやメキシコが死刑を肯定しているかなんて知ったこっちゃないですが、とにかく死刑という存在が一番分かりやすいでしょう。まあ、社会的基本財の再分配を行うためだけに私は変態の獣道を突き進むというだけのことです。誰も私を止めることはできないでしょう。犯犯犯犯すのイメージ的に考えてみれば、この4つの「犯」はどれも違うということが分かります。それはリバーシのように社会が善悪二元論で測ることはできないということを示唆しているものだと私は考えていました。まず一番最初の「犯」は元々犯罪の犯でした。これは罪を犯すという意味から来た犯です。ではその次の「犯」は、罪が裏返った犯ですから、実は善なのです。ここが非常に重要なポイントなので、押さえておきましょう。まあ、来年のセンター試験あたりに出るのではないでしょうか。その次の「犯」は、「を」が裏返っている犯ですから、「さつ」です。すなわち、警察のメタファーだと考えられますね。最後の「犯」は、罪を犯すの犯ですから、当然古典夢分析学の観点で語られる性交のイメージですね。心理学の最初期にはこのような試みは当然されていました。しかしこの4つの犯がそれぞれ違う顔を私たちに見せてくるのは、ほほえましい限りでしょう?思想警察は私たちのこのような試みを思想犯罪として見てきますが、このような感覚を持っていれば、情緒と言う物を理解し、善悪社会二元論と言うものからの脱却をはかりかつ昇華するということが容易にできるはずなのに、そのための努力を怠り歩きスマホと言うしょーも無い犯罪を取り締まり、確実に悪と呼べる小悪党だけを大げさに私刑にして、本当の社会悪の追求すらやめてしまう、その警察の態度に私は怒りを抑えることはできないし、その結果実名報道され学校を追い出された原罪のあなたには同情する余地は多少あるかもしれませんが、やはり私の大好きな女、羊村ラムネを殺した罪はあまりにも大きい。だからこそあなたは私の怒りにふれたので、殺されるという因果を身をもって知ってほしい。だからこそ作者も次の回からのヒロインを考えなくてはならないし、自分の勝手な怒りでどれだけの人が迷惑を被っているか地獄……後で作りますが、そこでしっかり反省してほしいという言説に、無理はあるでしょうか?ないと思いますね。歩きスマホの原罪は非常に強い効果を持っていました。触れると死ぬ。歩きスマホはぶつかることが多々ありますが、その能力を最大限開花させた彼は、ぶつかると死ぬ人間機雷となってしまったわけです。もうその中身は神獣であり、既に理性の外にある存在なので、早急に排除しなければならないわけです。うかつでした。私のフィリバスターを使っていれば、彼女は死なずに済んだ。宮沢検事と本気で殴り合い、その結果、友情を結び、麻薬を一緒にキメて、さーラムネちゃんとキメセクだ!と、うきうきしていたのにこのありさまです。この悲しみは血涙にたとえられます。触れると死ぬという単純能力を察知していた仲間が教えてくれていたのにもかかわらず、彼女を救えなかった私の悲しみは、ヒマラヤが噴火する思いです。とにかく、私の怒りはおさまらない。この時いつもの私なら自慰を行うでしょう。しかし私の怒りは自慰をする程度では収まらないぐらいまで来ている。ラムネの死を知った時、キング・ヘビーモスが慰めに来てくれたのです。リョナの境地にたどり着くために、いろいろ教えてくれました。さっきまで普通に話していた可愛い女の子が、ただのゴミになった事実に興奮するという禁断の果実でした。しかし、いくら私はあの子を性の対象として見ていたとしても、彼女の死体をなお、ゴミ、またはラブドールとして扱う勇気は持てないのです!彼女は死んだという悲しみは性欲には昇華することはできませんでした。私の心に深く、深く、刻まれていくことでしょう。最愛の女性との別れというものは、ラムネとの別れが最初ではありませんでした。キツネキと呼ばれる九尾の狐の子孫がいます。私はうかつにも、彼女の性奴隷となってしまいました。汗腺を開発され、汗腺で絶頂するというとんでもない変態奴隷にされてしまったのです。しかし私はキツネキを愛していました。ただ、後で知ったことなのですが彼女のいた世界線ではミュータント狩りが行われていて、それとは関係ないのですがキツネキは私をつけ狙うヤンホモ、アレクサンドル・ビネガー・ジョーに縦真っ二つに裂かれ、喰われたと聞いています。私は誰ひとりとして守れない!!誰ひとりとして救うことができなかった!私ができるのは、レイプとフィリバスターだけなのです。それを救ってくれたのがラムネだったのに…………。彼女の能力は時間を巻き戻したり、早めたりできるという能力でしたが、触即死のあなたの能力の前では無力でした。走馬灯を見る時間すらなかったでしょう。悲しい。どうしてこんなに私は無力なのですか?どうしてですか?答えてください!答えてくださいよ!!六式原罪さん!!まあ別に良いのです。私は黙ることを許されていない。黙即死です。間をとることはあっても、言葉に詰まることがあっても、血反吐を吐いても、喋り続けるのが私の使命!!私の12000文字詠唱を止めることは、誰にも出来なぁい!!羊はもこもこしていますが、実は素肌は意外とべとべとしています。このように見かけに騙されてはいけないのです。たしかにラムネは、もこもことした毛におおわれていた女の子でしたが、女の子なのは顔だけで、身体は実は化け物が……まあ私と同じような神が棲みついていたようです。この世界にいる人間と神に、まともなのはいないと考えたいですね。一度私が彼女を襲った時は普通の女の子でしたが、後から私の友人、個人情報をすべて抜き取ることのできる神に聞いたところ、あの子の毛をもし刈ったならば、皮膚がなく全て内臓で、その内臓全てが神であると。私の場合、角に口が付いていますが、これが神です。私は殻ですので、神が頭から角として生えているわけですね。私は不細工ですから、これぐらいがちょうどいいのかもしれません。だから彼女の毛が割れて、謎の触手が顔をのぞかせるのは、当然のことなのかもしれません。彼女は死んだ。あなたは私たち神の軍団相手によくここまで戦った物です。勲章ものと言えるでしょう。あなた以外の神獣は悲惨な末路を遂げました。急激に老化して死んだ者。宮沢検事に殺された者。その末路は皆、悲惨でした。どうですか。私はこれ以上にひどいことをあなたにする自信があります。私の隣にずっといるのはキング・ヘビーモスと呼ばれるリョナラーです。リョナとは女の子がダメージを受けているのを見て性的興奮を感じる人のことを言いますが、彼もその一人です。私の友人だったので、女形原罪を無残に拷問するのが楽しみだと言って連れてきました。かれはえげつないです。鼻の下にワサビを塗ったり、玉ねぎを目の前で切ったり、トイレットペーパーを巻き付けて水をかけたり、そして爪を切らせなかったり。まさに鬼畜の所業と言わざるを得ない人間です。かのプレイステーション・ビクターに匹敵する残虐さを見せて付けているでしょう。そんな彼の拷問に罹りたくなければ、私に土下座して、ラムネを殺して済みませんでした!!と300回唱えれば許してあげますよ。ちなみにここまで喋った4124文字はあなたの返事に関わらずダメージとして与えられるので、覚悟してください。まあどちらにしろあなたは公開させた後殺すので、もういいでしょう。ここでゲームをしませんか。私がじゃんけんで勝てば、あなたはグリルで焼かれます。あなたがじゃんけんで勝てば、あなたは七輪で焼かれます。このゲームに乗れば、あなたは焼かれるでしょう。しかしあなたの隠された炎耐性を私は信じていますし、その信仰心が揺らいだことは19年間生きてきて1度もありません。まあ、嘘です。話の続きです。実は今までの話の中嘘がもう1つだけあります。それは、地獄に関することです。私は未来からやって来た神なのですが、地獄の存在が失敗だったと思っている節がありまして、そのせいで地獄を作っていないと言っていました。私のいた地獄がどんなのかと言うと、地獄の便所の衛生環境がとてつもなく悪い。開発者の脳みそを開いてみたくなるほど、意味不明な構造をしていて、小便器が縦に連なっているんです。拷問は拷問、それ以外のことは、それ以外と言う原則を地獄は守ってきていたはずなので、もちろん不満が噴出します。さらに転生するという制度も問題でした。私の友達が超人気アイドルの娘として転生してしまったので、不公平だという声もちらほら。そうして起こった暴動に獄卒は対応できず、有能だった牛頭鬼もSNSがらみのトラブルでやめてしまっていたので、だれも暴動を抑制できないのです。地獄と現世のアクセスも充実してきて、どこでもドアのようなもので北極に行くより簡単になったといわれていました。その結果何が起こるのか。裁くことができないという事態です。私ももちろん、死んだことがありましたが、うやむやになって現世に戻ることができました。やはり善い状況とは言えない。だからこそ、私はこの失敗を踏まえて、地獄を壱から作り直そうと考えたわけです。そもそも地獄って言うのは罪の割には刑期が長すぎるのです。私は200犯のレイパーでした。しかし殺人罪を犯したはずの別の私の友達よりも刑が重いのです。彼は20人以上の人間を殺していましたが、私と刑期が同じでした。レイプ×10=殺人という方程式が成り立ってしまいますが、これはおかしい。いくらレイプしても減るものではありません。人を殺したら減ります。もちろん、処女は減るじゃないかという反駁があるかもしれません。そこで私のポリシーをお伝えしておきたいのですが、レイプで処女喪失に関して私は一切の性的興奮を覚えません。なぜならば、私が犯してきたマグロたちは処女だったからです。すなわち処女喪失の恐怖により無反応になってしまうわけですね。それはいけないことですよね。やってる側としてもあまりAVとかで見るような光景ではないわけですから面白くない。マグロを見るためだけに、苦労して船に隠れているのは不釣り合い。さすがに遠洋漁業に甚大な被害を与えすぎたのか、私も漁師たちに尻穴を拡張されたわけですが。今ではこんな風にムカデ人間が入るぐらいガバガ…………ん!?あいつがいないぞ!?……すみません。続けます。その漁師たちはもう死んでいたと思われます。私の性病がうつったので。もちろん私は性欲のまま行動する獣ですが、それと同時に悲しい人間でもあるのです。私は謎の病気の感染者で、生きていくのも不便でした。自分の境遇を周りに押し付けようとして犯行に及んだという一面もあります。まあそんなことはいいんです。とにかく重要なことは、地獄の量刑が重すぎるということです。クロマグロをレイプしても一応器物破損でしかないはずで、それで人間時間で2000年の拷問はひどい。労働量が多い超絶ブラックです。父親は国会議員になる夢を持っていましたが、マニフェストに地獄労働基本法草案を入れようか、と愚痴っていたほどですから。誰も地獄の仕事に行きたくなくなるのは当然のことでしょう。もうすこし、刑務所に行くような軽い感覚で地獄にいけるようにすれば、職員はもう少し来るし、亡者たちも不満も無いのではないでしょうか。とにかく私は地獄を作る際に考えました。まず、地獄の刑罰を大幅に減らし、さらに時間の流れを非常にゆっくりにして、人間世界時間で見てすぐ戻ってこれるようにする。そして、望むならばパワーアップ施設を作る。まあそんなことはどうでもいいんですよ。とにかく、この世界では死んだら無でしたから、地獄を作ったわけですね。あなたも地獄で反省すればよいのです。まあ、獣なので地獄にはいけませんがねえ。存在抹消と言う所がいいでしょうか。まあ私と羊村ラムネの出会いというのはかけがえのない物で、それを消したお前は絶対に許さないということはもう分かったでしょう?神と人間の関係についてお話ししましたが、神の中に人間がいるといっても、神と人間の魂は別物です。いうなれば、たまごの黄身と白身の関係。人間の体が殻で、魂が白身。そして神が黄身なわけですね。神と人間を切り離すことはできるのかと私も試行錯誤していました。私と私の神がずっとひっついているのも気持ち悪いし、おちおち自慰も出来やしない。考えあぐねて、無理やり引っ張りだそうとすると、死ぬぞ、と言われたわけです。私はただの人だと思っていました。しかし神の子だと聞き、喜びました。そして人は皆、神の卵だと知った瞬間、絶望したわけです。何度も言っていますが、私は不幸な生い立ちだったと断言できます。私を生んだ両親は、私を嫌いな奴に送りつけていやがらせしたい、という理由から私を生みました。私は欠損して生まれてくるようにドラッグやアルコールなど、妊娠中にいろいろされたらしいですね。私が欠陥品であればある程、私の送り先は苦労するでしょうから。で、送りつけられた先の牛山議員もなかなかのキチガイで、子供を根絶するとか言ってましたね。逃げ場を求めてインターネットで出会った友達も、私と合体したいとか言い出す始末。雪山で遭難した友達は殺人鬼になったそうですし。とにかく私がようやく神となるチャンスを得たのですから、今までの不幸は全てそのためにあったと思わざるをえませんね。やっと幸せになれた気がするんです。仲間ができた気がするんです。皆で協力して、何かを作るという作業がここまで楽しいものだとは、思ってもいませんでしたからね。だからこそ私たちは皆の力を合わせて、神話を作ろう、としていたのに、あなたが私から奪ったんです。イブを。私は物心つく前から犯犯犯犯していました。それは世界への渇望だったのか、単なる性欲を満たすためだったのか、赤ん坊ゆえの自己肥大だったのか、今になってはもう分かりません。赤ちゃんたちはいつも笑っています。その笑顔に癒される人間もいれば、殺意を抱く人間もいる。全く、赤ちゃんは見せる顔は同じはずなのに、それをどう感じるかは人によって違うとは、それはそれで面白いとは思いませんか?キング・ヘビーモスは親への愛情を捨てませんでしたが、その結果親によって消されました。はたして、無数のキング・ヘビーモスたちはそれで幸せだったのでしょうか?親の期待が、自分自身を殺すことだとすると、それは子に対して何を望んでいると解釈してよいのでしょうか?……空が明るくなってきましたね。私はこの夜明けに、大きな意味を持たせたいと思います。『空亡』と呼ばれる妖怪をご存知ですか。牛頭鬼である父親は本職でしたから、このような創作妖怪を出すとにわか扱いをされてぼっこぼこにベルトで叩かれたものですが、私は好きですよ。空亡。日が昇ると、妖怪たちがいなくなります。でももし、妖怪を消す太陽に見えるこいつも妖怪だったら?って話から生まれた最強の妖怪です。私は、私自身とラムネ、他の神を含めて、12の神を集めたいと思っているのです。私はこの空亡を神界に入れたい。そのためには、なりそこないである神獣たちを殺さなければならないわけですが。今いる神は、『飛躍』の神、『伝達』の神、『夢想』の神、『説話』の神の4体です。ラムネが夢想なわけですね。時間を巻き戻すのに、夢想とはこれいかに。単純に羊だから、ではあなたの冥土の土産にはふさわしくない。早い話が、人間は寝ている間、時間の感覚が狂う。それを利用した時間操作を行っているのです。すなわち時間そのものが、夢を見る。まあ別にこの設定には特に意味がないでしょう。そろそろ10000字ですね。あなたのHPはどうやら15000あるようですが、あなたはスマホをいじりながら歩いてくるだけなので、ぶつからないように移動すれば負けることはない。即死持ちと言えど、何も恐れるに足りません。ちなみにスマホで何を見ているのか気になるので、覗きこんでみたのですが、まとめサイトを見ているようですね。『神獣が全レス』ですか?あなたの他にもスマホを使いこなす神獣がいるということは参考にさせていただきます。まあ、あなたの罪をもうすこし詳細に語る必要があるようですね。ゲートウェイ効果。マリファナは何故禁止されているのか?それは他の薬物へとグレートアップしていく可能性があるからです。マリファナを吸ってもそれ自体は害はない。しかし他の薬物につながる可能性がある。だから禁止である。というわけです。歩きスマホにも同様の理屈があるわけですね。歩きスマホから、自転車スマホへ。自転車スマホから、自動車スマホへ。自動車スマホから、セグウェイスマホへ。どんどん悪質になっているのが手に見てとれます。だからこそ歩きスマホを撲滅しない限り、歩行者天国の安息は戻ってこないと言えるでしょう。確かにあなたは見た目は女子高生で、中に神が渦巻いているといっても、女子高生で、私のストライクゾーンではありますが、触れると死ぬ相手をレイプするのは不可能です。そして見られることで興奮するタイプの変態であっても、ずっとスマホを見ている女子高生をおかずにするのはレベルが高すぎるというわけですね。あなたはもうちょっと、同じクラスの男子におかずにされているのでは、という自覚を持った方がいいかもしれませんね。スマホに脳を破壊された麗しき女子高生、これを罪ではないと断言できる人間を、私はまだ知らない。まあとにかく、もうそろそろ終わりにした方がいいかもしれません。最後に1000文字ほど付け加えておくならば、この長い長い呪文はギネスには載せられないでしょう。なぜならば単純に卑猥だからです。悲しいですね。がっかりです。しかし中途半端に長い呪文を述べているだけの中二アニメには負けたいといえばウソになります。やっぱり、長い方がロマンがあるなら、究極に長くして見てもいいじゃないですか。新しいとは思います。新しいだけですが。………詳しい発動条件を言いますと、始点はわりあい適当なのですが、終わりをどうするかということなんですね。それは、フィリバスターという言葉を長く言い、その後、キャノンを強く言うと私の口からビームが放たれて、すべてを焼き尽くします。こうして私が喋っている間に炎の粒子が私の周りを浮かんでいるのが見えるとは思いますが、というか、スマホばかりではなくこちらを見てください。まあいいです。とにかくこの粒子が集まって私のフィリバスターの能力が使えるわけですね。まあ的にこれだけべらべらしゃべるのもどうかとは思いますが、この能力は中身は同じ内容を何度も繰り返さないという条件さえ満たせば、何をしゃべってもいいのが使いやすくて良いです。相手は始点が分からないので、実質長話していた相手が、いきなりフィリバスターキャノンを撃って来たと思うだけですから。まさかこの長話が攻撃のチャージだとは誰も思わないでしょう。ちなみにこのフィリバスターキャノンを避けることは不可能です。対象は常にロックオンされています。逆に言えば、喋り続けた場合、攻撃対象を変えることはできず、発射された場合、地の果てまで追いかける。だからあなたにもう照準を合わせているので、無駄ではないか、ということなんですね。諦めて降参しようがしまいが、あなたの死は決定したわけです。もっと早い段階であやまっておけば、痛めつけられずに済んだのに、さすがに現時点で威力は10000を超えているので、ただでは済まないでしょう。ずっとスマホを見ていて、話を聞かないのだもの。もう駄目ですね。まあ、フィリバスターキャノンを叫ばない限り、発射されないので、命乞いだけは聞いてあげてもいいですが。何かありますか。………なんですか?キング・ヘビーモス。喋りながら聞いてほしいのですか?分かりました。え、この子は耳が聞こえていない?イヤホンで大音量で音楽を聴くのが好きだから、耳が麻痺して聞こえなくなっている?だからこいつはラムネを殺そうと思って殺したわけじゃない?ほんとうにただ歩いていてぶつかっただけで、私の演説も全部聞こえていないだけだし、こいつに悪意はない?………そんなことはどうでもいい。ラムネも含め、他の神々は俺の仲間だった!!誰からも望んでくれなかった、俺を望んだ数少ない仲間だった!!だが、それを貴様は奪った!!だからこそ思い知らせてやる!!俺の怒りを!

まだ俺の詠唱は続いている!!

これはっ!!もう、どっちが正しいとかという問題ではないっ!!

難聴は免罪符ではないのだっっッ!!

怒りに身を任せっ!!最終詠唱っ!!『 外 郎 売 』より引用開始!!


拙者親方と申すは、お立ち会いの中に、

 御存知のお方も御座りましょうが、

 御江戸を発って二十里上方、

 相州小田原一色町をお過ぎなされて、

 青物町を登りへおいでなさるれば、

 欄干橋虎屋藤衛門、

 只今は剃髪致して、円斎となのりまする。


 元朝より大晦日まで、

 お手に入れまする此の薬は、

 昔ちんの国の唐人、

 外郎という人、我が朝へ来たり、


 帝へ参内の折から、

 この薬を深く籠め置き、用ゆる時は一粒ずつ、

 冠のすき間より取り出す。

 依ってその名を帝より、

 とうちんこうと賜る。

 即ち文字には、

 「頂き、透く、香い」と書いて

 「とうちんこう」と申す。


 只今はこの薬、

 殊の外世上に弘まり、方々に似看板を出し、

 イヤ、小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと、

 色々に申せども、

 平仮名をもって「ういろう」と記せしは、

 親方円斎ばかり。


 もしやお立ち会いの中に、熱海か塔ノ沢へ湯治にお出でなさるるか、

 又は伊勢参宮の折からは、必ず門違いなされまするな。


 お登りならば右の方、お下りなれば左側、

 八方が八棟、表が三棟玉堂造り、

 破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免あって、

 系図正しき薬でござる。


 イヤ最前より家名の自慢ばかりを申しても、

 御存知ない方には、正身の胡椒の丸呑み、白河夜船、

 さらば一粒食べかけて、

 その気見合いをお目にかけましょう。

 先ずこの薬をかように一粒舌の上にのせまして、

 腹内へ納めますると、

 イヤどうも云えぬは、胃、心、肺、肝がすこやかになりて、

 薫風喉より来たり、口中微涼を生ずるが如し、

 魚鳥、茸、麺類の食合わせ、其の他、万病速効ある事神の如し。


 さて、この薬、第一の奇妙には、

 舌のまわることが、銭ゴマがはだしで逃げる。

 ひょっとしたがまわり出すと、矢も盾もたまらぬじゃ。

 そりゃそら、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ。

 アワヤ咽、さたらな舌にカ牙サ歯音、

 ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、

 あかさたなはまやらわ、おこそとのほもよろを、

 一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ、

 盆まめ、盆米、盆ごぼう、摘立、摘豆、つみ山椒、

 書写山の社僧正、

 粉米のなまがみ、粉米のなまがみ、こん粉米の小生がみ、

 繻子ひじゅす、繻子、繻珍、

 親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親かへい子かへい、子かへい親かへい、

 古栗の木の古切口。

 雨合羽か、番合羽か、貴様のきゃはんも皮脚絆、我等がきゃはんも皮脚絆、

 しっかわ袴のしっぽころびを、三針はりなかにちょと縫うて、ぬうてちょとぶんだせ、

 かわら撫子、野石竹。

 のら如来、のら如来、三のら如来に六のら如来。

 一寸先のお小仏におけつまずきゃるな、細溝にどじょにょろり。

 京のなま鱈奈良なま学鰹、ちょと四、五貫目、

 お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ、茶立ちょ、

 青竹茶せんでお茶ちゃと立ちゃ。

 来るは来るは何が来る、高野の山のおこけら小僧。

 狸百匹、箸百膳、天目百杯、棒八百本。

 武具、馬具、ぶぐ、ばぐ、三ぶぐばぐ、合わせて武具、馬具、六ぶぐばぐ。

 菊、栗、きく、くり、三菊栗、合わせて菊栗六菊栗、

 麦、ごみ、むぎ、ごみ、三むぎごみ、合わせてむぎ、ごみ、六むぎごみ。

 あの長押の長薙刀は、誰が長薙刀ぞ。

 向こうの胡麻がらは、えのごまがらか、あれこそほんの真胡麻殻。

 がらぴい、がらぴい風車、

 おきゃがれこぼし、おきゃがれ小坊師、ゆんべもこぼして又こぼした。

 たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、

 たっぽたっぽの一丁だこ、

 落ちたら煮て食お、煮ても焼いても食われぬものは、

 五徳、鉄きゅう、かな熊童子に、石熊、石持、虎熊、虎きす、

 中にも、東寺の羅生門には、茨城童子がうで栗五合つかんでおむしゃる、

 かの頼光のひざもと去らず。

 鮒、きんかん、椎茸、定めて後段な、そば切り、そうめん、

 うどんか、愚鈍な子新発地。

 小棚の、小下の、小桶に、こ味噌が、こ有るぞ、

 小杓子、こ持って、こすくって、こよこせ、おっと合点だ、

 心得たんぼの川崎、神奈川、程ヶ谷、戸塚は、走って行けば、

 やいとを摺りむく、三里ばかりか、藤沢、平塚、大磯がしや、

小磯の宿を七つ起きして、

 早天早々、相州小田原とうちん香、

 隠れござらぬ貴賤群衆の花のお江戸の花ういろう。

 あれあの花を見てお心をおやわらぎやという。

 産子、這子に至るまで、

 この外郎のご評判、ご存じないとは申されまいまいつぶり、

 角出せ、棒出せ、ぼうぼうまゆに、臼、杵、すりばち、ばちばちぐわらぐわらぐわらと、

 羽目をはずして今日お出でのいずれも様に、

 上げねばならぬ、売らねばならぬと息せい引っぱり、

 東方世界の薬の元締め、薬師如来も照覧あれと、

 ホホ敬って、ういろうは、いらっしゃりませぬかぁ。引用終了ッ!!

 

……ラムネの!!苦しみをッ!!怒りを知れェ!!

フィリバスタァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

キャノォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」


轟音が鳴り響き、あたり一面に仮初の夜明けが訪れます。


放たれたフィリバスターキャノンが、ノルウェイの森を焼き払いました。


その痕は、まさにかのツングースカのようではありませんか!!


六式原罪に11536ダメージ!!


ミノル「怒りのあまり、文字数計算に狂いが生じた………!!」


彁「我が殻よ。焦りすぎだ。仕留め損なっているではないか。」


ラムネ「そうそう。怒りすぎ。」


ミノル「!?」


ラムネ「たしかに即死攻撃は時間を巻き戻す暇もなかった。」


ラムネ「けどね、こう言う時の為に地獄作ってたんじゃないの?」


ラムネ「私に宿っていた神は死んだけど、人間としての私は地獄帰りってわけ。」


ラムネ「だから今の私は、白身しかない状態ね。特殊能力も失ったわ。」


確かに、ラムネの中には触手を確認することはできませんでした。


ラムネ「そういうわけで適当な神をとっ捕まえて、私の中に吸収しないと。」


ミノル「良かった……生きてて!」


ラムネ「いやっ!!抱きつかないで!変態レイパー!!」


彁「おい。いちゃいちゃするのはそれぐらいにするのだ。この子をどうするか考えろ。」


ラムネ「………。明らかにこの華奢な子に11000ダメージはひどすぎ。」


ミノル「手当てするにしても、触れると死ぬならどうしようもない。」


彁「ふ。神の再生能力は高いから、そこまで心配しなくてもいい。死んでなければな。」


六式原罪の傷はすぐに癒え、立ちあがりました。彼女はスマホを見せました。


『私は大丈夫です。ごめんなさい。羊のお姉さん。前をよく見てなかったので。』


ラムネ「ケータイ……ケータイ……あった。入力……と。」


ラムネ『謝るべきはこっちだよ。うちの牛男が迷惑かけてさ。』


『それでは失礼します。これからはちゃんと前も向いて歩きます。』




皆、神界に戻ってきました。


ラムネ「いいこと思いついた!駲!六式原罪のLINのID調べて。」


駲「僕が事前に調べていないと思っていただも?既に情報はあるだも!!」


駲の殻「麻薬日帝と呼ばれたこの宮沢、女の子のID収集に抜かりなし!」


ラムネ「ありがと!じゃー彼女誘って、グループライン作っとくからね。」


ミノル「LINで会話するのか……。」


ラムネ「あの子、触れると死ぬから、手話とかはたぶん無理でしょう?」


ラムネ「だから意思疎通はSNSになるのかな。味方にすればたぶん大分強いよ。」


ミノル「触れたら死ぬ。人間機雷とは自分ながらよく言ったものだ。」


ラムネ「じゃあ私は、新しい黄身を探してくるから待ってて。しばらく抜ける。」


ラムネがいなくなりました。


ミノル「神獣って、理性がなかったのでは?」


彁「この子の場合、理性があってもそれを表現する手段はスマホだけだった。しかも触れると死ぬという恐ろしさから、誰も彼女とコミュニケーションを取ろうとしない。だから人々は理性がない物として扱っていたのかも知れないな。24時間町を徘徊している人間機雷を恐れるのも無理はない。彼女は仲間が必要だったのだ……。よし。ミノル。我の言う通りに入力しろ。」


ミノルは驚くべき速さでフリック入力します。


彁&ミノル『お前は今日から神の仲間入りだ!神としての名前は……そうだな。閠だ!!』


ミノル「直球ですね。」


みつ子『すみませんが、どちらさまですか?そもそも神って……?』


彁&ミノル『神ならば、些細なことを気にするべきではない。アカウント名を変えるのだ。』


閏『分かりました!こうですか?』


ミノル「この子、素直すぎます!ですが……」


彁&ミノル『惜しい!それじゃあ「うるう」だ!王じゃなくて、玉だ!』


閠『コピペしました。これからよろしくお願いします!』


ミノル「こんなにあっさり仲間になるなんて……あ、別の着信です。」


『深淵✛ヘビーモス☆王✛深淵がグループ「リョナ同好会」にあなたを招待しています。』


ミノル「通報っと……。」



彁「さて、ミノルよ。残るは七式、八式、九式だ。ここからは辛い戦いになるだろう。今回の戦いから学ぶことは多い。感情を込めて話すのは確かに良いスピーチにはなるだろうが、時間感覚、文字数感覚が狂う。それはいけないことだ。上位の神獣と戦う際には、これは命取りとなる。なんせ、一度発射すると同じだけの冷却期間が必要なのだからな。」


ミノル「……以後、気をつけます。」


ミノル(センチピート……。一体どこに行ったんだ……?)


神界からは一人抜け、一人入りました。


この無駄話物語は、一体どのような方向へと進むのでしょうか。


つづく。




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